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テーマ:相撲(2053)
カテゴリ:スポーツ全般
久々に大相撲の千秋楽なんぞに食い入ってしまいましたが、その前に。。。
例の朝青龍のサッカー騒動後、謹慎や2場所の休場中はあれだけ叩きまくってたマスコミ各位の、掌の転がし様ったら何なんでしょうか。 まぁ根っからの大相撲ファンの皆さんが、何とか2横綱時代に期待するのは解るし、復帰する事で面白くなればと思うのも解る。 その期待の顕著な現われが、今場所チケットの飛ぶような売れ行きなんでしょうが、その流れを受けた途端、コロッと返す返す。 特に、週刊誌で『朝青龍・八百長疑惑』を書きたてた、あの変な(あくまでも個人的印象ですが)記者は、どこへ雲隠れ? 本当に、こんな事をしてるから、日本のスポーツマスコミは信頼を勝ち得ないんだよなぁ。。。 なんて世の中の喧騒を横目で見ながらの14日間。 結果はニュースでしか知らなかった物の、やはり2場所休んだとはいえ、ケガでもない限り(巡業を休む原因の、どこだかの骨折とか心の病気は全く信じてないもんね)横綱ってのはそうそう負けないもんだなぁと思いつつ。 それと相反するような、大関陣のふがいなさ、、、 バカバカしくなってくるので、割愛、、、 とうとう、千秋楽にテレビの前に早々と陣取る親父の背中には逆らえず、一家での観戦となりました。 それにしても、時間前のにらみ合いから、迫力ありましたねぇ。 幾分、白鵬の方に緊張感がある様にみえておりましたが、時間前、最後の仕切りのから引き上げる時の、朝青龍の見得 ![]() 呼応するような観客の歓声!! 後の対戦は皆様ご存知の通り、平成の名勝負と言えるほど、恐ろしいほどの力相撲! こんな名勝負は、最近、なかなか見られませんでした。 そのくらい良い勝負だったと思います。 ![]() 勝って2場所連続優勝の価値を証明した白鵬。 負けて尚、強さを知らしめた朝青龍。 この二人が、日本人じゃないってのが本当に悔しい限りですが、まぁ素晴らしい取り組みでした。 それにしても、立会い前の朝青龍の見得には色々考えてしまいますねぇ。 あの緊張の場面。 もちろん、この14日間で自分に対する風向きが大分変わって来てるのは感じてるんでしょうが、その中で、あえて観客さえも威圧するような大見得。 うがった見方なんですが、自分なりに思うのは、あの瞬間、朝青龍は全身全霊で悪役を全うする覚悟で、見得を切ったように感じました。 もちろん、この騒ぎで自分が悪役とされているのは感じてはいるでしょうけど、反面、相手の白鵬も言えば同郷のモンゴル人。 2場所休んで苦戦は免れないと思われてた横綱の前に、日本人力士たちは次々と苦渋をなめていく、、、こんな微妙な空気の千秋楽を、あの見得一発で、善玉対悪玉の頂上対決という、最も解り易く燃えやすい姿に変える意図があったんじゃないかと感じてしまうんですよ。 それゆえに、あの興奮があったんじゃないかとね。 それくらい、あの見得は異なる物でありながら、エンターテイメントとして見た上で、これくらい効果的な演出は無かったんじゃないかと感じました。 思えば、現理事長の北の湖親方も、現役時代はめちゃくちゃ強いくせに生意気で悪役的な役回りが多く、それゆえに相撲人気が盛り上がったって時代でしたからねぇ。 そう考えると、無為な振りして平成の悪役・朝青龍をのさばらせている大相撲協会の意図も、そこら辺にあるんじゃないかと勘ぐってしまいました。 あ~それにしても、良い相撲だったなぁ。 あとは、やくみつるがどんな事をほざくか、凄く楽しみであります。 ![]()
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最終更新日
2008年01月29日 22時42分04秒
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