昨晩のＯＦＦ会

としたぬさんからの電話を受けながら

「便利な時代になったもんだ」

と話をしていた。

午後６時に麹町で、とかなりアバウトな約束をし

携帯で連絡、そこの道をそっちに行って

と案内して会える。携帯のない時代

そんなに昔の話じゃないが

人と会うのにどうしていたろうか。

何時にどこの交差点の脇に何とかってお店があるから

とか、駅なら＊＊出口のとこ

とかかなり厳密に指定して

しかも時間に遅れても　駅の伝言板に書くくらい

連絡方法は限られていた。

たとえ遅れてきても今なら携帯、携帯メールでちゃんと初対面でも

会える。これは画期的だ

そもそも、初対面で他人と会うというコンセプトが

プログだのＳＮＳ（ソーシャルネットワークサービス）だの

無料で特に技術もいらずＨＰに書き込みやって

というものが現れるまでは存在していなかったと思う。

都市には大勢の人がいるし、行き返り通勤電車の中でも

多くの他人を回りにみているが、それぞれがどんな人かなんて

わかるわけもない。（見かけでわかるのもいるか）

ところがプログだのＳＮＳだのは大量にどんな人かは知っているが

あったことのない人を大量に作ることができるシステム。

こんなネッ友ができたら会いたくなるものだが

初対面でも、初対面のような気がしない。

コンピュータにつきあって四半世紀がたつが

これほど社会を変えるとは思っても見なかった。

向こう四半世紀　じじいになった時の世界を

想像すると楽しいような、おそろしいような