2006/01/18(水)01:11
めっちゃ悔しい。
今日はとってもショックなことが起こりました。。。
ひさしぶりに悔し涙を流しました。
火曜日はカテキョの日です。
私の生徒は受験生で来週から入試が始まります。
生徒が1年の冬から指導を始めて、
目標の公立高校目指してずっと勉強してきました。
3年生になってメキメキと成績があがり、
目標達成も夢じゃない感じになってきたとこです☆
今日もいつもどおりに指導を終え、帰る準備をしていたときに
「私、私立に行こうと思います。」って生徒に言われました。
え?!ちょっと待って?!
ビックリしすぎて声も出ませんでした。
私たちが住んでいる神奈川の公立高校の入試制度は
前期(内申と面接)と後期(内申点とテスト)の2回チャンスが与えられているようです。
私の時代は面接なんて制度なかったのに・・・(;´Д`A ```
生徒は前期も後期も第一志望の高校を受ける予定でした。
しかし、後期は受けないで公立は前期だけ受けて、
あとは私立の選抜クラスの受験をすることに決めたみたいです。
たしかに前期は内申点の割合が高く、
生徒の成績では受かってラッキーくらいの高めの学校なんです。
だから前期はダメもとで受けて後期の筆記で頑張るつもりだったんです。
でもそれがかなりの本人のプレッシャーだったみたいです・・・。。
追い込みの時期なのに勉強しててちょっとでもつまづいてしまうと
「もうダメだ」とネガティブになってしまうのです。
それが精神的にもかなりきつくなって、
食事ものどを通らなくなってしまったり寝れない日々が続いていたようです。
生徒の両親もそんなわが子を見るのがつらかったのだと思います。
家族や学校と塾の先生などと話し合って、
ムリして勉強頑張ってカラダ壊すなら公立の後期はやめて私立に入る方がいいと決めたようです。
後期試験まであと1ヶ月なのですが、その1ヶ月がもたなかったみたいです・・・。
指導を始めて2年、
私はなんとしてでも志望している公立に受かってもらいたいと
一緒に頑張ってきました。
でもそれはなんの力になったのでしょうか。
私はなにもできなかったと無力だった自分がすごく悲しいです。
そして、めちゃくちゃ悔しい。
今までずっと頑張ってきたのに直前になって受験しないなんて・・・。
「あと1ヶ月なんだから頑張りなよ!!」ってすごく言いたかったけど
言えるわけありませんでした。
今まではなんだったんだろう、私はなにをしてあげれたんだろう。
生徒ももっと成果を出していればそんなプレッシャーを感じる必要はなかったんだと思います。
成果を出してあげれなかった、私の指導だったから生徒は自分の成果に悩んでいたのだと思います。
他の先生だったら、
もっといい成績になって志望してた公立高校を受験できたんじゃないかなぁって思います。
そんな自分が申し訳なくて、情けなくて、帰り道泣いてしまいました。
生徒の親御さんも
「私立の方が大学受験対策してくれるしこっちの方がいいのよ!」とおっしゃってくれました。
生徒も私立に入ることを決めてスッキリして元気になったみたいです。
私は生徒と親御さんの前では「そう決めたならしょうがないよねぇ。ムリしてカラダ壊すのはよくないもんねぇ。。。」と言って受け入れました。
でも悔しくて悔しくてしょうがなかったです。
私は去年指導していた生徒も公立を受験させることができなかったんです。
だから今年の生徒は私にとって最後の生徒でもあるし、
公立に入れるようにより一層指導に力を入れていたつもりです。
でも今年もできなかったようです。
ダメな先生でごめんなさい、なかなか成績あげてあげられなくてごめんなさい。
とりあえず、公立の前期は受けるのでそれで受かってくれたら本人にとってイチバンいいんですよね。
私立がダメって言ってるわけじゃ全然ないんですが、
やっぱずっと目指していた高校に入ってもらいたい。
そんなわけで私の指導も来週で最後になってしまいました。
最後の悪あがきじゃないけど、
私立対策の指導をしっかりやるつもりです。
そして、めっちゃ悔しいけど、
どんな結果であっても
心から「おめでとう」って言えるように、
最後くらいはしっかりした先生にならないと。