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ある人気職業の女性から聞きました。
今の仕事を辞めて、留学しようかな。 今の仕事を辞めて、専門学校に行こうかな。 同じようなことで悩むんですね~。私も経験があります。 仕事を始めて3年目。ン十万もする『米国公認会計士講座』に 申し込んで、今は実家にダンボールの山がそのまま…(涙)。 あれを申し込んでいなければ、今頃は、もう少し楽な生活が… あ、いやいやっ、そんなことをグチろうと思ったのではなくて(笑)、 原因を考えてみたんです。 どうしてそういう方向に走ってしまうのか。 きっと、これではないでしょうか? 『今やっていることでは、将来に不安を感じるから』 だから、留学や資格などに飛びつきたくなる。 イメージしやすいんですよね、留学や資格って。 「能力があるぞ」ということがわかりやすい。 それを取っておけば、人生が安泰のような気がする。 でも、実際は違う気がしたんです。 実は、もっと近くに大切なものがある。 気づいていないだけで。 その大切なものとは、 『資格のような形では計れない、 仕事をしながら身につく能力・技術』。 私は、教員を辞め、違う仕事をしてみて、 初めてわかりました。自分がやってきた仕事が、 他の仕事において、どう役立つのか、ということ。 まさか、毎日書いていた学級日誌が 文章のトレーニングになって、 中国でのビジネス展開の鍵になるとは、 思ってもみませんでしたからね!(笑) その他、部活の指導、学級運営などなど、 いろんなところで役立ちましたもんね。 しかも中国でも。 私の場合は、辞めてから気づきましたが、 このようなことを、辞める前から意識することができていたら、 きっと、また違う意欲を持って働くことができたと思います。 「この仕事は、この能力を鍛える意味があって、 その能力は、他の仕事のこの部分にも役立つんだ」と。 ただ今だけの仕事ではなく、『人生において役立つこと』と 思えば、絶対にしっかりとやりますもんね。 ただ、そのような能力をどうやって分類するかが、問題。 元進路指導教師としては、何とかわかりやすい形で 若い人に伝えてあげられたらなぁと思っていたんです。 ところが、なんです! 偶然、ある方から薦められた本がそんな内容だったんです! 『仕事のための12の基礎力』 大久保幸夫著 日経BP 面白いです~、この本。 どの仕事ででも必要とされる12の基礎力が、 習得すべき年齢別に書いてあるんです。 学校現場でよく言われていたんですよ、、 『生きる力』って。あ、でも、役人が言っているのは、 なんだかよくわからない玉虫色の表現でした。 でも、この本は具体的で、大変よくわかります。 人生において身につけるべき力をハッキリさせること。 これは、転職が多いこの時代の一つの指針となり、 とても重要なことですよね! これにプラスして、自分の好きな分野を絞り、 その分野での基礎となる力を考え、身につけるようにすれば、 きっと鬼に金棒。 あ~、教師のときに、こんな感じで 高校生に説明できていたら、よかったのですが…。 いやいや、後悔しててもしょうがない。 これから、人材トレーナーとしての仕事で 役立ていけばいいんですよね。 よし、頑張りたいと思いますっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月19日 01時07分42秒
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