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先日、金曜日にお会いした方は、
日本製品を中国で販売する仕事の方。 やはり、中国人社員の教育や、 コミュニケーションには、特別に 努力されているようでした。 お話をしていて思ったのが、 やはり、『言い聞かせること』が 大切なんだな、ということ。 年末にお会いしたプロジェクトマネージャーの方も 同じようなことをおっしゃっていたのですが、 『社会人教育が十分でない』ということが、 課題になっているのかな、という感じがしました。 もう少し、具体的に言うと、 『学生から、社会人への切り替えが、 上手くいっていないのでは?』という感じです。 例えば、仕事をちょっとやっただけで、 向き不向きをすぐに決めてしまう。 また、仕事以前にも、学生の時点で、 「自分の専攻した分野=自分は即戦力」であると 自信過剰になってしまっているフシがある、と。 また、逆に、「好きだからこの仕事をやってます!」 という気持ちは素晴らしいけれど、お客さんに見せられる レベルには、なかなかならない、などなど。 もともと中国では、実力主義で、即戦力を採用し、 社内であまり教育をしない会社が多いんです。 (サービスが良いと思われているところでも、 意外にそうだったりするので、驚きます) でも、それは、「社会人として仕事に責任を持つ」 ということを深く考えないまま、仕事をしている のかもしれません。 私は、それが、短絡的に仕事を(転職も)決めてしまう原因に なっているのでは?、なんて疑うようになってきました。 だって、理由をちゃんと話して説明すると、 意外によく従う、とも、よく聞くからです。 この方も、毎日社員にこんな話をしているそうです。 「入社して、ちょっと仕事しただけで、 この人が上手いとか、自分は向いてないとか、 そんなの評価にならないの!それは、友達どうしの レベルで言っているだけでしょ?マスターするのに時間が、 かかっても、すごく上手くなる人もいる。 3、4年やって、他の仕事も一通りやってみて、 それで、初めて向き不向きがわかるのっ!!」 そう言って新しいことに挑戦させると、 意外に上手くいったりするそうです(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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