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カテゴリ:中国人はこんな感じ
ある日本人の方が、ボソッと言った言葉に
考えさせられてしまいました。 「日本人って、入社前に会社のことを考えるじゃないですか。 中国人って、入社後に会社のことを考えると思うんですよ。 『入ってみたけど、さあ、これからどうしようか?』って。 日本人は、会社研究をするけど、 中国人はそれが少ないと思うんです。」 中国で研修の仕事をしていて思うのですが、 やっぱり、中国人の方(特に会社員)の仕事観って、 日本の契約社員やパート・アルバイトに 似ている気がするんですよね。 最初から、終身雇用をあてにしていないし、 他に給料の良い仕事を常に探してますし、 あまり、会社に対して帰属意識がない。 こういう状況に対して、 「中国人は、『就社』ではなく、 『就職』するんです」 というふうに説明してある本もありますが、 なんか、ちょっと違う気がするんですよね。 というのも、『職人』を目指す人が少ない 感じがするからです。 転職の際に、職種も、ガラッと変えてしまう。 また、みんな、いつの日か、 現場の『職』(=仕事)を人に完全に任せてしまって、 自分は指示だけして儲けることを夢見ている。 中国人の友人が、 「いつか、自分で服屋をやりたい!」 と言うときは、大部分の人が、 自分が店頭に立つことは考えてないことからも そんな気がします。 ということは、『就職』も、していない。 結論としては、こういうことなのかもしれません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 仕事に楽しみを見出していない ━━━━━━━━━━━━━━━━ 『就社』の楽しみ(一人ではできないことをみんなで実現する)も、 『就職』の楽しみ(一つの仕事を極める)も、 誰も教えてくれないから、なのかもしれません。 ということなので、 やはり、 今の自分のやっている仕事は 価値があるはずだっ!! と自分で自分を励ますのでした(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月26日 01時28分04秒
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