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2005年12月17日
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ある研修のあと、
総経理さんに研修の報告をしていたときのこと。

そのときの報告は、
決して良い内容ではありませんでした。

こちらも、少し、
眉をひそめながらの報告。

すると、総経理さんから
こんな反応が。

「あっはっは、しょうがないよ、あいつは。
 高校卒業して3年間も同じ仕事してるんだから。
 環境を変えてあげれば、違うものが見えてきて、
 学習する気も起こってくるんじゃないかな?」

ヒステリックに
クビにするなどと考えるのではなく、

どうしたら生きてくるか、
をスタッフのことを思いやりながら考える。



 『中国は、圏子(チュエンズ)の文化なんです』



という話を聞いたことがあります。

『圏子』というのは、グループの意味で、
日本の『仲間』よりも、もっともっと強いもの。

で、中国人との人間関係は、
このグループに入れてもらえるか、
つまり、「身内として認められるか」で
全然対応が変わる、という話だったんです。


この話を聞いたときの私は、

「自分は、どう中国人たちの圏子に入っていけるか?」

だけを考えていました。

でも、今回の総経理さんの話を聞いていて、
ふと思ったんです。



「先に相手を自分の輪の中に入れるからこそ、
 相手も、自分を圏子の中に入れてくれるのでは?」
 

と。

トップの懐の深さがあったから、この施設、
安定してやってこれたんですね。

当然、厳しさも必要なのですが、
「仲間なんだから」という意識も必要だ、と。

そういう気持ちって、
外国人どうしでも伝わりますもんね。





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最終更新日  2006年01月03日 00時49分39秒
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