|
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日来た20代の患者さん。
前回は3月半ばに初診で来院した人。 その時の検査で淋病ということがわかっていたのだが、それっきり来院していなかったので、当の御本人様はそのことを知らなかった。 今日来てみると、なんと悪化している。 症状としてはそれほどの自覚はないようだが、尿検査では明らかな感染所見がある。(前より重症化) 薬を飲んで、一時は症状も治まっていたのだろう。それで治ったと思って来院しなかったのだと思われる。 そしてその間、自分では治ったと思っていたのだから、当然性交渉を持っていた。 ということは・・・。 そう。他の人にもうつしてしまっていた訳です。 先生は診察室で、結構キツイ口調で話していた。 「問題なのは、誰からもらったのかということと、誰かにうつしてしまっているのではないかということだ。」と。 「もらった相手とセックスすれば、当然またもらう。治ってないのにセックスしていれば、当然誰かにうつしている。」 「自分だけでなく、相手も治療しなければならない。」 診察室から出てきたその男性は、真っ暗闇。 自分では性病だという自覚がなかったというのだから、それは大きなショックだっただろう。 日々医院で似たような患者を見ていると、男性の尿道炎のほとんどが性病であることは容易にわかる。 私の中では常識といえるほどだ。 でも、世間一般ではそうは思っていないらしい。 今日の患者さんもその一人。 男性の尿道炎は、たいてい性病だよ! そして、病気はちゃんと治しましょう! 治ってからセックスしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.04.28 22:52:38
|