ニンニキ日記日記

2011/07/17(日)14:08

ワタシが見た仙台

大人の社会学(26)

また絶対に行く! 東京出張に合わせて仙台へ行ってきた。 やっぱり自分で行って、自分の目で見なきゃわからないものですね。 仙台の街は元気でした。今は復興バブルで景気がいい、なんて言われているようですけど、たしかに昼も夜も人が多くてパッと見は元気でした。 クルマで少し中心街から離れると、マンションが地盤沈下していたり道路がデコボコしていました。 仙台空港まで行くと、道路に沿って廃車の山が延々と続きます。 でも、初めて見た私にはただのスクラップの山に見えて実感がわきませんでした。でも、空港に着くと一転しました。まず、空港横の工場らしき建物には扉が一切ありません。道路標識は曲がったままです。 さらに走ると、なにもないさら地の中にポツンと扉や窓を全て失った家や、ひしゃげたクルマが残っていました。松の木は根っこから抜け転がっています。海水がいまだに溜まったままでした。 さすがに津波の凄まじさを感じずにはいられなかったです。でも、友だちは相当きれいになったと言っていました。 5月の時点では、ガレキの山がほぼ手つかずの状能で残っていたそうです。 テレビで垂れ流されている映像を観ているだけでは、本当のことはやっぱりわからないなあと。 テレビの情報にはそうとうフィルターをかけて見ないと、権力者の都合のいいほうへ煽られて、本質が見えなくなってしまう。 それが結果として真の復興の妨げになるんだよな~、って思いましたね。 続く

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