2005/06/08(水)11:15
お江戸・最後の日
原宿住まい 最後の日
めいっぱい はりきって つめこんで 楽しんじゃってる
朝起きて 木の絵 を描いた。
その絵はこの日記に書いた、しあわせの木
とりやひとや蝶や虫や風や、はいかぶり猫まで遊びにくる 海辺のやさしい木だよ。
絵ができたら、絵が教えてくれたことがあって。
とっても うれしくて 泣けてきた。しあわせだった。
10時半から 最後の出版社さんへ向かった。
RHの編集ご担当の女性はお優しいかたで、わたしの絵を丹念に見てくださった。
mauiでのスケッチ絵日記を 気に入ってくださって、そのことが私を嬉しくさせた。楽しいお話がはずみ、こんな素敵な人たちと力をあわせて仕事ができたら幸福だろうなと思った。
帰り道、美しいカトリック教会をみつけて
静な時を過ごした。
ステンドグラスのガラス絵の緋色や紺青が陽に透けて美しい教会だった。
千駄ヶ谷の駅にもどり
鳩の森神社を 通りぬけて
お参りを する。
この ひとつきの めまぐるしくも美しく楽しい日々を
彩ってくれた自然の花や風、笑顔をかわした人びとのお顔 が目に浮かぶ。
ありがとうございます。心から感謝をこめて 手をあわせた。
さよなら。
初夏のとうきょう。
少しだけ感傷的になり 少し泣いた。
あぁ 泣き虫は なおらないな。
オークハウスにもどり ぴたパンに野菜とチーズ、オリーブを詰めこんだ
おいしいサンドイッチを頬張った。
ダイニングテーブルにつく むかえには たまちゃん。
この笑顔、 この「ごはん・ごはん♪」の健やかな かけ声、たわいのない乙女な会話。こんな素敵な人たちに囲まれてほんとうに しあわせな日々、しあわせな私の人生よ。
午後から 銀座の”月光荘”へ
絵の具とスケッチブックを買いためて、次の旅路への旅支度。
そのあと 絵を教えて といってくださった女性とお出会いする^^
かわいらしいかたです。絵の道具はいっぱい持っているのに、うまく描けないとおしゃっていました。
ゆっくり からだをほぐしながら、彼女しか描けない線や色がみつかればいいな・と想いました。メニューができたら また お伝えしますね。
そのあと そのあと
実はまだまだ することがあり ミシンをお返ししにでかけたり
まだ 作品をちくちくしたりしたりして
荷物を整理いると
夜が 明けてきました。
おお。お江戸最後の一日はとびきり長い一日。
そして私はまた行ってきます。
新しい人、新しい場所。
待っててね^^
mahalo