私の出産記
こんにちは♪今日で、いっくんが産まれて「10日」経ちました。この10日間は何だかあっという間でしたね~。ウチ半分は入院していたんだけど、入院してた方が何かと行事も多くて忙しかったような。。。家に戻ってからは自分のペースで色々出来ているので、凄くラクになりましたただ妊娠期間中のように、自分の時間っていうのは明らかに減り、全てがいっくん中心になりました♪1にいっくん、2に家事&旦那さんの事、3番目にやっと自分の事となるので、ブログ&自分の趣味は後回しになってます。ブログの更新がかなり不定期だけど、お付き合い頂ければ幸いです今日は、忘れないうちに自分の「出産日記」を書いておこうと思いまして。。。10日前の記憶を辿ってみました。おしるしが来たのが2月13日の朝10時。この頃から、お腹と腰の辺りが重い感じになり始めました。生理が来る前のような感じって言えばいいのかな??この夜主人は、心配して早めに帰宅してくれました。で、おそらく最後になるであろう「妊婦姿の私」をカメラに収めました。お腹がだいぶ下がってきてるのが分かりますか?2月14日の夜中2時半頃、変な夢で目が覚めた私。何故か「大家族」の朝ごはんを作らないといけなくて、冷蔵庫を覗くと、卵とお徳用のウインナーがあった。それを今から焼こうと袋を取り出した瞬間、誰か(多分旦那さんだと思うんだけど。。。)が私のお尻を叩いて「頑張れよ!!」と言った。その瞬間、お尻の辺りが何か濡れたような感触が。目覚めると、下着がビショビショ。。。しかも血が凄く混じっていた。「破水??」でも・・・量が少ないけど。。。と思いながら下着を取り替える。すると間もなくして生理痛のような痛みが来た。「あ。これが陣痛か。。。」時計を見る。すでに10分置き。でも、もう一度10分経つまで待ってみる。3~4回10分置きが続いたので「間違いない!」と思い、病院に連絡。主人を起こして、病院に連れてってもらいました。夜中という事で、車も殆ど通ってなくて病院まで10分くらいで到着。その間も陣痛の波が押し寄せてきていて、時々車の中で「痛い~~~~!」と叫んでしまった。病院に着いてすぐに「入院手続き」をしたところで、助産師さんが車椅子を持ってきてくれた。病棟に着いてすぐに診察。まずは本当に破水してるかどうかを調べるのと、「子宮口」がどれくらい開いてるかをチェックされた。すると、「破水」はしてなかったらしい。でも、子宮口はこの時すでに「8センチ開大」!!先生に、「家でかなり陣痛を我慢したでしょ~?」って言われたけど、自分の中ではそんなに我慢したつもりは無かった。それからすぐに「分娩室」に案内された。「え?いきなり分娩室??」ととまどいながら、ベッドに横たわる。この時の陣痛の痛みにはまだ余裕があって、教えてもらっていた呼吸法でいきみ逃しをしながら子宮口が開くまで待っていた。しばらくすると、隣の分娩室からうめき声が聞こえ始めた。「ウ~~~~~~~。ウ~~~~~~~~~~~。」と、とてもリアル。。。その後すぐに赤ちゃんの鳴き声と「おめでとうございます!!」の声が!!あ~。隣で赤ちゃんが産まれたんだ。。。と人の出産を始めて聞いて、「自分もあと少しで赤ちゃんに会えるんだ。。。」と思っていた。分娩室でいきみ逃しをしていると、●●さん、急患が来るので一旦「陣痛室」に移動してもらっていい?と言われ、自分の足で「陣痛室」へ移動。その前に「採尿」してください。と言われトイレに行った。トイレから帰り再びベッドに横たわり、いきみ逃し。。。この時もまだまだ余裕はあった。助産師さんからの質問などにも答えられ、「最後まで頑張れるように、甘いものなどを口にしておくように」と指示される。私が持ってきていたのは「ゼリー飲料」と「チョコレート」。チョコはどうしても受け付けなくて、ゼリー飲料を口に含んだ。しばらくして、いきみ逃しも難しくなるような陣痛が襲ってきた。この時「子宮口が10センチ開大」!ここまでは凄く早いペースで進んでいて、助産師さんにも「初産にしては早いよ~」と言われていた。時計を見ると、午前8時10分でした。ところが。。。子宮口は開いたんだけど破水をしていない為、赤ちゃんが降りてこれない。それから破水を待つ事、3時間。。。11時35分にようやく「破水」。生暖かい水が溢れ出て、ベッドも服も全部がビショ濡れになりました。助産師さんが慌てて、シーツを取り替えようとしていたが、間に合わず。陣痛が来るたびに水が溢れてきました。先生が、様子を何度か見に来てくれるんだけど、破水をしても赤ちゃんを降りて来ず、とてもシンドイ時間が続きました。陣痛室で呼吸法をしつつも、もう上手く出来なくなっていた。そんな時、「じゃぁ分娩室に移動しましょうか。」と言われ、起き上がる。ところが。。。もう一人妊婦さんが歩いて分娩室に入り、「ゴメン!この人が先!」と言われ、一気に力が抜ける。。。再び「陣痛室」に逆戻り。このままだと「陣痛室で産んでもらうかもしれない」と助産師さんに言われる。どうやら、出産ラッシュのようだ。私が次に入る予定だったのだが、近所の助産院からまた妊婦さんが運ばれてきた。これで3人目。。。私は一体いつになったら「分娩室」に入れるのか。。。と気が遠くなっていた。お昼過ぎ、「お待たせしました!じゃぁ分娩室へ」と言われたが、この時すでに自分の足で分娩室に行く事は出来ず、ストレッチャーに乗せられ運ばれる。「分娩室」に入って、再び「陣痛」と向き合う。「あ~~~~~~~~もうダメ!」などの言葉ばかりが出てしまう。。。しかし、赤ちゃんはまだ降りて来ない。先生に「赤ちゃん大きめなのよね?だから降りてくるのも時間がかかってるんだよね。」って言われました。分娩監視装置から出て来るグラフを見てると、陣痛の波もまだまだ不定期だった。主人が腰を一生懸命さすってくれたり声をかけたりしてくれたが、もう耳に入らない。そんな事をしてるうちに妹が駆けつけてきてくれた。主人と妹がベッド脇で私を凄く励ましてくれていた。どうしてもいきみたくなる自分に歯止めをかけるように、「いきんだらイカンよ!赤ちゃんがしんどいよ~」って言われ我慢をする。声を出したくなくても声が出てしまう。。。「あ~~~~~~~~~~~~~!早く赤ちゃん降りてきて。。。」陣痛の波が来るたびに、天井の電気を見つめ必死に逃す。先生が診察をして、「微弱陣痛が続いててお母さんしんどいね。薬の力借りようか」と言って点滴をプラスされた。点滴の効果が現れて、陣痛が激しく襲ってきた。「じゃぁ。そろそろ分娩の準備を」と言われ、周りが慌しくなってきた。足にカバーのようなものが取り付けられ、踏み台?のようなものが設置された。「お母さん、じゃぁもう少し下に下りてきてね」と言われ、ズルズルとベッドの下方に降りた。主人が分娩室を出ようとした時、助産師さんが、「ご主人立ち会うんですよね?」と言われ、主人が「いえ。。。」と答えていた。しかし、「え?ここまで一緒にいたのに出るのですか?お父さんの98%は立ち会ってますよ?」と言われ主人は「じゃぁ。。。立ち会います」と答えていた。ちょっと予想外の出来事だったが、私は嬉しかった。妹が分娩室から追い出された。さぁ。いよいよ「分娩」の始まりです。と思ったら、「初産なので産道が固いね。ちょっと注射をするね。」と言われ、2回程痛みが走った。その後、ようやく「じゃぁイキんでみようか」と言われ、陣痛の波をつかんでイキむ。深呼吸して、吐いたところで「ウン」と少しだけイキんでね。とちょっと難しい事を言われた。赤ちゃんの頭が大きいので一気にイキむと裂けるらしい。1度だけ言われた通りにしたけどコツがつかめない。もうこうなりゃ裂けてもイイヤ!一生懸命イキんじゃえ!と「ウ~~~~~~~ン!!」と頑張ってみた。すると先生が「お母さん上手!上手!そうそうそんな感じ。」と言われた。なぁんだ。思いきりイキんでいいんじゃん!と思い、ここからは全身の力を振り絞る。「オヘソの辺りから斜め上を見るような感じでイキんでみてね!」と言われ言うとおりにしてみた。この時意外に冷静だった私。ライトの下には先生と助産師さんが3人程。そして分娩台の周りに3人程立っている人が居た。主人は私の肩の辺りで見守っていた。「ウ~ン」と3~4回イキんだところで股の間に何か挟まっている感じがしてきた。「あ。赤ちゃんの頭が出てきている」と分かった。「ご主人さん、よく見ててね!頭が出てきますよ!」と先生が言った。1回イキんで「頭」が出てきた。「お母さん下見てて!赤ちゃん出てくるよ!!ハイ頑張って!もう1回軽くね!」と言われ軽くイキむ。ズルっと言う感じで赤ちゃんが誕生!!14時27分。(分娩所要時間:12時間1分)「おめでとうございます!!!!お母さんよく頑張ったね!!」と言われて涙が溢れてきた。肩の近くで見守っていてくれた主人はすぐに私の顔と頭を撫でてくれた。赤ちゃんはキレイにされた後、私の胸にやってきた。胎脂の匂いが残るわが子を始めて抱いた瞬間、何とも言えない思いが込み上げて来た。赤ちゃんは暖かくてフニャフニャで本当に壊れそう。。。でも力強く泣いていて。。。この時の事を思い出すと、今でも涙が出そうになります。最初は「立会い」を拒んでいた主人も結果的には「立ち会ってよかった」と言ってました。胎盤も無事に娩出され、和やかな雰囲気の中「会陰縫合」が行われた。すぐに終わると思ったけど、ムリしてイキんだ為、やっぱり複雑に裂けた様子。30分~40分程かかった。2時間分娩室で赤ちゃんと主人と一緒に過ごす。主人は必死にカメラで撮っていた。グッタリしている私の写真や子供の写真。どれくらい撮ったのかな?2時間、分娩室で休んだ後ストレッチャーで移動。分娩室を出る前に助産師さんが「初のスリーショットを撮りますよ~♪」と言って写真を撮ってくれました。これは後でキレイな台紙とメッセージが付けられプレゼントされました。出産って大変な出来事だったんだけど、今はすでにその痛みすら忘れそうなくらい幸せな時間を過ごせています。本当にこのコに出会えて良かった♪これでこのテーマを卒業させて頂きますね