2010/04/28(水)08:40
「英語できるもん」を読みました
図書館で、私には珍しく英語育児本を借りてきました。
家族で海外に移り住んだ「現地での体験ルポであり、試行錯誤の記録として
読んでほしい」とあった通り、いわるるハウツー本ではなかったので、
とても読みやすかったです。
最近、主人から会社の○×さんの子供さんが2年海外に行ってペラペラになって帰ってきたみたいな話をよく聞き、やっぱり英語を話せるようになるには海外に住むのが一番手っ取り早いのよね・・・なんて今さらながら思ってたりしてたんですが。
でもこの本を読むと、海外に住んだからって話せるようになるのは幻想なんだなあと
感じました。
例えば、現地の学校に通っていていも、言葉のシャワーはたくさん浴びるけど、
周りが何を言ってるのか子供はわからないから、結局家で語彙を習得する努力をしていかないと、しゃべれないまま滞在が終わってしまうようです。
筆者のお子さんが、大人しいわけではないけど警戒心が強いノンに似たタイプ。
英語学習に向く性格は周りと気軽にコミュニケーションをとる社交的で積極的な
タイプだけれど、大人しい子でも静かに一対一で話してみたりすると在米2~3年にも
なれば英語に困ってる様子がないことから、焦りや不安はおいといて、お友達と比較せず、
とにかく気長にと書かれていました。
そんなこともお家英語のスタンスとしてとても共感できました。
アメリカ在住の国際結婚家庭のバイリンガルは、日本語を身につけさせるための切り札として、毎年子供達を日本に一か月ほど滞在させる、つまり日本への短期留学をさせるそうです。
日々切りつめても日本への飛行機代だけは捻出すると・・・
逆に言えば、日本の子供達も、リスニングの下地ができていて、留学やサマーキャンプを目標に英語学習を頑張るなら、勉強の成果が実際に英語圏で使える感激を味わえる。
たとえ3週間でも1カ月でも得るものは大きいのではと。
そこまで親が子供の英語に惜しまず応援出来る余裕があるならしてあげたいけれど、
実際には英語習得だけに大金をかけるのは難しいこと。
子供の英語の到達点をどこに設定するのか・・・
グアムに行ってから、そんなことをよく考えます。
やはり家庭の経済状態にかなり左右されますね~
この本を読んで、今のおうち英語で力を入れているインプットや音読、ネイティブアニメの
視聴など、どれも大切なことなんだと改めて認識できたのは良かったです。
わかっていても活字で読むと説得力が増し、インパクトがありますね。
音読もできるだけ毎日させないとと思いました。
とにかく、声に出すことで英語を話すことに口が慣れますもんね。
一方通行のインプットだけでなく、意味が理解できる英語のインプット(絵本の読み聞かせ)
も大事にしていきたいです。
そう思うとストテラはやはりやった甲斐がありました。
初夏には終了予定のストテラ、次はORTで読解力を伸ばしてあげたいです。