仮想現実-ＶＲ18-

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評価(最高★5）/★★★★☆
Ｈ度（最高★5）/★★☆☆☆

　
　【システム】
・インストール後の起動時にDisk不要
・キーボード、マウス操作良　ホイール未対応
・修正ファイル有　公式
・Play環境　XP
　
　【Ｍｅｍｏ】
・声なし
・各話ごとにOPとEDあり

　【概要】
謎の組織「古痕」で戦闘用の人工生命体“エクストラ”を作り、思い悩む主人公。
同じく、自分の“エクストラ”を認めさせ、自分の存在価値を求める女性化学者。
“エクストラ”の性能に目をつけ動く某国軍の兵器開発部に所属する少佐。
自らの正義を信じ、自分の肉体を改造し比類なき強さを誇る国家公安委員会のエージェント。
様々な人間模様と戦いを繰り広げながら物語は「オリジン（起源知識）」と「バベル」の謎へと向かっていく…。

　【感想】
穏やかなパケ絵とは裏腹に、近未来的な内容でした。
『FROATING FRAME DIRECTOR SYSTEM』を使った新しい演出はデジタルコミックを読んでいるようで面白いです。

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最初は「北へ」の大槍葦人さんの絵も、その独特さから、どこか苦手意識があったのですが、老人から子供までの描き分けや、淡い塗り、その他の描写がしっかりしていてPlayする内にその雰囲気に呑み込まれてしまいました。

ストーリーも構成が良く、最後まで展開が気なり止まりませんでしたね。
“エクストラ”に関わる人達の人間模様も、切なくて心打たれます。

ただ…この作品、コンシューマ機でも出ているわけですが、Ｈなしのそちらの方が良さそうな気も。
主人公の相手が“エクストラ”で、意図せず彼女達がたまたま少女の形をとっただけだとしても、そのか細さは見ていてちょっと痛々しいです…ついでに、つるぺたです（涙

戦闘能力がずば抜けていても、身体的にも不安定で食事制限までされているのに、白いものやえっちぃは良いのかなと気になったり、何より主人公、人格変わってややS気味。

あと、１週目ではTRUEENDにたどり着けないのですが、２週目以降が激しく作業なんですね。
キャラをすげ替えただけで、見た目と言葉遣いが変わっただけのが３人分とハーレム、+α。
エマは作られた理由などから、若干違いますが、そういう経緯や彼女達の個性をもう少し見たかったです。

システムもバックログがないのが辛いところ。
クリア後のCGもＨなものしかなく、他にも印象に残る場面がたくさんあるだけに惜しまれます。
しかし、そういうのをひっくるめても、近未来ものや人工生命体、バベルの塔といった単語に興味を持たれた方にはオススメしたい作品でした。

個人的に、リミッターを外した知佳と知登の場面に衝撃を受け、しばらく尾を引きました。
…でも、リミッターを外したのに、一撃で沈められるってどうなんでしょう（ボソボソ

公式からのDLで、番外編もあり、こちらはパロディで笑わせてもらいました、好きだな、あれｗ

それにしても、神を目指すアノ人はやはり…目がっ、目がぁぁぁぁっっっ！！！