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のん木ぶろぐ

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冬の野鳥たち

12月になり、徐々に冬鳥の姿が多くなってきました。ジョウビタキは寒くなってすぐに姿を見せてくれましたが、この写真のジョウビタキは工房に来るジョウビタキではありません。結構色々な場所で飛んでいて、オレンジ色のお腹が特に目につきます。オスのジョウビタキから少し遅れて、１２月２日に今年初めて姿を現したジョウビタキ・メス。他にルリビタキ・メス。モズ・メスと揃うと、可愛い野鳥のメス1位～３位まで勢ぞろいとなります。こちらも同じ日に姿を見せてくれたモズ・メス。かなり距離があって肉眼でじっくり見る事は出来ませんでしたが、やっぱりなかなかの美人です。最後は、工房の庭にある餌場に来たミヤマホウジロ。今はまだ渡りの時期なのか数は少ないですが、もう少しすると集団で餌場に来るようになります。設置している餌場に来る野鳥は、写真が撮影しやすいので、また違う鳥が来たら紹介したいと思っています。

2017/12/04

閲覧総数 197
2

ペットボトルでビンドウ作り

ペットボトルで魚捕獲器・ビンドウを作ってみました。今年は忙しくて、なかなか川遊びが出来ませんが、以前から作ってみたかったビンドウ(もんどり)をペットボトルを利用して作ってみました。この捕獲器の最大の特徴は、全くお金がかからないというのが魅力です。準備したものは、大き目のペットボトル・カッター・キリ・糸・マジック・針金だけです。大きくは口の部分をカッターで切り落とし、魚の入り口となる部分を切って逆に差し込み、キリで開けた穴に針金を通して固定するだけ、という簡単な構造です。本体には水の抜ける穴を数ヶ所キリで開け、紐を結ぶ取っ手をつければ完成です。本当に簡単な仕掛けですが、これで結構小魚が獲れるそうです。大型のペットボトルも一つ製作しました。大きい方が作り易いですが、形状によっては口の部分が難しくなります。数日中には川に沈めてみるつもりですが、重りとして中に入れるのは川原で拾った石にするつもりです。問題は中に入れる餌ですが、これが決まらずに悩んでいます。もう少し考えてから、川に入れようと思います。

2016/08/22

閲覧総数 168
3

鳥の色　ルリビタキ

日本の鳥は地味？日本の野鳥で、ルリビタキやカワセミなどは、特殊な部類に入るのかも知れません。ある資料によれば日本の鳥で多い色は、１褐色系・２白系・３黒系・４灰色系の順になっています。昨年には機会があって台湾での野鳥撮影をしましたが、熱帯に近い場所の鳥達は本当にカラフルでした。生物は温暖で湿潤な環境に生息するものは、色が濃くなるという傾向がある「グロージャーの法則」というのがあるそうです。それと熱帯では、有害な紫外線が強いために自身で、メラニン色素をの量を増やして身を守るという事も、体の色がカラフルになる一因のようです。鳥の色と深く関わってくるのが生息する場所の環境で、動物の場合は外敵や獲物に気付かれないためのカモフラージュの目的と、雄の派手な色は繁殖期に目立たせる効果を狙ったものです。確かに熱帯の森は色鮮やかで、日本の森とは比べ物になりません。そういう事から、それに順応して派手な色合いになる事は、自然の法則なのかもしれません。こういう事から見ると先に上げた、ルリビタキやカワセミの色(青)は、日本では本当に珍しいと言わざるをえません。日本で見れる渡り鳥、オオルリやアカショウビンなどは今回の場合、南方の野鳥としています。

2018/02/22

閲覧総数 108
4

凶暴　ハクビシン

昼間、野鳥撮影中に、ハクビシン二匹と遭遇しました。杉林の山道で、サンコウチョウを撮影中にハクビシン二匹が、山道をすごい勢いでかけてきました。結構大きかったので、最初はタヌキかイノシシかと思いましたが、額から鼻にかけての白い線でハクビシンと分かりました。私の居る先に停めていた車の辺りまで来ると、一匹は谷の方に下りましたが、もう一匹は車の周りでウロウロしていました。ハクビシンの実物を見たのは数回で、どれも少しの時間しか見たことが無いので、ネコよりも少し大きいと思っていましたが、今回のハクビシンは思っていた物より随分と大きなものでした。ハクビシンは、食肉目ジャコウネコ科の外来種。ちょっと見た目は可愛らしい感じですが、非常に獰猛で凶暴です。困った事に、しばらく車の周りでウロウロしていた一匹が、車の下に入って居座ってしまいました。近づいて行っても全く逃げようとしませんし、棒で追い払うようにすれば、シャーと言って猫のように威嚇してきます。ハクビシンは、かなり強力な爪を持っているので、うかつには近づけません。結局は、車の後部から運転席に乗ってエンジンをかけると、ようやくの事で逃げ出しました。それにしても野生のハクビシンが、これほど人間を恐れない事は本当に驚きでした。都市部などでも、ハクビシンの糞尿被害などが多発している現状を見ると、イノシシやアライグマなどと同様に、なかなか手ごわい問題になりつつあるようで、うかつに手が出せないのも、恐ろしい事です。

2019/05/26

閲覧総数 65
5

羽根図鑑

日本の野鳥「羽根図鑑」という本を、高梁市立図書館で借りて来ました。図書館と家が近いということなのですが、なかなか利用する機会がなくて今回で二回目です。この本以外にもう一冊は、「鳥達の驚異的な感覚世界」ティム・パークヘッド著、イギリスの鳥類学者の本も借りました。「羽根図鑑」は前から読んでみたい本でしたので、なかなか参考になり面白く、数年前に拾った野鳥の羽も幾つかありましたので、この本に照らし合わせて読みました。ヤマドリヤマドリは今年２月２０日に大雪の中、平原にたたずんでいるのを撮影しましたが、この羽根を拾ったのは２年程前に、ほぼ同じ場所の近くでした。この図鑑で調べてみると、この羽根二枚は「尾羽」１８枚の内の２枚である事が分りました。他に拾ったものでは、「上尾筒」「胸羽」などの小さいものもありました。ヤマドリには他に「初列風切羽１０枚」「次列風切羽１２～１３枚」「三列風切羽３枚」が、主なものとしてはあるようです。ヤマドリの羽根は、この図鑑で見ても美しい模様の代表格です。ノスリノスリは鷹・鷲の仲間で、年に１回３月～１０月頃に羽根を代えるそうです。これを拾ったのは山道で、最初はカラスの羽根だと思っていましたが、下のほうに白く模様が少しあったので、カラスではなく何の鳥の羽か分りませんでした。図鑑によるとノスリの「初列風切羽」１０枚の内の１枚と分りました。他には「次列風切羽１０枚」「三列風切羽３枚」「尾羽１２枚」が主な物としてはあるようです。この図鑑では、日本の野鳥３００種類の羽根を収録してあります。もしあなたが野鳥の羽根を拾ったら、持ち帰って調べて見てください。それは野鳥達からのメッセージに違いありません。

2017/04/29

閲覧総数 92
6

ソウシチョウの子育て

早朝、明智峠から見た朝焼けの大山。真ん中より少し左に薄く見えているのが、伯耆大山です。梅雨とは思えない天候の早朝だったためか、朝焼けと霧が本当に美しくコラボしていました。先日訪れた奥大山で、ソウシチョウに遭いました。森の中を歩いていると相当大きな鳴き声で、相手を呼んでいる様子で、良く見るとカタツムリの様な物を口に咥えているのが確認できました。どうも子育ての真っ最中のようで、獲物を捕まえては巣のほうに運んでいます。ソウシチョウの巣は大体笹の中にあり、地上から３メートル位の場所が多いそうです。外来種として問題視されてはいますが、美しさと人の傍に来る事などから写真写りも良く、なかなか人気があります。ソウシチョウは以前にも紹介しましたが、今では県北だけでなく、私の住む高梁市の森でも時々見かけるようになりました。そんなソウシチョウも他の鳥達と同じように、今は一生懸命子育てに奮闘中です。

2017/06/21

閲覧総数 77
7

京都の漬物屋

京都には、京野菜という美味しい野菜があり、それを使って豊富な漬物文化があります。今月は二回、京都を訪れる機会があり、この美味しい漬物文化に舌鼓を打ちました。まずは、中京区麸屋町通リにある千枚漬本家「大藤」。創業は慶応元年、昔ながらの手作りと伝承された技が生かされた一品です。京漬物、千枚漬発祥の老舗で、多くの客で賑わっています。買って帰り食べましたが、私には少し甘い感じが印象に残りました。もう一軒は、左京区一乗寺にある老舗「雲母漬穂野出」。江戸時代に、きらら坂から比叡山を目指す、僧侶のための茶店として出来た店。白味噌の効いた素朴な漬物として人気があります。創業元禄二年という老舗中の老舗です。京都のお土産は、様々な種類があり迷いますが、シンプルに漬け物というのも、大変喜ばれます。ご飯の時、自分で食べるのにも良いですしね。

2018/02/28

閲覧総数 37
8

ヒヨドリは嫌われもの！

日常良く見かける鳥。カラス・スズメ・ヒヨドリ・・・写真を写していても「またヒヨドリか！」なんて思います。スズメは割合人々から好かれていますが、カラスとヒヨドリはどちらかと言うと嫌われ者です。カラスはゴミを食い散らかすので一番嫌がられます。それではヒヨドリはどうして嫌われるかといえば、野菜や果樹をつついて傷めるという事や、とにかく声が大きい、餌場などでは他の鳥を追い払ってエサを独り占めにする・・・などといった事が挙げられます。野鳥に癒しを求める人々にとっては、こういう人間社会にも存在するような厚かましい行動は許す事が出来ず、「ヒヨドリは嫌い！」となる訳です。何となく分かる気はするのですが・・・少し可愛そうな気もしますこのヒヨドリ、日本ではどこでも見られて珍しくない鳥なのですが、分布は局地的で国外では朝鮮半島南部・台湾・フィリピン北部にしか居ない珍しい鳥なのです。野鳥愛好家の中には、イギリスやアメリカからわざわざヒヨドリを見にやって来る人も居るのだそうです。名前の由来は「ヒーヨ・ヒーヨ」という鳴き声からと言う説が有力ですが、「ヒエドリ」から転じたという説もあるようです。どちらにしても野鳥達も生きるのに一生懸命ガンバッテいますので、暖かく見守ってやって下さい

2010/04/26

閲覧総数 68
9

オニヤンマとボニトンボ

昨夜は巨瀬町の古刹・祇園寺で花火大会が開催されました。露天商の方の話によると、ここら辺りの夏祭りでは祇園寺の夏祭りと花火が一番最後と言う事です。オジサンは残念ながら仕事のために行かれませんでしたが、奥さんと娘、おばぁさんが行ってきました。祇園寺は山奥にありますが地元の人達をはじめ、結構若い人達も多かったとのことです。花火大会も盛大というほどではありませんが、身近で見られて音も良く響いて人気があります。遠くでは大和の方で打ち上げた花火が、遥か山沿いに見えたそうです。さすがに山の天辺ですので、夜は気温がかなり下がり寒いぐらいだったそうです。今日はオニヤンマが窓から部屋に入ってきました。オニヤンマはトンボ目オニヤンマ科に分類されるトンボですが、成虫でオス７０ミリ、メス８０ミリと言うだけあって実物が突然入ってくると、いろいろな所にぶつかってなかなか迫力があります。メスの方がオスよりも少し大きい事を初めて知りました。そういえばお盆を過ぎた辺りから気温が下がり、トンボの姿を良く見かけるようになりました。この間、田舎に帰ったときも田んぼの上を沢山のトンボが飛んでいるので、おばぁさんに訊ねるとヒガントンボという答えでした。秋の訪れを告げるようにお盆の頃に飛ぶ事が多いので、そう呼ばれる事が多いようですが本当はウスバキトンボです。ただ一まとめに赤トンボと呼ばれる事も多いようです。どれも間違いではありません。「精霊トンボ」「盆トンボ」などとも呼ばれて「ご先祖様の使い」として捕獲しないように言い伝える所もあるようです。オニヤンマですが、水のきれいな小川の周辺や森林のはずれなどの日陰など、涼しい場所が好きなようです。食性は肉食性で、ガ・ハエ・アブ・ハチなどを空中で捕食するそうです。トンボは何といっても大きな目が特徴で、左右の複眼は頭部中央で僅かに接しています。本当に綺麗な緑色ですが、標本などにすると黒く変色してしまいます。子供の頃、人差し指を回してトンボを捕まえた事を思い出しました。今の子供達がこうして捕まえているのを、最近は見かけなくなってしまいましたが・・・

2009/08/23

閲覧総数 427
10

日進月歩とかく現代は・・・

今朝の新聞にwindows7が今年の秋、１０月２２日に発売予定！という記事が載っていました。windows-xpvistawindow7という流れＶＨＳＤＶＤＢＤという流れになっているようです。ＶＨＳは今やゴミ同然という風に以前書きましたが、この流れは止めようも無いみたいです・・・今全盛を誇っているＤＶＤも遠くない将来、ＢＤ(ブルーレイディスク)ＢＩＵーＲＡＹＤＩＳＫに取って変わられようとしています。国内では、ソニー・パナソニック・シャープなどが開発を進めていて、大きさはＤＶＤ・ＣＤと共通、しかし現在のＤＶＤの５倍以上の記録容量とハイビジョン映像を収録する事が可能だそうです。何べんも言いますが機械オンチなオジサンにとって、それ以上の説明は出来ませんとにかく日進月歩で技術面は変化しているという事だけは事実ですとは言うものの、これらは道具としてのものであって、大切なものはやはり内容ですこれらの最新技術をいかに利用して、我々の生活を豊かにしていくのか・・・それは個人個人の力量にかかっているように思います。現在ＶＨＳテープ価格崩壊で、結構欲しかったり、探していた映画作品が沢山見つかりとても喜んでいる機械オンチなオジサンなのです

2009/07/08

閲覧総数 8
11

ふくらすずめ

「豊かさを表す縁起物」良い福をももたらす・福が来る、ふくらすずめです。毎日、日中の気温がマイナスを示す今日この頃、時々小雪の舞う中に沢山のすずめ達が、道端にある桜の木の枝にとまっていました。冬の寒さに耐えるために羽の中に空気を入れて、体を暖かくしている様子は昔から「ふくらすずめ」と呼ばれ親しまれています。私達の周りで一番親しまれている野鳥は、何といってもすずめです。カラスも身近にいる野鳥ですが、ゴミを荒らすなど悪行が多くて人気がありません。その点スズメはいつも人間の周りに居て、優しい鳴き声と姿で人々に癒しを与えます。私はあまり、すずめの写真は写しませんが、これから花でも沢山咲けば、一緒に撮影してみたいと思っています。私の場合、すずめを他の野鳥の大きさの基準としてよく使いますが、全長約１４センチ・重さ約２５グラムとしています。一番身近で、多くの人が知っているすずめの大きさが、比較の上では大変参考になります。すずめは、これからも一番私達の周りに居てほしい、鳥のナンバーワンです。

2018/01/28

閲覧総数 117
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古今亭志ん朝　考察

ここの所は、落語三昧の日々を送っています。ご心配なく、仕事の方も真面目にやっておりますので・・・・パソコンにも、かなりの数の噺を取り込むことが出来ました。聴きたい時に簡単に好きな噺家の噺を、自由に聴く事が出来るというのは最高です三遊亭圓生・初代　桂春團治・笑福亭松鶴・桂三木助こんな所が現在のピンナップです。続いて古今亭志ん朝を入れようと考えていた矢先、ヤフーオークションに志ん朝のＬＰレコードが大量に出品されました。まだ持っていなくて、どうしても聴きたかった三枚を落札できました。「居残り佐平次」「お化長屋」「真田小僧」「駒長」以上です。聴き比べてみましたまずは「居残り佐平次」この噺は、三遊亭圓生と・・・噺の時間は圓生の方が長いので、ゆったりとした感じで聴かせる。一方、志ん朝の方は力強いテンポでたたみかけるような調子。独断と偏見で見ると、やや圓生の方が廓全体の雰囲気も出ていていいように感じる。しかし、さすがは志ん朝。「居残り佐平次」も聴き始めると、やめられなくなります。次は「芝浜」これは桂三木助と・・・「芝浜」は三木助と決まっていますが・・・今回聴いて見て、志ん朝も素晴しくいいです職人口調は、志ん生の真骨頂この噺にはピッタリです。これも甲乙付けがたい最後は「宿屋の富」これは、笑福亭松鶴と・・・上方と全く聴いた感じは違いますが、笑の場所はあまり違わないようです。松鶴と志ん朝は大変に仲が良かったらしく、先輩の松鶴の噺を大いに参考にしていると思えるところも多い「宿屋の富」です。志ん朝も酒が好きでしたが、酒飲みの噺では松鶴には勝てません。古今亭志ん朝が亡くなって八年・・・落語界の火は消えつつあるように思います・・・残念な事です

2009/05/22

閲覧総数 49
13

糺の森の野鳥達

京都市左京区・下鴨神社内にある糺の森の野鳥達です。下鴨神社にある広大な糺の森は、１２万平方メートル以上の原生林が街の中にあるのが魅力で、御蔭通りから左に河合神社が見える辺りに行けば、沢山の野鳥達のさえずりが参拝者を迎えます。今の時期に会える野鳥の代表的なものに、この森では一度に会うことが出来るため、望遠レンズを付けた野鳥愛好家の姿も数人見かけました。シジュウカライカル(スズメ目アトリ科) 結構多い鳥だそうですが、私の住む辺りでは見かける事の少ない鳥です。頭上は光沢のある青黒色と灰色の体、太くて黄色いクチバシが特徴で、木の芽や種・昆虫などを食べています。冬季は暖かな暖地に移動する事が知られています。ヤマガラこの日には他にも、コゲラ・メジロ・ヒヨドリなどの姿を見る事が出来ました。森の中には幾つかの小川が流れていて、野鳥の生存には欠かせない水も確保されていて、本当に住み易い環境に見えました。時間があれば、その他の野鳥にも会えたかも知れませんが、短い時間内だったことが残念でした。今度は、春にでも訪れて見るつもりです。

2015/12/08

閲覧総数 262
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けんびき焼き　知ってますか

私の住んでいる岡山県の山間部では今の時期、ミョウガの葉っぱでくるんだ「けんびき焼き」というおやつを食べるのですが皆さんはご存知ですか場所によっては「ミョウガまんじゅう」「ミョウガ焼き」「ミョウガ巻き」「ミョウガおやき」などと呼ばれて各地にあるようです。昔農家では麦の取入れから、田植えと農繁期がつづき農作業の疲れを癒す「代みて」のおやつとして各家庭で作られたものです。練った小麦粉又は米粉（ここらの地域では小麦粉で作ります）の中にあんを入れて、ミョウガの葉で包んで焼いたといういたってシンプルなものです。ミョウガ独特の香りがなんとも言えず、懐かしいような気持ちになります私たちの地方で言う「けんびき焼き」の「けんびき」というのは古語で「疲れ」という言葉を意味するそうです。日常生活では肩こりがひどくなると、肩甲骨の下あたりも張って痛くなってきます。こんなときに「けんびきが張っている」というような言い方をよくします。毎日の農作業で肩や腕、腰などに疲れがたまり、それを少しでも癒すために昔は贅沢だった甘味を使って、薬味でもあるミョウガの葉っぱでまいて焼きおやつにしたと言ったところでしょうか。ところでミョウガを食べると物忘れがひどくなる、という言い伝えをきいたことはありませんか昔から疑問に思っていたことなので調べてみると、だいたい次の二点の事のようです。その一、物忘れの激しかった、昔のお坊さんのお墓からミヨウガが生えてきたため。その二、ミヨウガは刺激が強い薬味なので、子供たちにあまり食べさせないように親がいいだした。このふたつが「ミヨウガを食べると物忘れをする」という、説得力の無い根拠なのです。かえって今は専門家の意見として、記憶力や集中力をつかさどる前頭前野という部分がミョウガを食べることにより、普段より活発に働いているという研究結果があるそうです。なんだかんだと書きましたが、この時期うちの奥さんの作る「シバ餅(柏餅)」と今回紹介した「けんびき焼き」は美味しい絶品ですチョット褒めすぎでしょうかは、作りたての「けんびき焼き」です。

2007/06/09

閲覧総数 338
15

野鳥の好む実

寒さも厳しくなり、葉っぱも大分落ちた今は、野鳥達の姿が見つけ易くなりました。野鳥達は今に時期、一生懸命厳しい冬に向けて木の実などを探して食べています。木の実は、豊富な糖質や脂を含んでいて、野鳥にとっては大切な栄養源です。それぞれの種類によって、大好きな木の実もそれぞれに違うようで、エゴノキならヤマガラ・オナガ。エノキならメジロ・ヒョドリ・アトリなどという具合です。野鳥と木の実の関係は本当に不思議で面白く、たとえばナンキンハゼは美味しいのは種皮だけで、種の部分には毒があります。野鳥達には不思議な能力があって、毒のある種の部分は吐き出してしまいます。毒のある部分が分り吐き出す野鳥もえらいですが、これを利用して種を撒き散らせるナンキンハゼも凄いとおもいます。私の好きなジョウビタキ・メスですが、この日は葉っぱの落ちた木にとまり、沢山ある木の実をつついていました。ジョウビタキは他には、ガマズミ・ニシキギ・ヒサカキ・マサキなどの実が好物のようです。野鳥撮影する場合には、このような野鳥好みの木の実を探して待つのも一つの方法ですが、これはには当然充分な時間が必要となります。

2017/12/11

閲覧総数 124
16

モンキアゲハ

水場でモンキアゲハが死んでいました。死んでから、それ程時間は経っていないのか、全体に痛んだところもなく生きているようでした。この間、カラスアゲハが集団で吸水していた場所の近くです。最初はモンキアゲハが吸水していると思っていましたが、全く動かないので不思議に思い良く見ると死んでいました。原因は分かりません。モンキアゲハは、チョウ目アゲハチョウ科、色は全体に黒く後翅(こうし)部分に、白色の大きな斑紋があるのが特徴です。これは裏から見た所で、三日月状の赤い斑紋が並んでいます。羽が丈夫なのか、ゆったりと飛ぶのが特徴です。インド・東南アジア・中国・台湾を経て日本に分布しています。日本では、他のアゲハチョウと同じく関東以西に多く、都市部よりも平地や低山地で良く見られます。その場に、そのまま置いて帰ろうかとも思いましたが、アゲハチョウの中では私が一番好きな蝶なので、持ち帰りしばらくながめる事にしました。昔は、夏休みの宿題で必ずと言っていいほど昆虫採集がありましたが、今文房具屋さんで昆虫採集セット(注射器・防腐剤・ピンセット・小型虫眼鏡)などを見かけないところを見ると、学校でも自由研究に昆虫採集は、あまり進めていないのかもしれません。

2018/07/26

閲覧総数 103
17

千屋ダム

新見市菅生にある、千屋ダムに行きました。中国自動車道新見インターから車で15分の場所に、千屋ダムはあります。結構、昔からあるダムと言う印象でしたが、実は平成11年に建設事業が完了したという、比較的新しいダムという事を知って驚きました。高梁川上流に位置する千屋ダムは、洪水調節、上水道、発電、工業用水確保など多目的に造られたダムです。ダム近くには管理棟が有り、展示室ではダムが出来るまでを詳しく学べる様になっていて、他ダムに比べ学習面でも見学者向けに整備されています。ダム湖の周りは車で走れる様になっていて、桜の木も沢山植えてあり、春には本当に綺麗だろうと思います。中間地点にかかっている「たまがき橋」では、小雨にも関わらず親子連れの釣り人が、ワカサギ釣りを楽しんでいました。今度は、桜が満開の頃に是非、訪れたいと思います。

2019/03/04

閲覧総数 104
18

オオルリ来ました

オオルリの姿を昨日、確認しました。２０１５年には、４月７日に初めてオオルリの姿を確認していますので、今年もほぼ同じ時期にオオルリがやって来た事になります。記録を付け始めてからだと、２０１５年が最速の飛来日でしたが、今年も殆ど同じ日でしたので今年のオオルリ飛来日は、例年になく早い事になります。少しひんやりとした谷川の枝で綺麗な声でさえずっていたので、姿はすぐに見つける事が出来ました。カメラのファインダー内にオオルリの姿を捕らえると、鮮やかなブルーが目に飛び込んできて感激しました。今年は残念ながら、ルリビタキの姿を一度も見る事が無くて、同じブルー系の鳥でオオルリの姿も見る事が無いのでは・・・と心配していましたが、今年は思いがけず早めに会えたので安心しました。これからは、しばらくオオルリの季節が続きますので、出来るだけ撮影したいと思っています。綺麗な、さえずりと姿で、当分は野鳥ファンを楽しませてくれそうです。

2019/04/09

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伝説の怪鳥トラツグミ

「鵺・ヌエの鳴く夜は恐ろしい」これは横溝正史原作の映画、「悪霊島」のキャッチコピーです。キャンプ場の管理人さんと話していると、偶然にも野鳥の話題になり、この時期は夜が更けると何処からともなく、口笛によく似た寂しい鳴き声が聞こえて来て、余りにも寂しい鳴き声から幽霊鳥・地獄鳥とか呼ばれているとの事を聞きました。その鳴き声の主は、トラツグミだとは知っていましたが、昔はヨタカ・フクロウと共に聞こえていた鳴き声が、最近では殆ど聴くことが出来ずにいたので、キャンプ場での夜中が楽しみになってきました。管理人さんが教えてくれた通り、深夜になると真っ暗な森の中から、本当に寂しげな独特の鳴き声が、遠くなったり近くなったりして聞こえて来ます。古事記や万葉集では、伝説の鳥「ヌエ」の物だと恐れられていたそうです。トラツグミは、約30センチほぼヒヨドリぐらいの大きさです。私も撮影した事が有りますが、写真が見つからず図鑑の写真を載せました。スズメ目ヒタキ科、エサは昆虫類・ミミズ・木の実などで、怪鳥という感じではありません。本当に久々に、トラツグミの寂しい鳴き声を一晩中聴いた貴重なキャンプの夜。日常から離れ、懐かしい遠い昔にタイムスリップしたような不思議な感じが、いつまでも耳の奥に残っていました。

2019/06/26

閲覧総数 105
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高山植物

撮り貯めていた、高山植物の写真を載せておきます。オオカメノキ[別名ムシカリ]この時には赤い実ですが、今はすっかり熟れて黒くなり、多くの野鳥達を喜ばせているのではないかと思います。サラシナショウマこれはオオバショウマと大変良く似ており、写真では葉っぱが確認出来ず確定は出来ませんが、大山で見つけたのでサラシナショウマではないかと思われます。サラシナとは若葉を茹で、アク抜きのため水にさらして、食べる事からきた名前だそうです。シモツケソウ日本固有種。本州の関東地方から九州にかけて分布。山地や高山の草地や林に良く見られます。本当に可愛らしい花です。シオガマギク日本固有種。ゴマノグサ科の多年草。花冠は唇形（しんけい」で、日本には15種類程あるそうです。ヤマジノホトトギスユリ科ホトトギス属の多年草。鳥のホトトギスの胸にある斑点になぞらえホトトギス、ヤマジノは山路で良く出会うという意味から付けられたそうです。以上です。高山植物の名前は、後で撮影した写真を、図鑑と照らし合わせながらの作業になりますが、急いでいて一枚だけの写真の場合は、良く似た種類が多いものなど、分からなくていつも困ります。花や葉っぱ・幹・実のあるもなど詳細に、そして見た場所なども撮影しておくと、調べる時の参考になり便利です。これらの事に注意して、これからは高山植物が撮影出来るようにしたいものです。

2019/09/19

閲覧総数 36
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子猫が来た！2

7月20日に我が家に来た4匹の子猫。その内2匹が、もらわれていきました。まず貰われて行ったのは、８月２日の譲渡会で黄ちゃんが、本当に優しそうな里親さんの家に行きました。４匹の中で一番おとなしくて控えめな子猫でしたが、本当に良かったです。黄ちゃんそして、今日貰われて行ったのが赤ちゃん。赤ちゃんは、４匹の中で体重が一番軽く少し心配していましたが、とにかく元気で抱くとすぐにゴロゴロと音がしていました。倉敷の里親さんの家に行きました。赤ちゃん今日の午前中、赤ちゃんが貰われていく前に３匹で、大好きなチャオ・チュールを食べている所です。残りは２匹となりましたが、実は青ちゃんはすでに譲渡先が決まっています。残りは白ちゃんのみですが、白ちゃんも可愛いので次の譲渡会では、里親さんが決まると思っています。今回は一度に４匹預かりましたが、比較的早く里親さんが決まり驚いています。どの子猫も幸せになって欲しいです・・・

2020/08/06

閲覧総数 31
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吊るし柿

知り合いから西條柿をもらいました。知り合いの父さんが、出荷を目的に植えられた西條柿でしたが、お父さんも亡くなり柿の価格も下がったために、何本も植えられた柿木は放置されて、その場所の草刈りだけ息子さんがしています。天気の良かった昨日、柿取りに出かけました。沢山ある柿木には、沢山の実が付いていましたが結構熟れている物もあり、それらは鳥達や動物達のエサとなるそうです。何と言っても、これは吊るし柿にすると最高品質の「西条柿」、本当に勿体無い話です。西条柿は、タテ長で側面には４条の溝があるのが特徴です。色はあまり濃くありませんが、緻密で硬さが丁度良く、１６世紀頃には干し柿として、武士の保存食として珍重されていたという資料が、残っているそうです。夜は、もらって来た柿の皮むき作業を、夜なべにしました。約50個を２時間ほどかけて剥きました。６～７個をヒモに結び完成ですが、今夜はここまでで作業終了です。朝は、沸騰したお湯に次々順番に５秒間ほど浸け、そうすると殺菌されカビが生えにくくなるそうです。その後、風通しの良い場所に柿同士が付かないように並べて、取りあえずは完成です。昨年は作らなかったので、一年ぶりか二年ぶりかはハッキリ覚えていませんが、吊るし柿が好きか嫌いかは別にしても、秋の風物詩としては見るだけでも気持ちの良いものです。これで、大体３週間ほど出来上がりとなります。上手く出来た場合いには報告すると思いますが、報告が無い場合は、失敗という事でご理解頂ければと思います。

2020/10/13

閲覧総数 23
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ルリビタキ・メス登場

今日、工房で綺麗な鳴き声がするので、外に出て見るとルリビタキのメスがいました。ルリビタキの囀る声は、あまり聞いたことが無かったのですが、本当に綺麗なさえずりに驚きました。私が、ルリビタキを撮影するのは工房とは全く別の所で、工房で見かける事はあまりありません。時期も2月頃の雪が残っている、一年で一番寒い時期というのが頭にあったので、この時期にルリビタキというのは珍しい気がします。何処で鳴いているのだろう・・・と探して見ると、母屋の裏の軒の下だったので少し不思議な気がしました。はっきりした事は分かりませんでしたが、２羽いたようにも見えたので、もしかすれば巣作りをしょうとしていたのかもしれません。それだと嬉しいのですが、しばらく遠くから観察してみるつもりです。工房の庭で、一番早くルリビタキ・メスを見たのは、記録によれば２０１４年１２月６日とメモしていますので、今日よりは少し早かったようです。それでも、今日も例年より早く姿を見せたという事は確かです。毎回言う事ですが、このルリビタキとジョウビタキのメスが、姿がよく似ていて本当に美人です。３美人と言うなら、これにモズのメスが加わります。これから寒さが厳しくなるにつれ、冬鳥の姿も多くなり野鳥マニアにとっては、一年で一番嬉しい季節の到来です。冬は苦手だという人も多いですが・・・

2020/12/11

閲覧総数 30
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ノミを砥ぐ

砥ぐ物が溜まり、砥石の準備を前日からして、まとめて砥ぎました。本当は、こまめに砥ぐ事が大事なのですが、そこは無精な為、ついつい溜め込んでしまいます。一番必要だったものは、木鎌という樹の枝などを掃う時に使用する鎌の刃でしたが、ついでにノミも砥いでおきました。前日に砥石を３種類、荒砥・中砥・仕上げと、張った水の中に浸けて置き、準備はしておきました。　プロは、毎回使う時に研ぐようで、砥いでいる時間の方が作業時間より長いという話も昔は良く聞きました。今でも、そういう職人さんは少なくなりましが、居るには居るようです。すべてを砥終わると、結構時間はかかりましたが、気持ちもスッキリするというのは、何とも不思議な事です。木鎌も切れるようになり、メンテナンスの重要性を痛感しました。それにしても、水が本当に冷たかったです。

2021/01/23

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大町山岳博物館３

「大町山岳博物館」の最後、ライチョウ以外で展示されていた物を、まとめて紹介しておきます。野鳥は勿論ですが、ニホンカモシカ・ツキノワグマなどの動物達も沢山展示されていて、ニホンカモシカが一番最初に迎えてくれました。ノゴマ春から夏、主に北海道に夏鳥として渡来。渡りの時に本州でも稀に見れることもあるようですが、本当に珍しい野鳥です。ツキノワグマかなり有名ですので、説明は省きます。ナキイスカスズメ目アトリ科　日本では数少ない冬鳥として渡来。イスカの群れに居る事もあるそうですが、この鳥も珍しい野鳥です。ヨタカ全長約２９センチ。この鳥は私の住む地域にも居ますが、夜行性と保護色にために中々見る事は出来ません。初夏から夏に低い声で鳴いています。ホシガラスホシガラスはライチョウと同じような場所に生息し、ハイマツの実などを貯蔵したりします。留鳥で全長約３５センチ。昔から登山者の間では「岳ガラス」の名で呼ばれていたようです。「大町山岳博物館」最後に載せた生き物は、私がまだ見たことの無い生き物達で、ツキノワグマ以外は是非、会いたいものだと思っているのですが・・・ここは今回の旅行でも本当に楽しい場所でした。長野県大町に行かれる方は、是非一度見学されることをお勧めします。

2017/10/28

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ヤマセミ２

ヤマセミの身近な天敵は、カラスのようです。ヤマセミを見つけて観察していると、急にヤマセミが上空を気にし始めると、大体そこにはカラスが居て採食行動を中断して逃げてしまいす。それからは、数時間戻る事もなく川辺の木の枝などに避難していたり、巣の中に隠れてしまうようです。こうなると見つける事も出来なくなり、撮影も当然出来ません。その様子を観察していると、カラスはヤマセミを襲うというのではなく、どうも縄張りを主張しているような感じです。カワセミは色々な場所で見かけますが、私が今まで見た場所は結構広い川幅のある浅瀬で、石のゴロゴロした河原と、数本の大きな木があるような所です。結構、深い川では電線などが対岸を跨いで、張り巡らされていれば魚を取りやすいので、その上に留まっている事も多くあります。自動車などで走っていて、木の枝に留まっているヤマセミを見つけるのは、まず不可能です。なぜならヤマセミの体の色と小ささ、それが枝に引っかかっているビニールゴミと判別がつかないからで、やはり川に渡る電線で見つけるのが一番いいようです。本当に、苦労して見つけたヤマセミを撮影中、カラスに邪魔されるのは腹が立ちますが、これも自然の摂理であるなら仕方ない事かも知れません。

2018/11/22

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勝山喧嘩だんじり

岡山県真庭市勝山で、毎年開催される「勝山喧嘩だんじり」を観て来ました。「勝山喧嘩だんじり」は、毎年10月19日・20日に開催されます。新町商店街までの4カ所に喧嘩場が設けられ、約3トンのだんじりが、真正面からぶつかります。勝山祭りは、江戸時代から行われていましたが、この「喧嘩だんじり」をするようになったのは、明治後半からだそうです。現在は１１の若連があり、普段地元を離れて暮らして居る人も、この時には必ず帰省して参加するそうです。喧嘩場でだんじり同士が真正面からぶつかると、周りから歓声が上がり、お囃子の鐘や太鼓と合間って祭りも最高潮を迎え、とにかく物凄い迫力と熱気に圧倒されます。そして、この祭りが終わると、県北にも冬が来ると言われています。

2019/10/22

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