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カテゴリ:落語
ここの所は、落語三昧の日々を送っています。 ご心配なく、仕事の方も真面目にやっておりますので・・・・ パソコンにも、かなりの数の噺を取り込むことが出来ました。 聴きたい時に簡単に好きな噺家の噺を、自由に聴く事が出来るというのは最高です 三遊亭圓生・初代 桂春團治・笑福亭松鶴・桂三木助こんな所が現在のピンナップです。 続いて古今亭志ん朝を入れようと考えていた矢先、ヤフーオークションに志ん朝のLPレコードが大量に出品されました。 まだ持っていなくて、どうしても聴きたかった三枚を落札できました。
「居残り佐平次」「お化長屋」「真田小僧」「駒長」以上です。
聴き比べてみました まずは「居残り佐平次」この噺は、三遊亭圓生と・・・ 噺の時間は圓生の方が長いので、ゆったりとした感じで聴かせる。一方、志ん朝の方は力強いテンポでたたみかけるような調子。独断と偏見で見ると、やや圓生の方が廓全体の雰囲気も出ていていいように感じる。 しかし、さすがは志ん朝。「居残り佐平次」も聴き始めると、やめられなくなります。
次は「芝浜」 これは桂三木助と・・・ 「芝浜」は三木助と決まっていますが・・・今回聴いて見て、志ん朝も素晴しくいいです 職人口調は、志ん生の真骨頂この噺にはピッタリです。 これも甲乙付けがたい
最後は「宿屋の富」これは、笑福亭松鶴と・・・ 上方と全く聴いた感じは違いますが、笑の場所はあまり違わないようです。松鶴と志ん朝は大変に仲が良かったらしく、先輩の松鶴の噺を大いに参考にしていると思えるところも多い「宿屋の富」です。 志ん朝も酒が好きでしたが、酒飲みの噺では松鶴には勝てません。 古今亭志ん朝が亡くなって八年・・・落語界の火は消えつつあるように思います・・・残念な事です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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