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テーマ:楽天写真館(354311)
カテゴリ:木工
包丁を砥いでみました。 家庭用の包丁3本、一本はステンレスの百均包丁です。 なかなか手入れも出来ず切れ味も悪くなっていましたので、切れ味を回復したいと思います。 ここの所、鉋刃を砥いでいますので、砥石はバケツに水を張って浸けたままにしてあります。 一般的には、砥石を使う場合には1時間程前には、水に浸けて置くのが良いそうです。 砥石は絶対に表面が水平でないと、いくら腕の良い人が砥いでも上手く砥げないそうです。 これは、刃物を砥ぐ際の一番大切な決まりです。 このために基準となる小型の砥石を一つ用意して、常に水平になるように注意が必要となります。 本来、家庭で使われている包丁の場合は、中砥石から始めれば問題ないようですが、長い間使われていない物や刃が欠けているものなどは、荒砥石から始めます。 今回は、参考のために荒砥石から始めました。 特にサビなどが刃の部分以外でひどい場合は、耐水ペーパーなどで予め磨いておくのが良いと思います。 包丁の場合は、先以外の部分を三等分して、それぞれの部分を20回程度上下して砥ぎます。 最後は先を少し浮かしてから砥いで、同じ方法で裏側も砥ぎ、刃の部分に指を充て、カエリが出ていれば砥げた目安となります。 荒砥石の次が中砥石、それから仕上げ砥石という順番で、目がだんだんと小さく細かくなっていきます。 一本一本、丁寧にやれば、かなりの時間がかかりますが、普段使われている包丁の切れ味を回復したい位の時には、先ほども書いたように中砥石だけでも充分なので、思うほど時間はかかりません。 気をつけることは、砥石を予め水に浸けておくことと、水平な砥石を使うこと、そして重要な事は砥石に水を沢山かけないことで、砥石から出ると砥汁で磨けるという事を知っておくと、そうすれば誰にでも簡単に砥ぐ事ができるはずです。 なかなか分ったように書いていますが、砥ぎは奥が深い作業です。 砥ぐ物によって砥ぎ方も様々、毎回なかなか上手くいかないのが、私の現状です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/10/07 06:05:27 PM
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