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カテゴリ:蝶
海を渡る蝶として人気のある、アサギマダラを蒜山で見ました。
アサギマダラは旅する蝶として有名で、渡り鳥のように季節によって長距離を移動する習性があり、集団で2000キロを移動する事も知られています。 秋には、日本から南西諸島・台湾への渡りの個体が特に多いそうです。 日本全土・朝鮮半島・中国・台湾・ヒマラヤまで広く分布していて、姿を観察していると細かく羽ばたかずに、フワフワと飛翔している事が分かります。 この日は、美しく咲いたタニウツギの中を飛んでいました。 長い距離の渡りの途中に、鳥などの外敵に食べられないのかと心配になりますが、実はアサギマダラという蝶は、体内にアルカロイドという毒を持っていて、それを知る鳥達の餌にはならないそうです。 長距離移動の謎は、毎年研究者や愛好家による、羽に書いたマーキング調査により、詳しく研究されています。 毎年、県北では良く見かけるアサギマダラですが、今年は残念ながら蒜山で、一度だけ見ただけでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/06/15 09:50:40 PM
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