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カテゴリ:季節の話題
野生のアケビが、ようやく熟れ始めました。
昨年は、10月8日にアケビを見に山に出かけて見ると、ほとんどのアケビは口を開いて中の果肉は落ちていたり、半分ぐらい茶色になったりしていて、ほぼ終わりに近づいていました。 そんな訳で、今年は少し早いとは思いましたが出掛けて見ました。 今年、今の野生のアケビはこんな具合です。 やはりまだ緑色で熟れていない物がほとんどですが、全体に小ぶりで数は、昨年より少ないように思います。 しかし、写真のように綺麗に色づているものもあり、場所によっての栄養や日差しの関係なのかも知れません。 この様子だと、一番の食べごろは9月25日前後ではないかと思われます。 アケビを漢字で書くと「通草」という字を当てます。 その理由はアケビのツルを折り、片方の端から息を吹き込むと、もう片方に空気が通りぬける事から「通草」と呼ばれるそうです。 ツルは非常に丈夫で、ザルやカゴなどの材料として、昔から生活の中に生かされています。 日本でアケビの一大産地は山形県で、「秋のお彼岸には祖先の霊が、アケビの船に乗って帰って来る」という言い伝えも残っていて、仏壇にはアケビが供えられるそうです。 秋のお彼岸と言えば、少し前からもう彼岸花が姿を現していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/09/17 09:51:56 PM
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