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カテゴリ:木工
3月16日から製作を始めた、ナラ材の椅子が完成しました。
ほぼ1ヶ月掛かりましたが、ようやく出来ました。 前回では、ナラ材を部材ごとに加工する所まででした。 今回、下の写真はルーターを使い、天板裏にホゾ溝を掘っています。 脚部分の加工には、結構時間がかかりましたが、一番大切な部分ですので気が抜けません。 ホゾ組みのために何回も木槌で叩き込んでは、外して確認するという作業を繰り返します。 ホゾ組みの部分は、必ず木殺しをしておきます。 木殺しをしておくとホゾ組みがきつくなるという他に、ボンドをいれて固めた時にボンドの水分が、木の繊維に入り膨張してより強度が増します。 すべての加工が終わり仮組みしました。 それから、もう一度分解してサンダーを使い、100番~1200番まで順番にヤスリがけをします。 最後に木工ボンドを入れて大型のクランプで固定、4~5日そのままの状態で固まるのを待ちます。 5日後、クランプを外し浸透性オイルを全体に塗り、オイルフィニッシュ。 今回もオイルはアメリカ製・レツズオイル使用です。 その後1週間乾燥して、ついに完成です。 今回は、15年前のナラ材耳付き板を天板に使った為、耳の部分の加工に苦労しましたが仕上げてみると、やはり耳付き板は天然の風合いが強く出て魅力的です。 こだわって、すべてナラ材を使った為に本当にドッシリとした、ナラ材らしい椅子が出来たと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/04/22 06:15:05 PM
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