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カテゴリ:里山の植物と生き物
普段あまり見かける事のないモグラが、山道のアスファルトの上で死んでいました。
モグラの平均体長は、12センチ〜18センチ、このモグラは8センチ位でしたので、まだ子供のモグラではないかと思われます。 このように地上に出て死んでいるモグラを、たまに見る事が有ります。 この原因としてモグラは光に弱いからとよく言われますが、実際には光に弱いと言うことはなく、モグラは体に何かが触れていないと落ち着かないため、地上でパニックになり、エサを探せず死んでしまうというのが本当のようです。 モグラの視力はほとんど無く、鼻の「アイマー器官」という振動をキャッチする感覚器官や嗅覚を使って、地中のミミズ・コガネムシの幼虫・カエルなどをエサとして捕り、完全な肉食で農作物を食べるという事は無いようです。 ただ問題となるのは、モグラが移動する時に掘る穴で、これによって野菜の根が切れたり苗が倒れたり、水田での水の流出や、あぜの崩壊など、かなりの被害を人間に与えてしまいます。 昔から、モグラ捕り機というハサミを二つ繋げた様な機具がありますが、最近では音波振動で追い払うという、モグラ撃退機も市販されているそうですが、効果は絶対という所まではいかないようです。 このモグラ、このままでは車にひかれてしまいそうなので、そばの草むらの中に移して置きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/06/10 06:52:24 PM
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