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カテゴリ:里山の植物と生き物
9月に入ると、暑さを避けていた虫たちが、活発に活動を始めます。
7月30日 トノサマバッタ、8月11日 ツマグロバッタを紹介しましたが、草刈の途中では、いろいろな種類を見かけるのですが、中々写真は写せません。 そんな草刈りの休憩中に見かけたのが、キリギリス。 日本には4種類生息していて、ヒガシキリギリスとニシキリギリスの総称が、キリギリスなのだそうです。 これは多分、その中の「ヤブキリ」だと思われます。 草の葉の形や色に同化していて、草の中では中々見分けがつかず見つけられません。 江戸時代中期には、「虫売り」という行商が盛んに行われ、このキリギリスやマツムシ・鈴虫などが、人気商品として虫かご(ギス籠)に入れられ販売されていたようで、これが江戸の夏の風物詩だったそうです。 「フキバッタ」はイナゴ科のバッタです。 世界では890種類、日本では13種類が確認出来、日本のものは、ほとんど日本の固有種だそうです。 身体はメスの方が大きく、大まかな外見だけでは種類を特定するのは困難で、大体は生息域から種類を絞るのだそうです。 そう言う訳でハッキリした事は分りませんが、「ミヤマフキバッタ」か「キンキフキバッタ」ではないかと思われます。 先ほどの「虫売り」の話ですが、日本人は、そのようにして虫の鳴き声を楽しみますが、西洋人は虫の鳴き声はノイズとしてとらえ、楽しむという事はないそうです。 同じ人間でも頭の中の回路が違うというのは、大変面白い事だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/09/03 05:13:58 PM
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