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カテゴリ:木工
昨年後半は、けっこう大きな物ばかり作りましたので、その反動もあり、久しぶりに組木です。
私は猫が好きなので、最近は猫をモチーフにした組木が増えていて、ここ数年のクリスマスの組木も、やはり猫を使った物でした。 材料となる樹類は、その時によって手元にある端材の利用ですが、糸ノコの用量が大きくないので、あまり厚い物は切れません。 樹の種類によっても違いますが、大体2センチ位まででしょうか。 今回は栓・センの板を使いました。 最初に型紙を作り、それを木に絵取ります。 猫とネズミの組み合わせなので、ネズミの部分だけ後で切り離します。 組木の中でも比較的簡単なパターンで、複雑なものになると中をくり抜く為、ノコの部分を機械から外して再び付け替える、というような事をしなくてはなりません。 線の部分をすべて切り離し、ペーパー100番、それから1200番で仕上げます。 目の部分とネズミのひげは焼きゴテですが、他はすべて糸鋸で切り込んでいるだけです。 出来上がるとオイル仕上げにしても良いのですが、栓の木肌が綺麗なので今回は何もせず、そのまま自然に仕上げました。 私の使用している糸鋸はリョービ製ですが、卓上で大きくなく使い勝手が本当にいいものです。 すでに20年以上使っていますが、故障することもなくコストパフォーマンスにも優れた糸鋸です。 ノコの部分は山の数が様々あり、たまにはストレスで折れる事もありますので、予備が必要ですが値段は安いものです。 今は吸引ダクトも完備されていて、埃も非常に少なくなっています。 木工でも組み木は、大変面白い分野だと思いますが、組木を趣味にする人が少ないのは本当に残念な事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/26 05:56:58 PM
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