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のん木ぶろぐ

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2021/04/01
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カテゴリ:落語
​​​​​​​​​​​最近聴いて良かったのは、三代目・三遊亭金馬「長屋の花見」と、六代目・笑福亭松喬「らくだ」です。


長屋の花見は元々上方落語でしたが、その後江戸へ移り「貧乏花見」とされ演じられてきました。

この時期、いろいろな噺家で演じられますが、私が一番好きなのは三代目・三遊亭金馬の「長屋の花見」です。

とにかく声が良いのが金馬の特徴ですが、この人どの噺を聴いてもテンポの良さが心地よく、本当に上手な噺家だったと思います。




​貧しいながらも、それぞれに工夫して花見を楽しもうとする、長屋の人々と大家さんのやり取りが、今まさに満開桜の花見を目の前に見ているようで、何ともほっこりすると共に、貧しい庶民の心意気を感じるいい噺です。​




最近聴いた噺の中で一番良かったのは、六代目・笑福亭松喬の「らくだ」。

この噺も、いろいろな噺家がやりますが、人物の出入りが多く酔っ払いの芝居が入るなど難しい噺で、「真打の大ネタ」と呼ばれています。
六代目・笑福亭松鶴が得意ネタで有名でした。

今回聴いた「らくだ」は、主人公らくだがフグに当たって死ぬ前から、最後のそうれんの場面まで、すべてを演じるという珍しいもので、特にらくだが生きている所から聴いたのは初めてでした。



この人、生きていればどんな噺家になっていたのか・・・本当に残念です。
師匠の松鶴を超えていたのではないかと、私は思っています。

関係は無いのですが、同じ上方の桂米朝の緻密さも、松喬からは​感じる事が不思議です。​​​​​​​​​





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Last updated  2021/04/01 06:43:51 PM
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