のん木ぶろぐ

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  もうすぐ春！

  小雨の中を工房へ今、工房までの道路沿いに近所のＳさんが小屋を製作中で、進行具合を見るのを楽しみにしているのですが、ここ二週間ほどは天候が悪く全く進んでいません。 また写真を写して詳しく紹介しますが、Ｓさんはこれで小屋作りは５～６軒目ということでベテラン中のベテランなのです。大抵ここに寄って世間話をしてから、ゴンを放し工房まで走らせますが、ここから坂道上り約１キロなかなかハードなトレーニングですがんばれゴン。  工房ではストーブを焚いて、相変らず長テーブル制作。今はノミと木鎚でトントントントン・・・地道な作業の繰り返しですなかなか思うように進みませんがじっと辛抱のときです。ノミは何年やっても難しいなぁ・・・ホントに鉋はもっと難しいですが・・・そう考えると簡単なものは無いですが・・・   毎日、寒い寒いと口癖のように言っていますが、気がつくと春はそこまで確実に来ているようです鳥たちも活発に活動を始めたようで、ジョウビタキ・シメ・ホウジロ・ヒヨドリなどは工房の庭の常連になっています。そういえば本日は梅の写真を写している時にウグイスと遭遇しましたが、残念ながら逃げてしまいました今度は写したいなぁ・・・  

  2010/02/15

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  ゴンくん逃走

  三日ぐらい前にゴンくんが逃走しましたと言っても、一時間後には御用になりましたが・・・今までにも数回、工房までのトレーニング途中で逃走したことはありました。いつも同じ場所で放して同じ所で捕まえていると、犬も学習するので人間の裏をかいて同じ場所では捕まえさせないようになるんです。「俺達は、そんなにバカじゃないよ・・・あっかんべー」というご主人様をバカにしたような声が聞こえるようです。結局、工房近くに飼われている犬の所に行っていました。そこでも犬同士、飼い主の不平・不満を話していたのかもしれません。 それでも顔を見ると叱れないのが、犬の可愛いところです この間から工房では、長テーブルのオイル塗り直しと並行して、テーブル作りもやっています。部材も天板はクルミ、脚周りはブナと揃える事が出来たので、一番最初の工程荒削り削り仕上げとやっています。  上の写真の機械はマキタ３００自動カンナ有効切削幅は３０４ミリ、この幅以内のものはこの機械を数回通すと荒削りは出来ます。 しかし今回天板は６００ミリありますので、右の小型カンナ(それでも手持カンナでは大型)で作業する事になります。手持道具ではなかなか均等に削る事はできません。  最後の仕上げはやっぱりこれ！昔ながらの鉋です。シュルシュルというなんとも言えない音と感覚。これは本当に癖になりそうです樹を削るというのは、木工作業の中でも一番楽しい時間ではないでしょうか・・・今は１０種類ほど持っていますが、お金さえあればもう少し欲しいと思うのですが・・・   まだまだ寒かったり暖かかったりの繰り返しですが、工房の庭の紅梅は二輪ほど花をつけていました。でもまだ大半は写真のような蕾です。暖かな春の待ちどうしい今日此の頃です

  2010/02/08

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  工房は銀世界

  二月一日、工房は銀世界になりました小雨の中を１０時頃に工房へ、もちろんゴンくんも一緒です１１時頃になって空を見上げると、小雨の中に白い固まりのようなものが混じっていました。雪でした。そのうちに段々雨よりも雪のほうが多くなり、いつの間にか工房の周りは真白になりました。 あれよあれよという間に、写真のように風景が一変してしまいました。夕方、高梁市内に戻ってみると、雪は全く無くて雨が降っていました工房はやっぱり高い所にあるんだなぁ・・・そんな事を改めて認識したような事ですそれにしても寒かった  工房内では、御覧のように石油ストーブをたいているので、１時間もすれば５～６度ぐらいには温度も上がります電気ストーブは暖める事しか出来ませんが、石油ストーブはお湯は沸かせるし、餅とか焼き芋なんかもＯＫ出来れば石油よりも薪を使う薪ストーブの方がエコなのですが・・・   工房の資材置き場５～６年は桟積みして自然乾燥させますが、その後は使い易い様に立てて保管しています。ここまで乾燥させれば厚み５～６センチぐらいであれば、もう曲がる事はありません。今日は長テーブルを作るための脚部分の材料を探しましたが、なかなかピッタリの材を探すのは時間がかかります。  天板はクルミ、脚まわりはブナを使用して、これから少しづつ作るつもりです

  2010/02/01

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  テーブル修理　塗り直し

  早いもので今日で一月も終りです。朝からグズグズしていた空模様も、午後からはしかし、ゴンくんトレーニングを兼ねて工房に向かいました。１１時頃は雨もまだ降っておらず寒かったので、少しのゴミも燃やして廃材で焚き火これが結構温まって面白い！板を少しずつ入れて火の調節、焚き火の傍で飲むこれがまた体の芯から温まって美味いのです昨年の暮れに持って帰っていた長テーブル、天板に無数のコップやカップなどの形がついて、そいうものを拭き取るために濡れた雑巾などで拭くので塗装も剥げてしまっていました。今日はこのテーブルの修理塗装です。まずは全体を＃１００番のサンドペーパーを取り付けた小型のサンダーで磨きます。特に形のついた部分は念入りに！   続いて＃８００番・＃１２００番と磨いて終了です。これで一度ウェスで拭いてから、いよいよオイルを塗ります。現在使用しているオイルはドイツ製の「アルドボス」浸透性オイルのために塗ってから１５分ほどでウエスで拭き取ります。写真のように僅かな時間で良く浸透しています。  拭き取り終わってしばらくすると、御覧のようになります。これが既製品のテーブルだとこういう訳にはいきません。無垢の素材の天板だから再生が可能なのです。合板・張り合わせの素材は結局の所、使い捨て資源の無駄ずかい・・・という結果になるようです。この長テーブルこれで塗りなおしは２回目だと思います。  写真の３缶が、これまでに使ってきた仕上げ用の浸透性・オイルです。一番左が一番最初に使っていたシーラー(ドイツ製)残念ながら輸入が中止になり今では手に入りませんが、とにかく最高のオイルでした１０缶ぐらい購入したと思います。今でもほんの少し残していますが、勿体無くて使えません 真ん中がレッズスーパー(アメリカ製)右がアルドボス(ドイツ製)現在はこの二種類を使っていますが、数年前にレッズも製造中止となって現在は手に入らなくなりました。オイルに関しては国産はイマイチですね。 冬も終りに近づきましたが、工房猫の紅梅さんは寒さにも負けず元気いっぱいです。

  2010/01/31

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  トナカイとサンタクロース・ツリー完成！

  組み木「トナカイとサンタクロース・ツリー」完成しました。沢山作らなかったので思っていたよりも早く出来ました。その中の一つはすでにＴさんの元に届き、ブログに素敵なキャンドルと一緒に写真入りで紹介してもらいました。気に入ってもらって良かったです・・・ これは最後ツリーの色付けの様子です。二種類ありますが最初大きなもので、これは大きすぎて結局、小さい方のツリーに決めました。色はなるべく薄く、木目が見えるようにしましたが・・・いかがでしょうか？出来る事なら、色を付けない方がいいとも思うのですが・・・   今、色を塗ったばかりのツリーを、前に完成したトナカイとサンタクロースの組み木の傍に並べて乾燥します。なるべく木肌を生かして作ったつもりですが・・・ マァ、とにかく完成です 今日は午後から天気が良かったのでトラクターでの田引きをやって来ました。２時頃まではお日様があたって暖かかったのですが・・・陽が陰ると寒いのなんの震えるぐらいに寒かったです。やっぱり１２月なんですねえ。今、一番幸せなのはゴロちゃんでしょう。窓側の陽が差し込む所に、洗濯カゴを置いてもらい中には座布団を敷いて寝ています気持ちいいニャ～ 

  2009/12/08

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  疲れた～半日

  今日は、お稲荷さんの日でした。昔は盛大に行なわれ年末の一大イベントでしたが、近年は各地でのイベントも多くなり人出も激減本当に寂しい「お稲荷さん」になってしまいましたイベントとしてではなく信仰の対象として、御参りしなければいけないのですが・・・ 午後からは時間が出来て、久々にSさんと「下切コース・おでっさま」探しをやりました。何ヶ所かは簡単に発見出来ましたが、一ヶ所山の中にある「おでっさま」には本当に苦労しましたSさんとゴンと歩く事１時間・・・山の中をさ迷いました落ち葉を踏みしめ、それなりに楽しかったのですがくたびれました。   詳しくは後日報告したいと考えています。その後も一ヶ所回って４時過ぎに工房まで帰ってきました。 を沸かして暫し休憩その後は、写真の「組み木・ツリー」作りを６時半まで・・・ 「サンタクロースとトナカイ」は御覧のようにほぼ完成残りはツリーの色付けですべて終りとなります。どうにかクリスマスには、間に合ったようです 

  2009/12/06

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  クリスマス準備　３

  今日から１２月になり、今年も残り３０日です。１２月というのに割と暖かな日が続いています。 御覧のように工房から見える柿ノ木にも、まだ沢山の柿が残っています。近くの木には数羽のカラスがとまり冬に備えて、この柿を狙って騒いでいます。工房までゴンくんを走らせて、工房に到着すると閉め切っていた窓や戸を開けて空気の入れ替えをして、最後は猫にエサをやるという所までが一連の作業です   それと寒くなってきましたので、最近は服を着替えている間に、ストーブに火を点けるという作業も新たに加わりました。灯油ストーブは上にヤカンがかけておけるので大変に便利で、一時間もすればコーヒーを飲むことも出来るし、昼時でしたらカップもＯＫです。作業終了後には、そのお湯で顔や手も洗って帰れます。  「トナカイとサンタクロース」を作っていますが、新たにツリー(モミの木)も作ってみました。大体同じものを二つ作って、組み合わせて立体にして立たせるというものですが、試作的にやってみました。木の天辺はのつもりです。約１５センチの高さで糸鋸で切り出しているところです。 だいたいこんな感じで進めていますが・・・すでに１２月。クリスマスまでに間に合うのでしょうか 

  2009/12/01

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  クリスマス準備　２

  朝から夕方からになり、５時前だというのにすでに暗くなってきました。三連休も終りインフルエンザで寝込んでいた娘も、朝一番でに行きをもらって学校に行きました。家族のインフルエンザ潜伏期間は後二日だそうで、家の中でも極力マスクをして過ごしています。 きょうも２時間程、工房に行って昨日の「トナカイとサンタクロース」の続きをやりました。この写真の物が手持の「卓上・糸鋸」ＨＩＴＡＣＨＩ・ＦＣＷ４０です。購入してからすでに１０年、いろいろな作業にコンパクトで使い勝手も良い優れものです。しかし・・・  この糸鋸の一番の欠点は、ピンエンドタイプの刃を替えるのが非常に難しいという所。外側だけを切り進むんで、刃を替える必要がない場合はいいのですが・・・内側から切り出していく場合の刃の付け替えは慣れるまで、とにかく時間がかかります。多分現在では改良されていると思いますが・・・どうなのでしょう？   柔らかいカツラのような材でしたら２５ミリぐらいまでは、ストレスなしに切れ、ブナぐらいですと２０ミリぐらいまでです。プロでなければ、大体の組み木作りに対応していると思いまが、大きな機械ほど安定する事は確かです。ブレードは６０山～７２山を普段は使用していますが、山が多いほど綺麗に仕上がりますが、時間はかかります。 これから夜なべに、切り出したパーツのペーパーがけをやる予定です。

  2009/11/24

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  クリスマス準備

  クリスマスまで後、一ヶ月余りとなりました。「のん木工房・クリスマスプレゼント」の準備を本日より始めました。なかなか毎年という訳にはいかず、ここ数年は何も作らなかったと思います。本当は昨年も作りかけていたのですが・・・時間がなくなりクリスマスが来てしまいました。一ヶ月前というのも少々遅い感じですが、クリスマス一週間前には届けたいのでまさにギリギリです いろいろと考えたのですが、今年は「トナカイとサンタクロース」の組み木に決めました。まず図案を考えてから、型紙に描きカッター・ハサミで切り出しました。この型紙をだいたい３つ作って、全体の型紙とバラバラにしたものなどをで絵取って木に写します。  今回の材料はブナ・カツラを使うことにしました。どちらも子供の玩具作りには欠かせない、優しい感じの材質です。写真の加工中のものはカツラ材で、ブナよりも格段柔らかい材なので作業は非常に楽です。カツラは部分によって、かなり色合いが違うので出来上がりも違ってきます。  これはブナ材で切り出したものです。ブナはカツラに較べると硬い木ですが、広葉樹全体では中間の硬さとなります。優しい木肌が魅力です久しぶりの糸鋸作業で少し緊張しています 糸鋸を使っては「組み木」という専門分野があり、作家の方もいらっしやいます。「組み木」というのは木工の中でも特殊で、木工を趣味で始められる方には場所もとらず、道具も材料も少なくて済むのでお薦めです。「トナカイとサンタクロース」はたしてクリスマス間に合うでしょうか・・・  大体がなまけ者なんだから、クリスマスどころか・・・お正月でも出来上がらないんじぁないかなぁ・・・と僕は思うよワン

  2009/11/23

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  子供の玩具雑感

  今日は朝から時間が出来て、久々に工房での時間が長くとれました。これまでは工房に行くと草刈がありましたので、片付けなどがほとんど出来ませんでした。そういう訳でとにかく片づけを一番の目標にがんばりました。作業台の上も回りもグチャグチャで木屑だらけ、窓や戸を開け放してやりましたが・・・ホコリで途中外に避難するほどですいろいろ片づけていると、左の写真のような積み木「ＰＴＡいろはカード」なるものを発見しました。何十年も前のものですが、中身はあまり傷んでいませんでした。ＰＴＡというのが何とも言えず教育的な臭いがして、これで遊べば頭が良くなる・・・という感じです 一応外に持って出て、ホコリを叩き雑巾で拭きました。色が昔のままで、何とも言えない色合いです。描かれている絵もシンプルで日本的、素晴しいデザインに目を見張りました今でも積み木というのはあるようですが・・・オモチャ屋を覗いて見ると赤・青・緑などの原色に塗られたものや、シンプルに木肌だけで作られたものなどが主流で絵が入ったものは少ないようです。 木製のものはいいですが・・・プラスチックの物はあまり感心しません。オモチャ屋では、原色でプラスチックというのが多く目に付きます。値段もその方が安いようです。しかし、ゲーム機などが発達した現在では、小さな子供が積み木で遊ぶぐらいで、ほとんど子供の玩具としては消えつつある道具なのかもしれませんでも、こういう単純な玩具ほど本当は無限の遊び方が出来て、子供の創造性を伸ばすには一番いいのですが・・・ そういえば幼稚園の頃、一つが子供の大きさぐらいある大きな積み木が遊戯室の隅に積んであり、毎日毎日、その積み木で遊んでいた事を思い出しました。ある時には皆で家を作ったり、トンネルにしたり橋を架けたりと、毎日何を作ろうか・・・考えるのが本当に楽しみでした。今はその当時の幼稚園もなくなりましたが、あの時に遊んだあの巨大積み木はどうなったのでしようか・・・今でも園児たちが、あの積み木で遊んでくれていれば良いのですが・・・        

  2009/11/16

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  三輪車作り　その４

  三輪車作りは忘れた頃にやって来る・・・という訳で１０月１６日以来の報告です昨日は工房の草刈、ナント・・・１１月に入ってもまだ今年は草刈をやっています。やっぱり今年は暖かいようで・・・例年１０月中旬には終わっているのですが・・・ したがって三輪車作りは、少しづつしか進展しておりません。段取りを少しでも間違えると、ボンドで接着するパーツが多いので、そこでストップしていまいアウトとなります。そういう事も二回ほどあり、ますます遅れてしまいました。左の写真はペダル部分の穴開け作業。   ライトの取り付けも無事終了。前輪が後輪に較べると少し幅が狭かったかなぁ～と後になって反省作業するのに固定するのが、なかなか大変です。   ペダルも取り付け、サドルも同じブビンガで製作して固定しました。これはまだ仮組みですので、ペーパーがけのために又しても分解。最新はサンドペーパー＃１００番・＃６００番・＃１２００番と順にかけている所です。これで再び組み立てて、接着が固まれば３日ほどで完成。後はやっと、オイルフイニッシュを残すばかりとなりました  

  2009/11/05

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  三輪車作り　その３

  草刈を兼ねて久々に工房に行きました。草刈も今回ひと通り刈ると、今年最後ということになりそうです。アケビが大分色づいて次には持って帰れそうになっていたり、カリンも熟れて次々に落下したりしている工房の庭です これは柚子少しづつ色が黄色に変わってきています。薬味としても料理にもいろいろな使い方が出来る重宝なものです。我が家では毎年、熱い湯ぶねに浮かべて柚子風呂を楽しんでいますが、本当になんとも言えない気持ちいい香りがします 草刈約１時間・・・さすがに汗はかきません。昼食後は急いで１０月５日以来の三輪車作りに取り掛かりました。 今日はまず、三輪車のサドル作りから始めます。この部分はアクセントにもなりますので、色の付いた材料を使うことにしました。ブビンガという外材、現在ではお祭りなどに使われる太鼓の胴の部分などに使われたりしています。茶色が綺麗な材です。  ブビンガのサドルをジグソーで切り出して、とりあえず乗せてみます。つづいてハンドル。これは胴体と同じブナ材、で大体の線を描いておきます。サドルとハンドルの高さ加減が微妙に難しいところです。ジグソーで切り出してしまうと、後の加工が難しくなりますので、写真のような感じで全体のバランスを考えます。 本日は時間が短くて、ここまでしか出来ませんでした。次回はハンドルの加工からやってみます 何だかんだ言うばっかりで、あんまり進んでないんじぁない。たいした物作ってる訳じぁないのにニャ・・・

  2009/10/16

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  三輪車作り　その２

  台風１７号１８号が揃って本土に接近中です。今日からはかなり雨が降るのでは・・・と思いましたが、意外にも曇り時々小雨という状況。台風このまま大きく逸れてくれると嬉しいのですが・・・雨が降らない事を幸いに、昨年の６月に購入していた樺材(耳付き)と栃板を、軽トラに積んで工房に持っていきました。 ビニールシートが見つからず、そのまま後ろに乗せていたので急な雨が心配でしたが、どうにかこうにか工房まで無事に着くことが出来ました。工房で着替えてから、大急ぎで軽トラから板を軒下に運び込みました。また天気が回復したら桟積みに積み替えておこうと考えています。  樺(カバ)は非常に種類の多い木で、マカンバ以外は雑カンバと呼ばれています。ダケカンバ・マカンバ・アサダ・ミズメ・シラカンバ・・・などなど今回の物はダケカンバです。カバ材は緻密で色が良く使いやすい良材ですが、硬い種類の木ですので加工は難しくなります。 １０年ぐらい前にミズメの巨木(板)でテーブルを作り、加工は苦労しましたが仕上がりは最高でした。今回の板は、これで２年ぐらい寝かせていますので、後１年もすれば使えると思います。アサダも使いましたが、カバ材の中では柔らか使いやすくて重宝しました。  さて１０月２日から製作している三輪車ですが、部材を切り出し少しづつ加工を始めました。仮組をしてははずし、はめてははずしの作業ですので捗りません。ハンドル部分に角度がありますので、全体のバランスをとるのが難しい所です。 これからハンドル・サドル・ライトなどを作らなくてはいけません。今日の作業はここまで、帰り際には上のようなボンド接着部分をクランプで留めて帰ります。こうしておくと次に来た時には固定されていて、続きの作業がスムーズに出来ます  

  2009/10/06

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  子供用　三輪車作り

  今日は朝からここの所、工房では子供の三輪車(ミニ)の製作をしています。まだ始めたばかりで、材料が決まり設計図？らしき物が出来た程度です。 何を作るときでも、しっかりした設計図は描かないで右のようなスケッチ程度の落書きを、で走り書きする程度です。 今回は三輪車ですが、頭の中のイメージとしてはこんな感じです。この時点では大きさはハッキリ決まっていません。作りながら決めていく方法で、使う材料の大きさにも左右されますので・・・   材料は手頃な、ブナの端材が沢山ありましたので使うことにしました。ブナは仕上がりが優しい感じがして、子供のオモチャ作りには最適です。 合間小間に作りますので、また時間がかかると思いますが、出来上がりを楽しみに少しづつ頑張ります

  2009/10/02

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  木琴・ガチャガチャ完成！

  連休四日目、ついに小雨になりました。今日辺りが連休に出かけていた人達のユウーターンのピークだそうです。明日一日は自宅で静養して、木曜日に仕事というのがほとんどの方ではないでしょうか？ほとんどの方と言っても・・・全く休みが無いという人もいるので、休みで疲れたというのは贅沢な事かもしれませんが・・・ この間から作っていました木琴・ガチャガチャが塗装も乾き、ついに完成しました。木琴の方は音に関していえば５０点ぐらいですが、二作目としてはマズマズこんなものでしょう・・・    ガチャガチャの方は、一作目にして割合上手く出来たと、自画自賛していますが、中に入れる球などの大きさや隙間の関係で、もう少し良い音が出そうなので、これも研究の余地ありといった感じです自宅に持ち帰り置いておくと、大人の方が叩いてみたり、振って見たりと手にとって遊ぶようです  今回、音の出る玩具は普通の玩具よりも、色々と遊べて楽しいということが作ってみて本当に良く分かりました。今年は栗が豊作のようです。ここのところ数日で随分とえびて(熟れて)きました。

  2009/09/22

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  子供用　オモチャの塗装

  草刈、最終段階を迎えました。梅雨の頃から始めていた工房周りの草刈、途中でキラービーンに襲われるというアクシデントもありましたが、この時期草の生長も止まり最終段階に入ってきました。今朝も最後の仕上げと言うのでしょうか・・・残っていた場所の草刈を行ないました。これで後は目に付く所があれば、少し刈る程度でＯＫです。草刈後、お昼に帰るまでの間に固定しておいた木琴・ガラガラ？などの塗装をする事にしました。塗装の準備をしていると、工房猫の紅梅さんが帰ってきました。エサを食べた後は、いつものように作業の見学です。専用の猫椅子の所に座ったり、床の上で見たりとか気分しだいです。  小さなダンボール・ハケ・オイル・ウエス・使い捨てのゴム手袋などを、あらかじめ準備しておきます。この前に１２００番のサンドペーパーで仕上げも忘れずやっておきます。オジサンはオイルには拘りがあり、作品は上手くも無いのですが・・・オイルだけはプロ仕様の高級品を使います。理由は、オイルだけは外国製がバツグンにいいからです。そんな事はない・・・という人がいるかもしれませんが、オジサンの個人的な経験と意見、国産は、外国製にはかないません。はっきりとした理由は分かりませんが、塗料の歴史の違いかもしれません・・・ 1994年頃までは、ドイツのシーラーオイルというのを使っていました。これは知り合いの木工家の方から薦められた物で最高のオイルでした。自然の仕上がり感というのが、他の製品とは比べ物になりません。価格もそれなりに高価でしたが、高価なだけの価値はありました。ところが１９９５年輸入中止随分在庫を探しましたが、見つかりませんでした・・・その後は試行錯誤しながら、レッズ(アメリカ)・そして現在のアルドボス(アメリカ)と使ってきました。シーラーオイルを満点とすると、アルドボスは７０点ぐらいですが・・・アルドボスの最大の売りは赤ちゃんや、子供がなめても害が無いという自然塗料ということです。この塗料(オイル)の事だけでも書き出すと限がありませんので、又の機会にしますオイルを塗って１０分ぐらいで、ウエスで拭き取り終了です。このまま二日～三日乾かして仕上がりです。   

  2009/09/18

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  子供用　オモチャ

  今日は朝から快晴です。昨夜は古いＶＨＳテープを引っ張り出して、この間観たボブ・ホープの「海賊と姫君」を観ました。１９４４年アメリカ映画で相手役は、バァージニア・メイヨ(１９４６年にはダニー・ケイの牛乳屋にも出演しています)なかなか美人です。芸人・海賊・宝・美しいお姫様とそろえば、このコメディの大体の内容は分かると思います。 午後からは久しぶりにゴン君を連れて工房に行きました。前回まで製作していた木琴は、あのままの状態でクランプで固定したままです。もう少し固定した状態で置いておきます。後は、もう少し置いてからクランプをはずし８００番のペーパーで仕上げ、オイルフィィニッシュしたら完成です。   木琴のボンドが固まるまで、ビーチ(外国のブナ)材の木片があったので、もう一つ子供のオモチャを作る事にしました。子供といっても赤ちゃんが持っている、ガチャガチャ音のするオモチャですが・・・名前は分かりません   まずは一番目の写真のように、ハンドジグソーで、エンピツで描いてある線に沿って切り出します。内側を切り離す前に、ドリルで穴をあけておきます。切り離してからの穴あけは、作業が難しくなりますので・・・切り離してからは、電動サンダーにかけます。手ですると大変時間がかかってしまいます。二種類の電動サンダーがあれば効率的です。 このサンダーや手での、サンドペーパーがけが本当に根気の要る作業ですこれが上手く出来れば、半分以上は出来たようなものです。木球にも穴をあけて６ミリの丸棒に通します。球の大きささも少し変えてみました。中を球３個にすると、隙間が詰まりすぎて良い音が出ないようです。 これは思いつきで作りましたが、本当は中に入れる球の大きさや木片の形などを先に考えてから、全体の大きさを決めた方が良さそうです。これを持って遊ぶ、子供の手の大きさも考えてから作る必要もあるようです。簡単に出来ているものほど、奥が深いですね・・・

  2009/09/17

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  子供用　木琴を作る　其の３

  ここの所は慌ただしく稲刈り作業、仕事の合間の木工作業となりました。９月８日の作業の続きです。 堅木なので音階板の穴あけには苦労しましたが、どうにか８枚無事に穴が空きました。この時点で固定していない状態で、叩いてみましたが固定していないと、なかなか良い音がします。今度は、御覧のようなダボにはめ込むだけなので期待できます。ダボの方は前回、木工ボンドで穴の中に入れた後、固定していますので動きません。 続いてサカナの頭の部分と尾びれの部分を、音階板が乗っている横木にはめ込みます。頭の部分は、口元の切断、目の部分のくりぬき、ペーパーでの研磨などは、あらかじめやっておきます。頭の部分、尾びれ部分のホゾ穴に木工ボンドを入れて、長めのクランプで固定します。固定した後でホゾの高さを一定にしても良かったのですが、写真の時点ではすでに済ませておきました。   木琴の本体の作業は、これで終了。左のようなバチ？も作っておきます。これも６ミリの穴をドリルであけて木工ボンドで固定します。本体もバチもボンドで固定したばかりなので、音を確かめる為に叩く事は今日は出来ません。次回のお楽しみ・・・と言った所でしょうか

  2009/09/15

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  子供用　木琴を作る

  本当に久しぶり、木工の話です。だいたい「のん木工房」ブログですので、もう少し木工の事を載せなくては・・・と反省しておりますこれからは、もう少し載せますので宜しくお願いします。昨日は少し工房周りを草刈した後、久々に木工作業を行ないました。お盆に親戚や友人の子供達が寄ってくれ、オジサンの作った木のオモチャで喜んで遊んでくれました。今はトラック・バス・乗用車・ブルトーザーなどの車シリーズしか置いていませんので、もう少し違った物も置いておけばよかったかなぁ・・・と思いました。そんな事が、今回のオモチヤ作りのキッカケです。作るものは前々から考えていた木琴・モッキンです。ただ頭の中で考えていただけですので、大きさや素材などなど製作しながら考えていく事にしました。多分一作目では、良い音がでるという所までは手が回らないのではないか考えています。頭の中のイメージを実際創りあげていく過程が、木工の醍醐味なのです。 材料は桂と紫檀を使って作る事にしました。イメージは魚のホネ！頭とシッポの部分が桂材、ホネの部分が紫檀材です。ホネの部分が黒っぽい感じになれば面白い色合いになるような気がします。 上の写真のように万力で桂材の木片を固定して、ヨコホネの部分が二本入るホゾ穴をあけます。頭の部分、シッポの部分共に切り出してしまうと加工がしにくくなりますので、切る前に必ずオモチャのような小さな物は、加工するのが原則です。それが終わると小ノミでホゾ穴を仕上げてから、ジグソーで右のように切り出します。  紫檀の端材を加工して、音の出る部分の板を作ります。今回は長さの関係で６枚。少し短いような気がしましたが、試験的なものですので今回は仕方ありません。二ヶ所ネジで止めるのも、音の関係からすればどうなのだろう・・・と考えましたが、今回は二ヶ所止めでやってみる事にしました。どんな物が出来上がるのか、全く分かりません  やっと悪戦苦闘の結果、どうにかこうにか形だけ完成したのが、右の写真のサカナのホネ・木琴です今日のところは木工ボンドで接着までして終りです。少し叩いてみましたが・・・音は最悪でしたもう少し研究の余地あり、試作品としてはこんな物でしょうか・・・・

  2009/08/29

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  工房で椅子作り

  立春を過ぎてからは、日中かなり気温の高い暖かな日が続いています。今週は比較的多く工房に出かけてやりかけていた、椅子作りをする事が出来ました。工房までの山道は、恒例ゴン君のトレーニングと、少し車を止めてバードウオッチングという日課になっていますバードウオッチングは時間帯と天気・気温・場所などの微妙な関係で、何種類かの鳥に会えたり・・・全く出会え無かったり・・・と様々です。でも、この僅かな時間が歩く事になったり、綺麗な空気を吸い込んだりと最高のひと時に違いありません。工房に着くと、これも日課になりつつありますが猫が居れば、まず餌やりという事になります。その時に居なければやりませんが・・・石油ストーブをつけてヤカンをかけて、服を着替えて・・・などなど作業に取り掛かるまでに時間のかかる事・・・好きでやっているので誰にも文句は言えませんが・・・昨年の１１月２９日のブログに「星空の椅子」製作やっていますという事を載せていますので、すでに２ヶ月ぐらい椅子作りをやっている事になります辛抱強いというのか、遅いというのか・・・我ながらよくやります。それでも今回、最後の仕上げ(オイル塗り)を残して完成にこぎ着けましたこれでオイル仕上げが終われば、出来上がっているテーブルとセットで大完成という事になります。その時には、バッチリ写真を写して載せたいと思っていますので・・・ヨロシク製作中の様子、ホゾ組の後木工ボンドを入れてクランプ数個で固定しています。この状態で約一週間固めます(気温が高いと２日ぐらいで済みます)二枚目は、クランプを外した後。さっそくカツラが座り心地を確かめています

  2009/02/07

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  「星空の椅子」製作中！

  陽が射しているときは暖かいのですが、曇ってしまうと途端に寒くなってしまいます。午前中、ゴンを連れて工房に行ってきました前回このブログでも紹介した「星空のテーブル」は完成して、拭き取ったオイルを時間をかけて乾燥している状態です。それから一つ、下駄箱の下に置く「踏み台」を作りました。「踏み台」と言っても楕円形をした栃の木の一枚板です。表面にカンナをかけてペーパーで磨き、オイルフィニッシュして二日程で仕上げました即、実用的なものなので長く使ってもらいたいと思っています今日からは「星空のテーブル」とセットで使う、椅子の製作に取り掛かりました椅子作りも部材の加工が細かくて、結構時間のかかるものなのですが・・・先日工房内で猫と遊んでいたら、たまたま昨年の春に８割がた加工して途中止めにしていた、椅子の部材を発見しました。今回は、この部材を利用して椅子を製作する事にしました今日は、少し加工して出来上がっている部分をのように仮組みしてみましたが、このままでも充分使えそうな感じでした。残りは、背もたれ部分と座板のヘコミ部分の加工をすれば、大まかには出来上がりとなりそうでが、どちらもデザインがポイントとなりそうです１２月は用事も多くて時間がナカナカ取れそうにありませんが・・・これから一ヶ月間は、椅子の製作という事になりそうです工房の猫達は、日替わりで現れては遊んでいます。１１月初めから石油ストーブを出しているので、わりあいその周りで座っています。暖かい所が、やっぱり好きなようです。中でもシロは、ストーブの所でなど飲んでいると、体を摺り寄せて甘えてきます。よく撫でてやりますが、本当に可愛いものです。二枚目は、工房庭のモミジ

  2008/11/29

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  「星空のテーブル」完全完成！

  昨日はジトジト一日中今日はゴンを連れて工房に行きました途中の「お不動様」の所で反対側の「猿神様」の社を見ると、屋根に落ち葉が乗った一昨日と同じ状態で社はそのままありました。まだ何の連絡も無いので、工務店が吊り上げて持って帰り修理するのはもう少し先の様です。今年の夏の初めから少しづつ製作していた(ブログでも何回も紹介)テーブルが、最後の仕上げオイルフィニィシュ二回塗りも終わり、三日ほど乾かして最終的に完成しました作業台からどうにか一人で移動させ、作業の邪魔にならない所で春頃まで置いておくと、自然に乾燥していい色に落ち着く予定です。呼び名もただテーブルというのも味気無いので「星空のテーブル」と気取ってみましたどうでしょうかのように、などを埋め木として使ってみました。これは死に節や割れ防止のためで、単なるデザインのためだけではないのです。材料はブビンガ、パドック、花梨などで、それぞれに赤茶色系の自然のままの色彩です。一口に木の色と言っても、わずかな色以外は自然の木肌の中にあるのが不思議です。テーブルの天板、脚周りは栗材を使用しました。「星空のテーブル」そのように観えるでしょうか・・・工房の猫達は元気です行くと一匹だったり三匹だったりと、午前中や午後という時間帯によってもマチマチですが、大抵は二匹ということが多いように思います。観察してみるとそれぞれにかなり違った個性があり、臆病なものやそうでないもの、食べ物の好き嫌いなど、知れば知るほど面白くなりますは、シロ。一番良く傍に来て触るのも割合平気な猫です。イリコ大好き

  2008/11/25

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  テーブル完成！

  昨日、今日と急に冷え込んで、風も冷たく寒くなってきました。朝６時にはゴンの散歩に行くのですが、周りはまだ薄暗いような感じです。夕方、日が暮れるのも随分と早くなってきました今日午前中は、年に一度の高梁市・健康診断(基本検診)の日になっていました。月、火、水の三日間行われますが、行くタイミングが悪いと２時間もかかる事もあり、毎年最初の日は避けて３日目の終了時間ギリギリに行くと、割合短い時間で出来るのでそのようにしているのですが・・・今回は用事があって二日目・午前中終了ギリギリに行きましたまた随分待たされるのではないか、と考えて文庫本なども持っていきましたが、思っていたほど混んでいませんでした良かった体重・身長測定、検尿、血圧、採血、問診の順に進みますが、今年は心電図と眼底検査はなくなっていました。理由はハッキリと分かりません。料金は年齢によって違いますが、オジサンの場合いは１３００円でした。検診の結果は後日聞きに行かなくてはなりません。少しめんどくさい感じです。検診も結果報告も、もう少し簡単になればいいのですが・・・それでも自分の健康について日常では余り考える事がなく、毎年この時だけは考えたり反省したりするので本当に良い事だと思っています。工房までの山道も紅葉した落ち葉が随分と多くなり、秋もそろそろ終わりが近づいて来ているようです昨日、組み立てが終わったテーブルに１００番、６００番とサンダーをかけた後、いよいよオイルフィニッシユ１回目。２～３日後には再び１０００番～１２００番で２回目のサンダーをかけてオイルフィニッシユ。これで少し時間を置いてオイルを拭き取れば、すべて完成という事になります。ヤッター長かったーは、オイルを拭き取った後の状態。クリの木の自然の色と木目が美しく浮かび上がっています。二枚目は工房の猫カツラ。ソファーの上で気持ち良さそうに寝ています猫たちにとっても、過ごし易かった季節は終わろうとしています。

  2008/11/18

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  のん木おじさんの日記　４００件達成！

  昨夜からが、降ったり止んだりしています。立冬を過ぎたというのに沖縄では３０℃を超えたりと信じられない天候です昨日ののニュースを見てビックリ先日訪れた津山の「衆楽園」の池に飼っているマゴイから、コイヘルペスウィルス(ＫＨＶ)を確認したというもの。「最近、コイがよく死ぬ」という連絡があり、衰弱したマゴイ一匹を検査した所(ＫＨＶ)の陽性反応が出たという事ですこの間訪れた時は夕方で、天気もあまり良くなかったのでコイの姿が見えないのかなァ・・と思っていたのですが、こんな事になっていたとは本当に残念ですまた一日も早く「衆楽園」の池で、コイの姿が見られることを期待しています話は全く変わりますが・・・のん木オジサンのブログがついに４００件達成いたしました今年の４月２０日に３００件達成！から７ヶ月での達成となりました。遅いのか早いのか？ハッキリした事は分かりませんが・・・コッコッ書き続けた結果と自己満足しています。アクセス数２７１８７・・・これは観て下さる皆さんのおかげです。ありがとうございます。工房では、製作中のテーブル脚周りの加工が大分出来上がりました。二枚は、天板下の脚の部分でブビンガという茶色系の木材を使い、横板の端を両側に出し、クサビ(クルミ材)で止めるように加工してあります。この横板を一枚入れることにより、脚周りの強度がより強く頑丈になるのです。クサビは昔からの方法ですが、デザイン的にも素晴しいものがあります。後は横板の出ている部分を丸く加工して各部材の面取り、サンダーでの仕上げという順番です。その後は接着剤を入れてホゾ組みして、組み立て工程は完成となりますそこまで後一週間ぐらいで出来ると思います。それから一週間ほど置いてから、もう一度調節してからオイル・フィニッシュ２回で、本当の完成予定です。それまでには何回かを載せたいと考えていますので・・・興味のある方は御覧下さい

  2008/11/08

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  工房　ストーブ出しました

  今日で１０月も終わりですここの所余りにも寒いので、ついに工房のストーブをだしました。石油ストーブですので上にヤカンをかけておくと加湿器の役目も果たしますし、などに使う、お湯にも不自由しません。電気ストーブもありますが、部屋全体を暖めるにはヤッパリ石油ストーブに限ります冬中大変お世話になります。数日前の新聞に７月に閉店した大阪・道頓堀の「くいだおれ太郎」の引き取り先が決まったというニュースが載っていました。今までの店舗の近くにある商業ビルの前だそうで、これはこれで良かったという感じです。心配していたオジサンもホッとしました。タレント活動はこれからも続けるらしく、２８日には「東京進出」を果たし、東京・下北沢のライブハウスに特別ゲストとして登場オジサンの好きなミュージシャン有山じゅんじさん、上田正樹さんとライブを行ったという事が、写真入りの記事で載っていました夏の終わりから製作しているテーブルの加工、大体半分ぐらい終わった感じです。大体の大きさと全体の感じを見るために、本日仮組みしてみましたまだ脚と脚の間に一本、横板を渡していないので少々不安定な感じですが、ほぼ考えていたイメージに出来上がっています高さは７０センチで、小さいテーブルながら安定した造りになっています。一人ないしは二人で使うのには、このサイズがベストです。作業をしている最中にはネコ達が、入れ替わり立ち代わり作業の見学にやって来てくれますのように、作業台の上に上がるのは少々邪魔になるのですけれど・・・追い払うわけにもいかずさすがにゴンの傍には行きませんが、遠くから隠れて見ています。ネコに犬に金魚と、ナカナカ賑やかな秋の「のん木工房」なのです

  2008/10/31

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  いよいよ秋　本番！

  いよいよ１０月に突入しました小学６年生の娘は、昨日から奈良、京都方面に修学旅行に行っています小学校は一泊二日の旅行なので、今日の夕方には帰ってくる予定です。オジサンの時の小学校の修学旅行は四国。琴平・屋島へ一泊二日だった事を考えると、交通の便といい、距離といい、時代の流れを感じざるをえません。その頃には瀬戸大橋も無くて、宇高連絡線でなくては四国へ行かれなかったのですから・・・随分昔です昨夜はＮＨＫ－衛星放送でポールニューマンの「スティング」を観ました。ウーン～やっぱり、面白いポールニューマン特集、どこかの局でやってくれないかなぁ１０月に入ってから天気が良くて、毎日半日は工房の草刈をやっています。今年はこれで草刈も終了という事になりますので気は楽です工房では９月初めからタモ材の一枚板で、テーブルの天板加工をやっています。幅は７０センチ程度ありますが、残念な事に真ん中からヒビが入っているので、これ以上拡がらないようにクサビ加工をやっていると所です。左右の側面に二ヶ所、大き目のクサビをブビンガという材料で作りました。これをしておくとこれ以上拡がる恐れが無く、テーブルのアクセントとしてもオシャレです。天板の上にもなどをイメージして、いろいろな材料ではめ込んでみようかと考えている所です今は電動工具を使わないので、ＢＧＭは古今亭志ん朝の落語ばかり聴いています。今日は「子別れ(上)(下)、この噺は柳家小三治のものが好きですが、職人の口調が志ん朝にピッタリで、なかなか良い出来です。好きな落語は作業の手を止めてしまうので、音楽の方がいいような感じですテーブル天板、割れ止め加工。工房の柿も色づいてきました。

  2008/10/03

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  くいだおれ太郎サイン会

  今日から７月、梅雨も後半に突入しました３０日大阪北区の「旭屋書店本店」で「くいだおれ太郎」の自伝「くいだおれ太郎のつぶやき」(マガジンハウス)出版記念のサイン会が開かれました創業６０年の店も７月８日閉店その後、どこに引き取られて行くのか？突然の失業に「太郎」もビックリ思わぬ引取り先に驚く気持ちも正直に告白しているという。「わいのつぶやきに、おつきあいしておくんなはれ」とコメント。引き取り先がどこに決まるのか・・・結論まであと少しです工房の草刈を、ここ数日で大分と片付けました。昨日は、刈ったばかりの栗の木の下を眺めていましたら、最近その近くの草むらに住み付いているタヌキを発見しました。かなり大きなタヌキで以前にも見かけたことがありましたが、今回はキョロキョロしていると思っていたら子ダヌキを一匹連れていました。親子とも丸々と太って元気そうです食べ物は結構沢山あるのでしょう・・・タヌキにとって住みやすいのか？住みにくいのか？タヌキに聞いてみないと分かりませんが・・・「のん木自動車」最新作タンクローリー素材はミズナラです。ガソリンもレギュラーで１８０円を突破しました。あと少しで２００円というのも夏ぐらいに訪れそうな勢いですこれからは、よっぽど大切な用事でもない限りはを利用して出かけるということは無くなると言う事になりかねない・・・そんな事を考えながら作っておりましたトホホ二台目はトラック。今までは同じ素材で製作していましたが、今回は荷台の部分をアフリカン・パドックという外材で作りました。パドックという樹は、オジサンが知っている限りでは一番赤い樹です。５月２５日ブログで紹介した救急車の非常灯の部分に使っていて説明しています。板に製材されたものを買いますが、値段が安いものは当然白い部分が混じることになります。パドックという樹全部が血赤色、暗褐色というのではなく、一本の樹でも部分によってかなりの色違いがあるのは面白い所です。当然、赤が鮮やかなほど高価となります。荷台を違う樹種でするだけで、こんに違った感じになります。

  2008/07/01

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  夏が来たー！

  梅雨入りしたとたんに皮肉にもこの暑さ日中は真夏といった感じです。おかげでの旨いことといったらありません。メタボ人間のオジサンですが、こればかりはやめられません今日は午前中、おばあさんの所から久し振りに帰ってきた、ゴンちゃんと一緒に工房に行きました。ヒンヤリとした木陰の山道、ゴンちゃんも気持ちがいいらしく快速で車についてきました。工房は草刈も一段落して、目にも鮮やかな新緑に囲まれ最高にです。この間からネット・オークションで、大阪の業者から購入したタモとブナの板が届きました。ブナはこの間から紹介しているように子供のオモチャ車用に使うつもりですが、薄板も多くあるので利用方を考えている所です。タモというのは聞きなれない名前だと思いますが、非常に粘り気のある材で有名な所では大リーグ・イチロー選手などのバットなどに使われています。タモは種類が多く一般に使われているのはヤチダモのことをいいます。粘り気があって強く、加工もしやすい所から昔は市場に多く出回り使われていました。しかし近年は乱伐によって極端に少なくなり、その反省からスポーツメーカーなどを中心に苗木からタモを育てるという運動も盛んになりつつあります。タモに良く似ているものにシオジ、アッシュなどがありますが、材の性質としてはそれぞれに特徴があるので区別して使ったほうがいいようです。「のん木工房」を始めたばかりの頃に、岐阜の材木市で直径７０センチ程のタモの丸太を手に入れ、４センチほどの板材に製材しましたが黄褐色の木肌が本当に綺麗で驚きました。２メートルほどの材でしたが現在はほとんど使い、何枚かまだ工房に残っています。端材があれば今作っている子供の車にも使いたいと思っています。いろいろな種類の木でオモチャ車を作ることで、それぞれの樹の持っている独特の色合い肌触りなどが、子供達に伝わり興味を持ってくれることが一番の希望なのですそいうことから、オモチャ車の裏には必ず樹の名前を焼印するようにしています。ハンノキとキハダの救急車、ナラのバス。救急車のサイレンはパドックという外材(着色はしていません)それぞれの樹がそれぞれ違う雰囲気を持っています。工房庭のアケビ。今の時期こんなにカワイイ実を付けています。

  2008/06/13

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  ブナ林消失　今世紀中！

  昨日の午後、ヤフオクで購入したブナの端材がダンボールに梱包されて届きました。現在は材木市は別としても一般のルートでは、ブナ材はなかなか手に入らないようになってきているようです。昔は木ではないといわれて、全く価値の無いような扱われ方をしていたブナも現在では高級品のような存在になってしまいました。とにかくブナ林の数が激減したことや、ブナの良さが見直されて保護区域が多くなり伐採できなくなったというのが大きな原因のようです。オジサンは昔から「木は切って使い、切ったら必ずそれ以上の苗を植える」というのが自然にも人間にも一番良いことだという風に考え、今でもそう思っているのですが・・・ここの所その考え方もとなってきました。今日の朝刊にも「コメ減収　ブナ林消失・温暖化で今世紀中」環境省予測というタイトルで載っていました。２０５０年で平均２・８度上昇。今世紀末には４．８度上昇の予測。北陸から東北の日本海側では積雪が減り、農業用水不足の恐れがある。ブナの生育適地は全国的に２０５０年までに現在の４４パーセント～６５パーセントに減少。今世紀末には、わずか７パーセント～３１パーセントとなり本州の太平洋側を中心にほとんど消滅世界遺産に登録された白神山地のブナ林も消失の危機が高まる・・・これを読むと改めて温暖化問題の深刻さを考えさせられ、今後苗を植えたとしても育たない可能性が非常に高いことにショックを受けるのです。何とかして地球温暖化を防ぐ努力を、一人ひとりが実行して少なくとも現状維持しなくては・・・普段不真面目なオジサンが真面目に考えたのです今回購入したブナの端材は、子供のオモチャ作りに使いたいと思っています。ブナの持つ暖かさは子供のオモチャにです。は、「のん木自動車工場・はたらく自動車シリーズ」新登場「ブルトウザー」「トラクター」の二種類。ハンノキ使用。ハンノキ　(落葉広葉樹)　丘陵地から山地帯の湿地や沢筋に多く自生する。耐久性が強く、比較的柔らかく加工しやすい材。関東地方などの水田地帯では、刈り取った稲を乾燥させるのにハンノキをはさ木として利用しているところもあり、農村の風物詩となっている。

  2008/05/30

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  のん木自動車工場 3

  昨夜は、割合激しく雨が降りました。昨日は午後から工房へ工房に到着するとナント野ウサギ発見工房の周りで野ウサギを見たのは二回目です。しかし今回の野ウサギはデカかった野生のものはナンカ小さいという感じを持っていましたが・・・丸々太って俊敏にはねていました。しかし、どうして自然の動物というのはあんなにカッコイイのでしょうか・・・人間に飼いならされたペットには無い精悍さこれが魅力です。「のん木自動車工場」バス乗用車と前回のブログでもで紹介しましたが、今回は救急車を試作してみました。なるべくシンプルに、それでいてそれと分かるというのが一番なのですが・・・どうでしょうか横の所にマークが入っているのと、上に回転灯を付けているので他の車よりは分かりやすいかも知れません。材料はブナ。回転灯の部分はアフリカン・パドック。パドックはカリンなどと同じマメ科。西アフリカに多く分布している樹です。色は鮮やかな赤色で時間が経つと暗褐色に変わってきます。狂いも少なく耐久性に富む良材で、オジサンの知る限りでは最も赤い樹種だと思います。今まではヒビ割れ部分のクサビなどにアクセントとして使用してきましたが、オイル・フィニィツシュ後には鮮やかな赤が出て最高です今回のものは試作品で、もう少し胴体部分を長くした方が良いのかと思案中です。少しずつですが改良を加えると最終的には良いものがイメージどうりになるようです。

  2008/05/25

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  のん木自動車工場　２

  目に青葉　山ほととぎす　初鰹　　というような新緑の美しい季節になりました。ニュースによりますと沖縄・奄美が平年より１４日遅く２２日に梅雨入りしたとみられると発表されました。１９５１年の統計開始以降、三番目の遅さだそうです。ここの所何日かは続けて草刈、木工とする時間が取れて工房に通いました。工房までの山道を通るたびに上の句が頭をよぎります。その日の天気にもよりますが、なるべく涼しい時に草刈作業をやるように段取りします。暑いととにかく体力の消耗が著しく倍疲れてしまいますそれでも５月は、なんと言っても風がヒンヤリとして夏の草刈とは違います汗ばむ程度で草刈作業には最適な季節なのです。だいたい昨日までで全体の三分の一を終わらせることが出来ました。これからがいよいよ本番あせらずにゆっくりとやりますか前回も紹介しました「のん木自動車工場」いよいよ増産体制に入ってきましたのように、普通車とバスを相次いで生産。それぞれに数台づつ作る計画でやり始めています。他にも救急車とかタンクローリー、トラックなども設計段階に入っており数種類で世界の「のん木自動車」に発展しそうな勢いです自動車の方はブナ材を使用。「ブナ」はご存知のように、昔は木で無いというようなぞんざいな使われ方をされました。炭焼きなどの燃料に多くの巨木が使われたことは本当に残念なことです。最近は自然保護の為に伐採が制限され、その価値も大いに見直されています。材質は硬く、粘りがあり弾力性に富んでいます。椅子などの背もたれに使う曲木などにはかかせません。個性的な斑(ふ)が出て、それが子供のオモチャなどに使うと、なんとも言えない優しい感じになります。バスはカツラ。カツラ(桂)は北海道や中部地方に多く、一般に谷筋の肥沃な土地にあります。カツラの葉は丸っこい型でとても可愛く、木肌は暖かい感じがします。あまり重くなく加工しやすいので、子供のオモチャ、木彫の材料などに良く使われます。大きな樹も多くて広葉樹にしてはむらが無いのが特徴です。子供のオモチャ作りは、大きな材料はいらず端材が中心になりますので、いろいろな手持の広葉樹を使って作りたいと考えている所です。同じデザインでも使用する樹によって感じが全く変わるのも自然の樹の持っている魅力です。一枚目は、工房までの山道。まさに目に青葉・・・の世界。二枚目は「のん木自動車」新登場自家用車とバス。

  2008/05/23

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  のん木自動車工場

  快晴の今日、久し振りに午後から工房に行きました。工房までの山道の新緑が本当に鮮やかで、爽やかな風が吹いていました。いい季節です。オモチャの自動車作りをやりました。課題となっていましたタイヤ軸の穴あけは、木片をＬ字型に固定した道具を作り、その木片に沿わせてドリルをおろして縦にも横にもズレナイように工夫しました。ドリルを固定する機械を買えば５０００円ぐらいからあるのですが、木片でもどうにか使えそうなので今回は、これでやることにしました。この間ホームセンターで購入した９ミリドリルがでした。今日は３台分やってみましたが２台は成功、一台はズレテしまいました。シッカリ固定してやらないと、なかなか上手くいきませんたかが穴、されど穴といった感じです。窓枠の大きな穴は簡単そうですが、最後に突き抜ける所で縁の部分をかいでしまい破損するので要注意下にもう一枚板を敷いてやりますが、少しでも隙間があったりクランプの締めつけが弱かったりするとアウトです。結局、三ヶ所の穴あけで終わってしまいましたがドリルは二本使い、これでタイヤに差し込む部分にもう一本使いますので、一台に車に３本のサイズの違うドリルを使うことになります。板に車の型を取って、まずはドリルでタイヤ軸の穴開け、それから窓の穴開け、最後にジグソーで片抜きという順番がベストのようです。タイヤの穴開けが最後になりますが、これは今思案中です単純なだけに難しい・・・子供のオモチャ作りです。いろいろ考えるのは楽しいですが・・・帰る前に一時間半程、工房周りの草刈をやりました。この前刈ったばかりだと思っていたのですが、カレンダーで確認すると早くも一ヶ月近くが経っていました。今の時期、雑草は放って置くと驚くほど伸びてしまいますこれからは工房に行くたびに、少しずつ草刈をしなくては・・・と思っているオジサンです。思考錯誤のオモチャ車作り現場。大量生産はいつの日か？二枚目は愛用の草刈機シンダイワ２２００型、昔に比べると軽量で使いやすい。

  2008/05/15

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  オモチャの車製作

  天気予報どうり朝からやっぱり何をするにもの方が良いようです。なんといっても気分が沈んでしまいます。しかし、農家にとっては恵みの雨で田植え準備が進みます。黒澤映画、昨夜は「虎の尾を踏む男たち」そして今夜は、永遠のマドンナ原節子登場の「わが青春に悔いなし」です。昭和２１年、京大滝川事件やゾルゲ事件を下敷きとした反戦映画です。黒澤監督にしては珍しく女性の視点で描かれた映画、「青い山脈」にも登場した原節子が自立した日本女性の知的な美しさに満ちていて、６０年も昔の映画とは思えない感じです。藤田進、大河内伝次郎、杉村春子、河野秋武、三好栄子、志村喬など出演。中でも京大教授に扮する大河内伝次郎が現代劇では珍しく好演するのが見ものですお昼に雨の中、ホームセンターに木工用ドリルを探しに出かけました昨日紹介したオモチャの車製作のためで、タイヤを通している軸が８ミリ棒なので９ミリのドリルがほしくて出かけました。８ミリのドリルは持っていたので、これで大丈夫と考えていましたが８ミリの穴に８ミリの棒を少しペーパーで磨いたぐらいでは、なかなかうまくいかず回りません。シンプルな子供のオモチャなどでは、大きな家具(テーブル、椅子)などと違いミリ単位での作業になりますので、普段の家具作りとは少々勝手が違います。もちろんプロは、大型家具でもミリ単位の仕事をされているようですが・・・私は李朝家具を目指していますから・・・と言い訳しておきます以前、木工作家の方が「大きな家具(テーブルや椅子)を作るのには、大きな機械は要らなくてカンナやノミなどの手道具があれば出来るけれど、小さなものを作るには大きな機械がいる」というようなことを話されていましたが、実際にやってみるとこの事が良く分かります。つまり正確さが求められるので、小さくてシンプルなものは難しいということになります。そういえば前に額縁を作ったことがありましたが、四隅がピッタリ合わずに随分苦労したことがありました。これも機械を使うと簡単に出来るのですが。ついでに１１ミリのドリルも購入しました。子供の木のオモチャは高いと思っている皆さん、見ると簡単そうですぐに作れそうですが・・・これがなかなか難しいのです。ためしに一つ作って見てはどうでしょうか・・・突然倒れてゴロゴロする。「ワー出来ない」状態に似ている。

  2008/05/10

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  太郎ミュージカルに出演！

  「ミュージカルに招待されましてん」という見出しで、昨日の新聞に「くいだおれ太郎」の事が載っていました。７月に閉店を発表した大阪・道頓堀の名物人形「くいだおれ太郎」が７日、大阪市内で上演中のブロードウェー・ミユージカル「ＴＲＩＰ　ＯＦ　ＬＯＶＥ」に招待され、２幕目から【飛び入り出演】和太鼓奏者やダンサーに囲まれ、得意の太鼓をたたきながら演奏する姿に、観客から歓声と笑いが起きたというものですなお太郎不在の店頭には、弟の「くいだおれ次郎」が代わりに登場珍しい姿に観光客がを向けていたというオチまで付いていました。それにしても大人気の「くいだおれ太郎」の、今後の身の振り方はどうなるのでしょう・・・前回もお知らせしましたＮＨＫ衛星放送第２「黒澤明　特集」ここの所は毎晩やっています。「姿三四郎」「一番美しく」と続いて今夜は「虎の尾を踏む男たち」です。毎晩名作のオンパレード、是非御覧下さい今日午後は工房に行き、久し振りに木工作業をやりました。テレビ台、子供椅子ともに組み立て(接着)も終わり、目の小さいサンドペーパー(＃１２００番)で仕上げして終了今日はオイル・フィニッシュしました。オイル・フィニッシュには、アメリカ製の植物から出来た自然塗料を使用しています。人間にも自然にも優しい優れものです。オイルをハケにタップリとしみ込ませ全体に満遍なく塗り、約１０分ほどしてウエスでふき取ります。この作業を２回繰り返して終わりです。一週間後に仕上がり具合を見て悪いようなら、もう一度やらなければいけませんが、ほとんどの場合い一回でＯＫとなります。プロの方は毎回、目の細かいペーパーで仕上げて３回は繰り返すようです。その後は「まきばの館」を訪れた際、購入した木のオモチャ。とてもシンプルな自動車なので、同じようなものを作ろうと考えてやりだしたのですが・・・これが、なかなか難しいシンプルなものほど難しい・・・というのは、どうやら本当のようです。このオモチャの悪戦苦闘ぶりは次回機会を見つけてお知らせします。「くいだおれ太郎」人形。ゼンマイ仕掛けで前の太鼓を叩きます。背中の大太鼓には「大阪名物・くいだおれ」と書いてあります。(下)オイル・フィニッシュ後のテレビ台と子供椅子(ブタ)です。

  2008/05/09

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  グリーンデイ　２００８高梁

  降り続いていたも上がり、快晴とはなりませんでしたが曇り空ながら何とか今日は一日天気はもちました。朝１０時から、高梁市役所前・栄町商店街を会場に　(高梁川流域の自然を考える日)「グリーンデイ２００８」が行われましたメインテーマは「高梁川流域の森と水と暮らしを考える」というもので、今まで倉敷・総社の下流域から今回は中流域の「高梁」に会場を移して、自然と人に優しい暮らしについて考えるというものでした。イベント会場は、「学ぶ」森林や高梁川のパネル展示。昔の暮らしの中に生活の知恵を発見して食育について考える。「住む」省エネ住宅。古民家の中に住まいの原点を考える。「話す」ゴミの分別体験。再利用について考える。「遊ぶ」路地裏探検。自然エネルギーを利用した遊びの提案。マイ箸作り体験。食用廃油(テンプラ油)をの燃料にリサイクル。「食べる」地産地食の野菜、加工品。有機無農薬野菜の紹介と販売。大体このように分類されていて、オジサンは面白そうなイベントだと思っていたのですが、残念ながら参加者は少なかったようです。「グリーンデイ」という聞きなれないイベントが、何をするのかというＰＲがほとんど無くて今日このようなイベントがあるというのを知らない人も多かったのです。せっかく良いイベントがあっても知らない人が多く、参加者が少ないというのはもったいない感じですホントオジサンも時間があれば、ゆっくりといろんな場所を見て回りたかったのですが・・・昨日は工房に出かけて木工作業の続きをやりました。ケヤキのテレビ台は、ホゾ組みしてからボンドを入れ大型のクランプで閉め一週間が過ぎました。接着剤も固まり落ち着いたようなのでクランプを外しました。この後はサンダーを＃１０００・＃１８００二種類かけて、オイルフィニッシュで終了です。ところがテレビ台よりも以前から作っていた動物子供椅子の材料　(ハンノキ)　が手に入り、中断していた脚の部分の加工を始めたので、これも完成させてテレビ台と一緒にオイルフィニッシュを済ませてしまえば大幅に塗装の手間が省けるので、テレビ台の塗装を少し遅らせることにしました。塗装は準備から片付けまでで一日がつぶれてしまいます。なるべくなら沢山の物を一度にやりたいのですが・・・そう簡単にはいきませんテレビ台、子供椅子のオイルフィニュシュが出来ましたらで紹介します。は、工房へ行く途中の山道に咲き出した「ヤマブキ」です。わりあいかたまって咲いています。わずかな間ですが黄色な清楚な花です。

  2008/04/19

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  くいだおれ太郎　消える

  ここの所、のち、２日ほどまたそしてという繰り返しとなっています。幸い、この間の日曜日はで、お花見をしたという方も多かったようで本当に良かった。しかし、今週はどうもになりそうな天気予報です。雨のたびにの花も散って、地面に落ちている花びらを見るとこころ優しいオジサンなのですこの間からニュースでたびたび大阪「くいだおれ７月閉店」という話題が流れています。終戦直後に誕生し、多くの人が大阪らしさを一番感じていた飲食店「大阪名物くいだおれ」が閉店を発表。食いだおれといえば、看板人形の「くいだおれ太郎」。黒縁メガネに動くまゆげとひょうきんな動き。時代をとらえた装いで人気バツグンでした。オジサンも実際に何回か見たことがあり、この人形を見ると「大阪に来た！」という感じがしたものです。この「くいだおれ太郎」が、どうなるのか？無くなってしまうのか心配です。７０年代に上田正樹と有山じゅんじが出した「ぼちぼち行こか」というＬＰレコードのジャケットが、「くいだおれ太郎」の前で写したもので本当に素晴らしいもので、その印象が強くあります。本当に残念なことですが、大阪の「昭和」のシンボルがまた一つ消えようとしていますそういえば・・・若い頃オジサンは、「くいだおれ太郎」に似ていると言われたことがあったことを思い出しましたここの所は続けて工房に行き、やり掛けになっていた知り合いからの依頼品。テレビ台の製作をやりました。今日までにどうにかこうにか、仮組みまで持っていく事が出来ましたケヤキの一枚板の天板。足回りも下の台もすべてケヤキ仕上げとなっています。仮組みの状態で一週間もすれば接着剤も固まると思うので、これ位気温が高いともう少し早く塗装(オイル・フィニッシュ)が出来そうです。塗装を済ませるとアメ色の落ち着いた感じに仕上がります。多分塗装は一回でＯＫだと思いますが・・・二回になるかもしれません。春は用事が多くて仕事も忙しいので時間はかかりましたが、満足できる出来になりホッとしています二枚目は、工房の畑にあるアケビの花です。あまり目立ちませんが、こんなに綺麗な小さな花を咲かせています。

  2008/04/11

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  工房はまだ、雪の中

  早くも今日で、一月も終わりです。何も出来なかったなァーというのが正直な感想です。残念今年の冬も暖冬で、そのまま春に突入するのかと思っていた所、二回も続けての積雪で調子も狂ってしまいました。何事も考えていたようにいかないものです　ホント今日は、ゴンと工房に行きました。途中の山道には、かなりの雪が残っていて運転は大変でした。は、四駆なのですが滑ってしまいとしました。工房では和箪笥の最後の仕上げと、一月中旬にオークションで落札していた和箪笥の前板の梱包を解いて整理をしました。取っ手は小ぶりですが、なかなか重厚でいい出来でした。オジサンの場合い前板は使わないので少々もったいない様な気もします。前板はケヤキでした。和箪笥の仕上げは塗装の時間も余りかからず、まずまずの仕上がりです今回の箪笥は程度が悪かったので修理には本当に苦労しましたが、手をかけた分愛着がわくのは不思議なものです。作業中のＢＧＭは、前回ブログで紹介したアカギ＆オーディエンスの「歩いた数だけ」全１１曲。一曲目の「歩いた数だけ」から最後の「ＳＴＥＰ］まで本当に、いい感じで音がひろがりますオジサンも物作りしているのでわかるのですが、アカギさんが「歩いた数だけ」に深い思い入れを持って製作していることを感じるのです。自分の手で作り出したものは、自分の子供のように大切なものなのです今日から中学時代の友人から頼まれていたテレビ台の製作に取り掛かりました。天板を依頼者が持っておられて、それを利用して製作してほしいとのことでした。しかしこれがなかなか大変なのです。作り手としては、すべて同じ材料で作る方が簡単に出来るのですが・・・何でもお父さんの形見の板ということなので、引き受けたというよな事情です。時間をタップリ春までいただいているので、どうにかなるだろうとは思っているのですが・・・また経過をブログで紹介します。

  2008/01/31

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  久し振りに工房へ

  今朝は、この冬一番の冷え込みになりました。ここの所、風邪をひいてしまいほとんど家の中で過ごしていました。少し良くなってきた時に三連休が始まって、息子の友達が泊まりにくるやら、仕事が忙しくなってくるやらで、ようやく今日久し振りにゴンを連れて工房にやって来ました。工房までの山道。水溜りには氷が張っていたり、日陰にはお昼頃でしたが霜が残っていました。天気はかなり良かったのですが、気温は上がっていませんでした。体が寒いというより冷たいといった方がいいようです。工房までの山道を走ってきたゴンの、ハアハアという息も白く見えていました。久し振りに工房に来ると、まず行うのが片付けです。溜まっているゴミを燃やしたり窓や戸を開けたり・・・こんな事をしているだけで、すぐに時間が過ぎてしまいます本日は、暮れに宮城の材木屋さんから届いていた板材の片付けからやりました。ハンノキ、桂、オノオレカンバの三種類ハンノキは以前ブログで紹介した材料で、新作「ブタの子供椅子」を作ったのですがハンノキ材が途中で不足してしまい、ホウの木で脚周りを作ったところ色目が全く合わずに分解したままになっているため、急いで探して購入したというものです。桂(かつら)これは角材ですが、角材ではなかなか手に入りにくいので、すぐには使う予定は無いのですがついでに買いました(材料は結構こういう買い方をする場合いがオジサンは多い)最後はオノオレカンバ(斧折樺)。岩手が分布的には北限らしい。標高５００メートル以上の山地や岩石地の急斜面に生える落葉高木。名前の由来は、斧が折れるほど硬い所からきている。昔は、馬のソリ、今はソロバンの玉、箸、楽器材などに多く使われています。同じカバ科なので、ミズメザクラと良く似ているが、オノオレカンバのほうが硬くて加工しにくい。どちらも目が詰まって仕上がりは美しい参考までにミズメザクラは桜の木ではありません。サクラ材は山桜の事で、分類上はバラ科となりシュリザクラなどが仲間となります。では右から、ハンノキ、桂、オノオレカンバです。残った時間で、ずーっとやり続けている時代箪笥の塗装をやりましたが、上手くいかずに完全に失敗これは次回に、落ち着いてやる事にしましょう。最後に工房の庭にある梅のつぼみのを撮って帰りました。昨年の１月１８日ブログに同じ木の写真を載せています、３日違いですが大きさはほとんど同じぐらいでした。春も確実に近づいて来ています・・・

  2008/01/15

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  津軽旧家の黒和箪笥

  １１月２９日に紹介しました定林寺の大イチョウ、今朝ゴンの散歩の時に見ると半分以上の葉っぱが散っていました。今朝の新聞にも、標高４３０メートルの臥牛山(がぎゅうざん)にある備中松山城で昨日、年末恒例のすす払いが行われ天守や、二重櫓などにたまった落ち葉やサルの糞などが掃除され、正月準備も整った。という記事が載っていました。備中松山城といえば、昨夜ＮＨＫ衛星第２で「司馬遼太郎と城を歩く」という番組が放送されました。少し前に製作されたものだと思いますが、「備中松山城」の紹介でした。司馬遼太郎の小説「峠」からは、幕末官軍と戦い歴史に名を残した越後長岡藩士・河井継之助が人生の師を求め、備中松山の陽明学者・山田方谷の元に滞在した日々なども紹介していて興味深く番組をみました。河井継之助が山田方谷の元を立つ時に、名残惜しくて方谷の家の方を振り返ったという「見返りの木」というのが、方谷駅近くの国道沿いに今でも残っています。機会がありましたらに撮ってブログで紹介します。今のように交通も通信も発達していない時代に簡単に会う事も出来ず、これで一生の別れなのかと思う継之助の心情は、はかり知れないものがありますオジサンは「峠」という小説を読んでいませんので、これを機会に正月にでも買って読みたいと考えています。前回ブログで紹介していた「津軽・黒和箪笥」の修理が終わりました五月頃から板の張替えやら、金具の取り付け、塗装と順にやって来ました、今まで幾つか和箪笥も直しましたが今回の箪笥が一番時間がかかりました。それだけに完成すると感無量です大変でした今回の和箪笥は廃棄寸前の状態でした。昔の箪笥は作りがしっかりしているので、形が崩れているというものはほとんどありません。一番目立つのは、飾り金具や取っ手などが無くなったり壊れてしまっているものや、塗装が剥げてしまい汚くなっているものなどです。オジサンは運搬の関係で上下二段に分かれている箪笥しか購入しませんが、良い飾り金具の付いたものは左下にガメ戸と呼ばれる小さな扉が付いています、これはほとんど無くなっています。飾り金具は残っていますがサビていて取っ手は、幾つかなくなっていたり取れかかっているというものが大半です。幸いネットオークションでは、解体した箪笥の金具が沢山出品されていますので、根気良く見ていると結構同じような金具が見つかる事もありますそれらが安値で手に入れば一番いいのですが、手に入らなければ何とかあり合せの物を利用します。いろいろ工夫しながら作り上げていくのが修理の醍醐味なのです二枚目は、壊れた箪笥の前板から取っ手金具を外しているところ。

  2007/12/07

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  ハンノキの話

  師走に入り、だんだんと寒くなってきましたここの所工房では、和箪笥の修理を中心に作業しています。少し前までは知り合いの方から春に頼まれていた額の二つ目を完成させ、その後は「仲間たち展」に出品するための動物子供椅子(フクロウとウサギ)製作を、ギリギリまでかかってやっていました。昨年も展示していただいた「仲間たち展」、今回はフクロウとウサギの他に新作のブタも出品するつもりで頑張っていたのですが、思わぬ失敗をしてしまいました。ブタ子供椅子は作るのは他の二つよりも随分早くて、１０月の終わりにはすでに出来上がっていました。ところが塗装(オイルフィニッシュ)して暫らくすると、座板、顔の部分と脚周りの部分の色合いが全く違っていて、まるでチグハグで話しになりません。実は座板と顔の部分は「ハンノキ」という材料を使い、脚周りは「ホオノキ」を使っていたのです。作る時に少しは色が違うかもしれないとは思ったのですが・・・これほど違っているとは驚きでした大体オイルフィニュシュという塗装方法は、その樹の持っている本来の色を素直に出すやり方なので、こんなにもハッキリ違いが出たのかもしれません。テーブルでも椅子でも本来は、よほど軟らかい材料で無い場合、一つの種類の材料(樹)を使って作るというのが鉄則なのです。言い訳になりますが今回の場合、「ハンノキ」という材料が初めてだったのと、座板と顔を作るだけの板しか持ち合わせが無かったのでした。「ハンノキ」が手に入るまで待てばよかったのですが、あせってドジをしてしまいました何事もあわててすると、良いことにはならないようです。結局、ブタ子供椅子は分解して作り直す事となりました残念「ハンノキ」というのは、あまり聞いた事のない樹の名前だと思いますので、少し紹介します。「ハンノキ」は落葉広葉樹で、おもに本州中部以北、北海道の湿地や川沿いに自生しています。湿潤で肥沃な土壌を好み成長は、広葉樹にしては早い方です。したがって巨木と呼ばれるような、大径な物はあまりありません。関東などの水田地帯では、刈り取った稲を乾燥させるためにハンノキを利用していて、農村の風物詩ともなっています。木目は緻密で、ブナのような小さな斑点が見られ色は明るい感じです。箱材、鉛筆材、蒔炭材など、あまりいい使い方はされていません。これは材として大きいものが取れないことと、数が少ないことによるものだとオジサンは思います今回初めて加工してみて、硬さも丁度良く色合いも好きなのでオジサンとしては、機会があれば又使いたいと思っている材料です。は、青森県(津軽)の旧家で使われていた黒の和箪笥です。購入した時にはかなりボロボロでしたが、修理して塗装し直しました。金具の部分はそのままにしていましたが、錆びが気になり金具も塗装しました。廃棄寸前でしたが、どうにか息を吹き返したようで治し手としては満足しています。

  2007/12/04

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  リサイクルマン　Ｓさん

  一ヶ月ぐらい前から、工房への行き帰りに、田んぼの中にＳさんの姿を見るようになりました。もともとその場所には、Ｓさんの畑と田んぼがあり、Ｓさんを見かけると車を道端に止めて、世間話に花を咲かせたりしていました帰り際には、大根・白菜などの季節の野菜を目の前で畑から取ってもらい、いただいて帰ったりしていました。ところがいつの間にか、その田んぼの中にコンクリで土台が出来て、柱が立ち、二階建てののような家の骨組みが出来上がりました。数日前に、その家の前で焚き火しているＳさんを見かけたので、興味深々のオジサンは、販売機で熱々のコーヒーを買って寄りました。Ｓさんは以前ブログでも紹介しましたが、工房のご近所さんで、大成(おおなる)部落では若手です作りかけの家の前で、焚き火を囲み話しました。ゴンも暖かい焚き火のそばに座ります。外で焚き火を焚きながら飲むコーヒーは、缶コーヒーですが最高に美味しいですＳさんの話によると、家ではなく小屋というほうが正解ということですが、二階建てのこんなに立派な造りのものは、まさに家といった方がいいようです。すごいのは、すべて廃材を利用して作られているという点で、柱には電柱の古いものが使われていたり、屋根瓦は取り壊しになった別の家の瓦を貰い受けて使用しているところです。そのほかの材料も、ほとんど廃材や要らなくなったものばかり使われています。廃材のそれぞれの物には使われなくなり捨てられる訳があることをＳさんは話してくれました。面白いのは、古くなったり、壊れたりして捨てられるのではなく、色々な事情で使われなくなることが多いということを教えてくれました建てかけの家の周りには、たくさんの新品のような板が積んでありましたが、尋ねるとこれも廃材でした。ホームセンターなどで買うと、一枚が５００円から７００円はするようなパイン材です。毎月、外国から飼料を積んだ船が玉島港に来て、荷物を降ろしていくのだそうですが、その時に多くの板を廃材として港に置いて帰るそうですこの板が船でどのような使われかたをしているのかは全くわかりませんが、一回ごとに置いて帰り港で燃やしてしまうようです。Ｓさんは、知り合いからこの話を聞いて、燃やしてしまうのは勿体無いというので、もらいに行くようになったということです。しっかりしていて、カンナ掛けまでしてあるいい材料です。今度、港に船が着いたらＳさんのところに連絡があるということで、オジサンも一緒に行くという約束をして別れました。今から楽しみにしていますこれからは何をするにも、Ｓさんのようにあらゆる所にアンテナを張って、情報を集める事が何より大切だという事を感じました。Ｓさんから連絡があり、港に取りに行きましたら、ブログに載せようと考えています楽しみの増えた、のん木オジサンでした

  2007/11/28

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  思いつきも楽しい

  昨日は、久し振りに長い時間工房に居ました。この間からの工房周りの草刈りで使った道具を片付けたり、散らかっている所を掃除したりと割合やる事が沢山有ってなかなか大変です今日は時間がタップリあるので、「萌とその仲間達展」に出品する動物子供椅子の製作を中心にするつもりで来たのですが、草刈りに使った鎌(かま)、鍬(くわ)、熊手、などなど片付けているうちに、これらの置き場所を決めて置き場を作ろう・・・という思いつきで約２時間。それぞれの道具がキチント納まると、何とはなしに仕事が出来るぞという、自己満足の世界。仕事に使う道具を揃えるというのは、ホント気持ちのいいものです。そのわりには、たいした仕事も出来ないくせに・・・という声が聞こえてきそうです道具のキチット手入れの出来ない人間にいい仕事は出来ないなどと、一人つぶやくオジサンなのです。この頃の工房でのBGMは、ほとんど桂三木助の落語。江戸前の口調がなんとも言えず、のんびりとした秋の午後には合うのです。道具置き場を作りコーヒーを飲んで、落語を聴きながら一休みして木工を始めようとすると、三木助のレコードが終わり散らばったレコードに目が行く。レコードも整理して片付けしなければ・・・という訳で、ここからレコードの整理。前々から、レコードのジャケットは飾ると面白いだろうと考えていたので、ジャケットを飾るラックを作ることにしました。作るといっても簡単に飾って整理できればいいわけで、周りのいらないものを利用してが、１時間ほどで完成しました。古い障子を使いレコードは６枚が飾れます。インテリアとしても楽しいと思うのですが結局この日は、最初から最後まで計画していた作業はやらずに、思いつきで道具置き場やレコードラック作りをやってしまいました。しかし後になって考えてみると、行き当たりばったりでする作業というのは結構面白くて、ストレス解消にはもってこいのような気がしました。我々の毎日の生活は、ある程度計画的に流れていきますが無計画というのが、不安な反面実は大変な面白さや、楽しさがあることに気のついたオジサンでしたオジサンのように、毎日が無計画では困りますが・・・

  2007/10/06

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  UFO 未確認飛行物体

  今日は梅雨の晴れ間の一日です。たまっていた洗濯物を外に干した人も多かったんではないでしょうか。工房の周りの草は早くも伸びはじめ、そろそろ二回目の草刈をしなくてはいけないような感じになってきました。その分、アケビやカリンと言った植物の実も随分と大きくなってきました。ここ何ヶ月か熱心にやってきた和箪笥の修理も、６月いっぱいで一先ず区切りがつきました。出来上がりの気に入ったものも納得いかないものもありますが、マズマズと言ったところでしょうか早速、この間からは友人、知人に長いものでは一年ほど前から頼まれていた、テーブル、椅子、額などの製作にとりかかりました。これからは脇目も振らずに一生懸命やりますので、お待たせしている皆さんお許し下さいまずは額から、絵も二点預かったままになっていました。これは１００年以上の栃　(トチ)　の板をくり貫いて作る事にしましたは、ルーターで加工中の栃の板、杢　(もく)が素晴らしくガラスのように透明に波うって見えます。まだカンナで削りなおして表面をととのえます。出来上がりましたら絵を入れてお見せしたいと考えていますので・・・　お楽しみに昨日の新聞に珍しくＵＦＯ　(未確認飛行物体)　の記事が載っていて、ＵＦＯファンのおじさんは喜びました。しかし、記事の内容は「誤報、ウソ、メディア、空飛ぶ円盤」というタイトルどうりで、新聞の誤報とカルト教祖の虚言、そして真相を隠していい加減な情報を無批判に垂れ流してきたマスメディアが、現代の文化にＵＦＯ＝円盤というイメージを定着させてしまった。などなど全体的にＵＦＯに否定的意見で固められて、ＵＦＯや超常現象大好き人間には「何もそこまで否定しなくても」といった感想でした。福島県に「ＵＦＯふれあい館」というところがありまして、そこのご挨拶文は次のようなものです。「広い宇宙のどこかに人間以外の生命体がいるだろう。目撃されているＵＦＯは、本当かもしれないし、ウソかもしれない。大事なことはＵＦＯをキッカケにしていろいろなことに興味を持ってもらうこと、天文学、物理学、考古学などなど・・・かかわるジャンルは幅広い。多くの夢を持ち、それを長く追求してほしい・・・」否定することは簡単ですが、私は「ＵＦＯふれあい館」のような考え方が好きです。

  2007/07/05

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  青葉のまぶしい季節です

  五月晴れの続く毎日で「目に青葉　山ホトトギス　初鰹」という江戸時代の川柳を思い出してしまいます。しかし、もちろんこの川柳の季節は初夏で初鰹という魚と、鳥のホトトギスを組み合わせている所が絶妙だと思います。ホトトギスという鳥は「特許許可局」「テッペンカケタカ」などの鳴き声で子供のときからおなじみで、春のウグイスと並んで季節を告げる鳥として親しまれてきました。以前にある番組でホトトギスは鳴き声はよく聞きますが、その姿はなかなか見ることの出来ない鳥であるということを放送していました。そういわれれば私もホトトギスを見たことはありません　　　　木がくれて　茶摘ときけや　ホトトギス　　　　　芭蕉昨日はタップリと時間がありましたので、工房の周りの草刈を今年初めて行いました。本当に雑草が「目に青葉・・・」状態で、どこから手をつけようかといった感じです半年振りとは思えないほど草刈機の調子も良くて、かなり広い範囲を刈ることができて以前ブログでも紹介したカリンの木にも緑色の実が沢山ついていたり、三月に作ったアケビの棚のアケビにも葉っぱが茂って、かわいい実が付いていました。植物というのは本当に正直で、季節と同じように少しづつ変化しています。その他の時間は、以前からやっています椅子の製作。和箪笥の修理、塗装。気が付くと夜の八時。時間はすぐにたってしまいます好きな事をしていると、お腹がすくのも忘れて熱中します。時間があれば、いろいろ作りたいものもあるのですがなかなか上手くいきません。あせらず、のんびり、のんきにいきますか

  2007/05/21

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  時代箪笥の歴史など

  今日は土曜日、五月晴れの快晴です。しかし、おじさんは一人寂しく留守番をしておりますなんとなくパソコンに向かう事が多く、他の人より多分多くの時間があるためにブログが更新されるのだろうと思います。「古いものを大切にするということ」に関しては、まだまだ外国に学ぶ事の多い日本。もう一度古いものを見つめ直したいものです。そんな訳で、どんな訳か判りませんが今日は時代箪笥の歴史など、知ったかぶりして書くことにします。木と金具の巧みな組み合わせによって生まれる時代箪笥の発生は、以外に遅く江戸時代とされています。ほとんどのものは明治から大正にかけてつくられてきました。箪笥が使われる以前の日本の収納家具といえば、長持ち、つづら、行李(こうり)ぐらいで、ふたのついた入れ物に過ぎませんでした。箪笥がこれらのものと大きく違うのは、引き出しがついているという所です。箱より引き出しのほうが便利で合理的です。沢山のものを場所をとらずに収納できるという利点があります。江戸時代頃には普通の人々は箪笥に入れるほどの衣類や、物をもっていなかったために箪笥と言うものが近年まで作られなかった大きな理由だと思われます。一般の人たちの生活にゆとりが生まれ、いろいろな物を手にするようになって初めて箪笥が必要な家具になったと言えます。この頃、木材の生産、流通、工具の技術革新が進み、箪笥に必要な材料もてに入りやすくなりました。現在使っているカンナも、この頃から使われ始めたようです。それまでのカンナはヤリガンナと言って棒の先に刃のついたカンナが使われていました。このヤリガンナで削った板も、独特の削り跡がついて味もあるもので私は好きです現代の木工作家の中には家具作りにヤリガンナを使って削り跡の残った独特の家具を製作されて高く評価されている方もおられます。これから箪笥の生産地などと続いていく予定ですが・・・これらは又次回という事にいたします。以前の「俑よう」と同じように自己満足ブログですが宜しくお願いしますは、塗装中の箪笥の引き出し部分。

  2007/05/19

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  時代箪笥の修理終わりました

  世間は、ゴールデンウィーク真っ只中です本日は朝から快晴絶好の行楽日和です。しかし私は朝から仕事をしていて、天気も行楽日和も全く関係ありません４月１０日と１５日のブログに載せておりました津軽和箪笥の修理が、ついに完成してのようにリッパに飾る事が出来、自己満足に感激しております。思い起こせば塗装はハゲてボロボロ、背面の板は外れて無くなっていたりという散々な状態で購入して、よくぞここまで修復できたと本当に嬉涙でいっぱいです時代箪笥の最大の魅力は、以前にも書きましたが金具の素晴らしさです。引き出しを開けるための引き手、さまざまな形があり見飽きることはありません。今回の箪笥の引き手は木瓜(もっこう)と呼ばれるもので、明治から昭和の始めにかけて多く用いられていたそうです。特に今回の箪笥の一番の魅力は装飾性に富んだ錠前部分の金具の模様です。上から鶴、亀、鳳凰、鷹という風におめでたい模様になっています。金具だけ見ても楽しいもので、昔の職人たちの技術と豊かな感性に圧倒されてしまします。現代は部屋の造りも欧米化していますが、和箪笥も新たな役回りを得て現代の生活に溶け込んでいます。真新しい住宅の玄関などに衣装箪笥が置いてあったりすると、その家の住人のセンスの良さに感心したりする今日この頃です。これからも木工しながら和箪笥の修理も続けてやっていきたいと思っています

  2007/05/03

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  ゴールデンウィーク突入

  春の大イベント、ゴールデンウィークがやって来ましたといっても私の場合い仕事なのですが、世間では九連休の人もいたりして海に山に海外旅行にと、とても楽しそうで羨ましい限りです。毎年どこにもいけなくてブッブッ言っていますが、ここ数年確かにニュースなどで聞く格差社会が広がっているような気がしておりますそう思いませんか・・・さて、昨日も今日も本当にいい天気過ぎて日中は暑いぐらいです。午前中はゴンを連れて工房に行ってきました。修理していた和箪笥は塗装も乾き、ついに完成しましたが鍵を使用出来ないようにすることを忘れており接着剤で固めてしまいました。箪笥も新品ではないために古くなった鍵はどうしょうもありませんは、これから修理しょうと考えている二段重和箪笥です。箪笥自体の色はとてもいいのですが、金具が錆び付いて汚くなっています。それと右上の小引き出しの金具が紛失していてありません。これらの金具の錆び落しをして色付けと、なくなっている取っ手の代わりを探して取り付けるという作業が必要です。製作中の椅子もありますし、のんびりゆっくりやりたいと思っています工房からの帰り道に、藤の花が咲いているのを沢山見ました。とても良い香りが漂って本当にいい気持ちでした。

  2007/04/29

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  和箪笥の修理

  入学、卒業などの行事でバタバタしていたのも一段落して、ゴールデンウィークまでのこの期間は暖かくのんびりとしていてとても好きです昨日もゴンと一緒に工房に行きました。ゴンはここの所左脚の肉球の辺りが腫れて、走るのも少々つらそうで散歩程度の運動です。工房では円生の「双蝶々」(ふたつちようちよう)の前半「小雀長吉」と後半の「雪の子別れ」の一部を聴いたところで時間となりました。聴講一席じっくり聴かせるのは、やはり六代目の円生ならではの実力でしょう和箪笥の修理もだいぶん終わりました。塗装が思いの他上手くいったので満足しています。は、箪笥の本体の部分の塗装。引き出し部分は終了して只今乾燥しています。かなり激しく塗料の剥げた部分はどうしても肉厚になってしまい、光の当たり具合では膨らんで気になる所です。今夜はスカイＡで「らくごくら」が放送予定で楽しみにしています。前回は確か野球中継で放送がありませんでした。野球は毎日いろいろなチャンネルで放送されていますが、落語の番組はほとんどないわけですから中止にしないようにお願いします

  2007/04/15

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  和箪笥の修理

  今日は久し振りに、工房にゴンと一緒に行きました工房までの山道には、桜、桃、椿、タンポポ、山ぶきの花が咲き乱れ、春真っ盛りといった感じです工房に長い時間居たのは本当に久し振りで、やりかけていた椅子や和箪笥の修理などいろいろやりました。椅子は完成までもう少し時間がかかりそうです和箪笥の修理は、主に前板の塗装の剥げているところをいろいろな色を組み合わせて、なるべくオリジナルな色合いに近くしていきます。箪笥と同じ木を使い実験的に、さまざまな塗料を塗って乾燥したときの色合いが一番近いものを使用します。本当の修理は箪笥のすべての金具を外して、サンダーで削り綺麗に研磨してから色漆を何回か塗るというものですが、それは本当に恐ろしいほどの時間と手間がかかります。そいう訳で私の場合いは本当に手抜きですが、人工の着色でごまかしているというところです。そんないい加減ですが、今回までで四回重ね塗りしました。だいぶんとオリジナルに近くなりつつありますが、いかがなものでしょうかは、引き出しの前板部分だいぶ綺麗になってきました。この箪笥は青森の津軽箪笥と思われますが、背板も壊れて塗装も剥げて廃棄寸前の所をオークションで手に入れました。何よりもこの箪笥は、金具が素晴らしく残っていました。次回、修理が終わりましたらお知らせします。お楽しみに

  2007/04/10

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  桜が咲きました

  　　花の雲　鐘は上野か　浅草か　　芭蕉４４歳の句昨日、私の住んでいる高梁の桜開花宣言がありました今年は二月終わりから三月にかけてさまざまな事がありまして、この時期梅が咲いてから桜が咲くまでの期間が例年になく長く感じました。今日などは気温も高く、昨夜からかなりきつく降っていた雨も止んで陽がさしてきましたこれからが桜が咲いてお花見のシーズンですが、今年はお花見にいかれるのでしょうか？古い桜が沢山ある、お花見に絶好の場所は随分と前から探してあるのですが・・・２３日(金)ＮＨＫ「美の壷」は昨年１０月に放送して好評だった「和箪笥」のアンコール放送でした。木と金具のなんともいえないコンビネーションによって生まれる、時代箪笥のさまざまな表情には本当に驚かされます。仙台箪笥、岩谷堂箪笥、庄内箪笥、米沢箪笥、佐渡箪笥などなど全国各地で花開いた個性豊かな時代箪笥は本当に素晴らしいの一言に尽きます工房では和箪笥も一つ修理していますので、どのくらいかかるかわかりませんが完成しましたらブログでお知らせします。今製作している椅子は、座板の加工に入りました。忙しくてなかなか時間が取れませんでしたが、少しずつがんばってやっておりますは、座板の加工の様子。お尻の当たる部分を削っています。今夜は、スカイＡで「らくごくら」があります。立川流の若手噺家からは残念ながら全く面白くなくて、それでも毎週見ていますが今夜あたりは良い噺が聴けるんじゃあないかと淡い期待を抱いております。

  2007/03/25

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