スツール 木の車 塗装
インターネットで注文していた塗料が届き、溜まっていたスツールと木の車の塗装をしました。塗料はドイツ製リボス社のアルドボス。リボス社の塗料は、自然環境基準に厳しいドイツ製、植物性原料で子供が口に入れても安心な塗料です。種類は沢山ありますが長年、透明クリアー艶なしを使っています。大きさも様々ですが、私はいつも2,5リットル缶を買い、使い易いように数本の瓶に移し替えています。このアルドボスも昔から言えば、少しづつ成分が変わっていますので、今は10年程前の製品と混ぜて使っています。今回最初は、5月15日から製作していたミズメ材のスツール。ミズメは桜などと同じ仲間の硬い木ですから、オイルフィニッシュすると見違えるように綺麗になります。塗装して一週間で完全に乾きました。脚周りは栓・水楢、同じ塗装でも樹それぞれの個性が出ます。耳の部分は、なるべく残すようにしています。残ったオイルでオモチャ木の車、6月1日から作っていた物も塗装しておきます。これは栓材なので、仕上がりは本当に自然です。子供のオモチャには、自然な風合いの出る栓・ブナ・クルミなどのオイルフィニッシュが、私は好きです。今回は塗料の無駄が出ないように、まとめて塗装しましたが、テーブルなどの大物は2~3回オイルフィニッシュするので、かなり塗料を使います。しかし、期間をおいて数回オイルフィニッシュすると、色合いに深みが出て何とも言えない感じになります。昨年秋に製作した栓の大型テーブル(長さ2メートル30センチ)は、5月下旬に2回目のオイルフィニッシュをしました。家具は出来上がった時が完成ではなく、それから何年かで作り上げていくもの・・・と言われていますが、まさにその通りだと思います。