小坂部川ダム
久々の「ダムの歩き方」です。今年初めのダムは、岡山県新見市の高梁川水系にある、小坂部川(おさかべがわ)ダム。国道180号線を高梁から向かうと、川合橋を右に県道442号線を小坂部川沿いに進むと、川が細く部落が無くなると美穀湖・(みよしこ)の堰堤が見えてきます。ここから狭い山道を進むと約15分程でダムに到着しますが、それまでにはかなり危険な場所や、戦時中に架けられたのではと思わせるアーチ橋があったりと、普通の新しいダムでは味わえない迫力があります。雪の季節には、絶対に行かない事をお勧めします。1942年着工、1955年完成と言いますから、今から64年も前のオールドダムです。クレストは3問、ラジアルゲート方式、左岸に小さな発電所があり、途中の道から橋を渡りその場所には行けます。ここの人口湖、美穀湖については、今年1月2日のブログに載せていますので、そちらを参考にして下さい。下に緑色の屋根の発電所の建物が見えます。とにかく古くて雰囲気の最高に良いダムで、今まで訪れたダムの中ではイチオシです。現在の私が訪れたダムの中では、一番か二番には入るような気がするいいダムです。