[季節の話題]の記事一覧 | のん木ぶろぐ

干し柿作り

毎年、友人が沢山の西條柿を植えていて、それを頂き吊るし(柿干し柿)を作ります。「早く来て柿を取らないと、イノシシやハクビシンが食べてしまうよ」と言う連絡で取りに行きました。昔は、この西条柿を出荷していたそうですが、手間賃・箱代・手数料などが高騰して、出荷しても大した金額にはならず止めてしまったそうです。１０本ほどある柿木は今でも大切にして、ご覧のように下刈りもきれいにしています。立派な西条柿が実を付けていますが、誰にも食べられないのが可哀想です。全部で５０個程持ち帰りました。これでも一本の木の、ほんの少しにすぎません。皮を剥き紐に通して、熱湯に浸けて殺菌したら出来上がりです。出来上がった干し柿は、適度に日陰で風通りの良い場所に吊るします。ここは毎年同じ場所ですが、後は天候次第です。ヒョドリなどの野鳥も良く知っていて、少し乾いて甘みが出てきた頃を狙っています。こちらも時期を見計らって場所を移します。昔は、何処の家の軒下にも沢山の干し柿が吊るされていましたが、今ではあまり見かけなくなりました。それだけ食べ物も豊富にあって、手間のかかる事はしなくなったからだと思います。今が旬の葡萄なども美味しいですが、干し柿の味も又、格別です。

2021/10/08

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秋の味覚

栗とイチジクが旬です。栗は例年よりも早い気がしますが、すでに工房の栗は終わりかけています。１３日に栗の木の下の草刈りをして、一週間もしないうちに栗のイガが落ちてきました。それを知らない私は一週間後に行ってみると、すでにイノシシなどの動物に実は食べられていました。まるでイノシシなどの、おこぼれを頂いている様な感じで、それからは落ちたイガを綺麗に片づけて、竹棒で栗の木をゆすり、落ちてくる実を早めに拾うという作業に徹しました。それでも残りは少しで、まさに野生動物たちとの競争です。イチジクは平年並みで、徐々に熟れては取るという繰り返しで、これは動物に狙われるという事もなく安心です。木によって熟れ具合にばらつきがあり、それが取る側にには非常に好都合です。昨年もイチジクジャムを作りましたが、今年も後半になり数が多くなれば作りたいと思っています。イチジクジャムはジャムの中でも特別美味しく、これは欠かせません。秋は、次々に美味しい果物が登場して、果物だけでも食べすぎに注意が必要です。

2021/09/30

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栗の木の下刈り

栗の木の下刈りをしました。栗の木の下刈りは今回で４回目です。毎年、大体同じ場所を３回程度はワンシーズンで刈りますが、栗の木の下は特別で、この時期に刈っておかないと熟れて実が落ちても、草が伸びて見つけられない事が多くて困ります。その様なことから、どうしても栗の下は４回刈ることになるのです。前回見た時よりも栗は随分と大きくなり、後は茶色に熟れるのを待つだけとなり、今年も豊作のようです。草刈り作業も終わり、一休みしていると目の前には鮮やかな彼岸花が、知らぬ間に綺麗に並んで咲いていました。彼岸花の見事な造形美は、毎年見るたびに感心させられます。花から線のように伸びている雄蕊・雌蕊が、まるで如来や菩薩の後光（光背）のように見えるのは、私だけでしょうか・・・草刈り前にやって来た二十郎は、エサの缶ズメをもらうと姿が見えなくなりましたが、草刈り後に工房に戻ってくるときに見ると、止めてある軽トラの屋根からこちらを見ていました。その後、再び工房に来ておやつをねだりました。本当に、ブサ可愛らしい二十郎です。早くも９月も中旬となりました。

2021/09/13

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山のアケビ

各地で稲刈りが始まる頃、そろそろ山のアケビも熟れ始めます。畑で栽培されているアケビは、まだ硬い緑色のままで、山のアケビとは一ヶ月以上熟れ具合が違います。出かけてみると山のアケビも、まだ緑色の硬い実が多く、色づいている実の方が少なめで、数は例年とほぼ同じぐらい多くも少なくもありません。アケビと同じくして、彼岸花も咲き始めていました。昔はアケビ取りを楽しみにしていた子供たちも居ましたが、今では子供たちには見向きもされず、美味しそうに熟れていても取る人もなく、枝に巻き付いたツルにぶら下がっています。それでもまだ早い時期とはいえ、熟れて口を開いているアケビも数個見つけ、その内の一つを食べてみると、昔ながらの自然の甘さが口いっぱいに広がりました。このきれいに熟れたアケビの実と、本当に小さな山栗の小枝を持ち帰り、備前焼の花瓶にさして、秋の訪れを部屋の中で味わいました。アケビの季節は、まだまだこれからです。

2021/09/11

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夏の終わりに

長雨により、今年は夏らしくない夏でしたが、それでも季節は確実に移り、秋が訪れようとしています。数日前に小玉スイカを全部収穫しました。折角大きくなり収穫直前で幾つか、イタチ・タヌキ・カラスなどの害獣に食べられ、悔しい思いをしましたが、その後は網や柵を厳重にして、どうにか残りは収穫できました。道の駅などでは、驚く程大きなスイカが沢山売られていますが、今は冷蔵庫に丸のまま入る小玉スイカが人気があります。家族の人数も少なくなった事なども、小玉スイカ人気に拍車をかけているようです。結局今年は全部で１０個程のスイカが出来ましたが、その内２個は害獣に取られてしまいました。スイカは、収穫のタイミングが難しいのですが、私はヘタが茶色に枯れる直前が一番いいと思っています。収穫したスイカは、一口大に切ってタッパーに入れ、冷やして食べるのが便利で食べやすく、暑い日の水分補給には申し分ありません。先日の夕方、「アシカカフェ」のトドさんが、アカショウビン写真のお礼にと沢山、自分で育てられた貴重な葡萄を持って来てくださいました。ハニービーナスなど、今まで食べたことのない美味しい葡萄を頂き感激しました。トドさんの葡萄作りの様子は、毎日更新される「半農半デのトド日記」で見させていただいて、草刈りや予防の大変さも知っていましたので、頂いた葡萄の美味しい味も格別でした。本当にありがとうございました。今は、お休みされている「アシカカフェ」のオープンも、首を長くして待っているTシャツオジサンです。

2021/08/28

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秋の準備

長雨が続いていますが、どうにか今週後半には、この長雨も終わりそうです。草刈りをしていて気が付けば、頭上には栗の実が沢山付いていました。栗は、昨年同様に豊作の様な感じを受けますが、どうにか長雨に負けず、沢山の美味しい栗を秋には落としてほしいと思います。もう一つ秋と言えば柿ですが、柿も今年は豊作の様な感じで、使い道も多く豊作は本当に嬉しい知らせです。最後はナツメですが、我が家のナツメは傍に大木があり日陰になっていた事と、カズラが沢山巻いていて伸び悩んでいました。ところが今年は大木も切り倒し、カズラも取り払ったために実も沢山付けて、収穫が楽しみになりました。ナツメの和名は、夏に入って芽が出る事に由来して、果実は乾燥させたり菓子材料、その他には生薬としても利用されています。ヨーロッパとか中国とか原産国は言われますが、本当の所は分かりません。日本には奈良時代に渡って来たそうです。陽当たりが良くて水はけの良い場所を好みますが、実は風に弱くすぐに落ちるそうです。茶色になる前の緑から、少し熟れた時期が食べると美味しく、小さなリンゴを食べる様な感触です。この反対に今年不作を予感させるのは、アケビとカリンです。二つともほとんど実を付けておらず、この秋は残念な事になりそうです。

2021/08/22

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今年初めての草刈り

今日、今年初めて草刈りをやりました。2台所有している草刈機も一年振り。大丈夫だろうか？と思いましたが、意外にも問題なく直ぐにかかりました。今年最初の草刈りは、最愛のペットだった柴犬のゴンと、猫のゴロのお墓周りを刈りました。少し高台の桃の木の下に、柴犬のゴンは眠っています。２０１９年３月２５日に１７歳５ヶ月でゴンはなくなりました。何処に行くにも一緒で、本当に賢い可愛い犬で事故やケガもなく、天寿を全うした事がせめてもの救いでした。今でも、工房の行き帰りには時々ゴンの事を思い出します。そのすぐ傍ですが、２０１６年５月２０日の夜に突然亡くなった、猫のゴロのお墓です。八重桜の下に埋めましたが、毎年綺麗に桜が咲き、１０年余りの短い生涯に残念でなりません。白くて大きな体で、ゴロゴロとしていた姿が懐かしく思い起こされます。これからは、時間があれば草刈りですが、草刈りの最中に何を考えているのかと言えば、案外亡くなったペットの事や昔の事が、私の場合には多いように思います。

2021/04/20

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山吹

春は、どうしても花の話題が多くなります。今回で3回続けて、花の話題で申し訳有りません。工房までの山道で、今は山吹の花が満開になりました。山吹は、日本中の低山や丘陵地などに生える低木で、古くは大田道灌の話で有名です。様々な花には花言葉というものがあり、山吹の花言葉は「気品｣「崇高」「金運」だそうです。私が、面白いと思ったのは「金運」で、黄色い花が重なる姿や色が黄金色で、小判に見えるところから付けられたという説明でした。少しこじつけの様にも感じますが、可愛い花なので、それも良いという事にしましょう。

2021/04/07

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桜見納め

いよいよ今年も桜が、見納めに近づいて来ました。県北の桜も、今週で終わるのではないかと出掛けてみました。真庭市久世から勝山にかけての川沿いの桜も見事ですが、人の多さが気になるところです。そんな中人も少なく、隠れた穴場的な桜は、何と言っても真庭市「美甘の宿場桜」です。川沿いの細い道沿いに植えられた桜はどれも老木で、毎年見に行く度に感動さえ覚えます。本当に見事な桜並木ですが、国道を車で走っていると民家に隠れて、その姿を見る事が出来ず、知名度こそありませんが、桜並木では久世のトンネンル桜に決して引けをとりません。この日は雨上がりの為、桜を見に来た人も少なく、これ程の桜を独り占めにしたような豊かな気分を味わう事が出来ました。ここの桜を見れば、他の桜は見なくてもよい。そんな感じのする「美甘の宿場桜」です。美甘から車で１０分。ここは有名な新庄村の「凱旋桜」毎年、大々的にマスコミでも取り上げられ、「醍醐桜」と共に岡山県北部を代表する桜の名所です。休日でしたが雨が降り、ようやく止んだ夕方の為、見物客は少なくゆっくりと歩く事が出来ました。昨年も山登りの帰りに立ち寄りましたが、満開でも人も少なく見る事が出来ました。野良猫が、桜と人を眺めていました。今年も幸せな事に、沢山の桜を見る事が出来ました。山の上にある工房の桜も散り始めましたが、それに伴い八重桜と枝垂れ八重桜が開花しているのを見つけました。山では、ツツジやヤマブキも咲き始め、しばらくすると早目の藤の花の姿も見えるかも知れません。今年は特に、花の季節は一度に訪れて来ていますから・・・

2021/04/06

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工房の桜満開

昨年より一週間早く、本日工房の桜が満開になりました。今年は桜の開花も各地で例年より早く、記録づくめの桜情報となりました。工房の少し早目に咲いた桜では、すでに花が散り始めている樹もあります。工房の桜は樹齢３０年程ですが結構大きくなり、今が一番元気の良い時なのかもしれません。大きな幹の途中には、可愛らしい花が咲いているのを見つけました。まさに、春爛漫です。あまりにも桜が綺麗で、上ばかり見ていましたが、気が付くと足元にも春が訪れていました。他にも、ツツジの花も咲き始め、アケビの花も開きました。今年は、本当に花の咲く順番はなくて、すべての花が一度に咲くという不思議な感じの年です。

2021/03/30

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真庭市勝山の桜

今日、真庭市勝山の旭川沿いの桜を見てきました。近くでは、久世のトンネル桜が有名ですが、私は人の少ない勝山から久世までの間の旭川沿いの桜が好きです。今回は、その中でも菜の花とのコラボが美しい勝山・旭川の桜です。後、一週間は見頃だと思いますので、コロナ下ですが是非ご覧ください。

2021/03/27

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工房桜開花

工房の庭にある吉野桜が開花しました。一昨日までは蕾でしたが、今日工房に行って見ると、２分咲き位に桜の花が咲いていました。それでも場所によって、まだ蕾で咲いていない桜の木もあります。今年は、櫻が咲くのが本当に早く、平地ではもう半分ぐらいは開花しています。それだけ温暖化で気温が高く、コブシなどとほぼ同時に一度に花が咲くという傾向が続いています。庭の桜は咲き始めましたが、驚くことに山桜は場所によっては、満開の所も多くあります。山桜も数種類あるようで、少しピンク色が濃いものや薄いものなど様々です。こんな所に山桜があったのか、と毎年改めて見る事が多い日々です。これから暫くは、本当に綺麗な桜の写真が載せられると思います。桜には、コロナは全く関係ない事が、嬉しいです。

2021/03/20

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春の訪れ

今日も本当に暖かな一日でした。気を付けて見ると、工房の周りでも春の訪れを告げる花々が、静かに咲いています。少し日陰で涼しい場所に、藪椿が本当に控えめに咲いて、まだ綺麗な花が山道に落ち、藪椿の存在を知らせてくれます。薄く青い小さな花が無数に咲いていますが、多くの人が気にも留めないのが少し可哀想です。紫の花も綺麗です。沢山咲いていますが、名前は知りません。早春を代表するフキノトウ。上手く写せませんでしたが、てんとう虫も見つけました。工房では、梅の花が終わりかけていますが、桜はまだまだ咲きそうにありません。ウグイスの声は、３月に入るとすぐに聞こえてきています。

2021/03/10

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椎茸原木移動

先日紹介した、今年植えた椎茸原木を移動しました。3月に入り気温上昇に伴い、2年〜3年前に植えた椎茸が少しづつ生えてきました。それに伴い少しづつ原木の場所を移動して、年代別にわかり易くしました。菌を植え付けて、２年位しないと椎茸は生えてこないので、収穫するのには時間がかかります。３月に入り、気温が上がるにつれて椎茸が姿を見せてきました。これに雨が降って水分が加わると成長も加速します。同じ菌でも、木の種類によって椎茸の見た目は少し違います。水分の関係もあるようですが・・・先日紹介した、今年の椎茸原木も椎茸置き場に運び、まだ並べていませんが置いています。これを並べるのは、大体５月頃になると思います。手前程新しく、置くほど古くなっています。これから、どんどん椎茸が生えてきます。工房の椎茸原木は、まだ動かしいていませんが、５月に入ると湿気の多い暗い場所に移動するつもりです。収穫出来るのは２～３年後になりますが、それはそれで楽しみに待つ事にします。

2021/03/04

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紅梅

２月に入り、今日は肌寒い一日でしたが、工房庭では紅梅の花が開いていました。数日前見た時には、蕾が大分膨らんでいましたが、今日は五輪位開いていました。寒い寒いと言いながらも、季節は確実に春に向かって進んでいます。今日は久々に庭で焚火をしましたが、風もなく肌寒く、午後からは小雨と焚き火には最高の日でした。野鳥達にとっては、庭で焚火をしていて煙が上がっていても、あまり関係無いようで飛びまわっていました。ただ撮影時には煙が邪魔になり、折角のシャツターチャンスを逃す場合もよくあります。２月中旬には紅梅も満開になり、それからがいよいよ春本番、その頃にはコロナも治まってくれるとよいのですが・・・ちょっと無理かな。

2021/02/01

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2021年　謹賀新年

明けまして　おめでとう御座います。今朝は、早朝よりヤマセミ撮影に出掛けました。時々、小雪の舞う天候で県道沿いの器械は、氷点下マイナス3度という表示でした。７時過ぎると、少しづつですが陽が射してきました。本当に顔が痛いくらいの外気温ですが、これ位の方がヤマセミに会う可能性は高くなります。結局、今回はヤマセミの姿を３回見る事が出来ましたが、残念ながら撮影する事は出来ませんでした。今年初めに、姿が見れただけでも十分満足でした。簡単に写せない所に、ヤマセミの価値があるのだと勝手に思っています。午後は、工房のある集落の氏神様に、初詣に寄りました。限界集落になり、訪れる人も少なくさびれていますが、しめ縄も新しくなり新年の張りつめた空気が、漂っていました。持って行ったお餅を奉納して帰りました。三蜜もなく、本当に静かです。コロナも終息しないままに新しい年を迎えて、この先どのようになって行くのか不安な幕開けですが、その時々で最善の策を取り、対処していくしか方法はないようです。政治家の無能ぶりばかりが目立つコロナ対策ですが、なるようにしかならないと、私は腹をくくって今年を過ごす予定です。

2021/01/01

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２０２０年　大晦日

２０２０年が終わろうとしています。年末、ギリギリまで仕事をして、昨日・今日と急用が出来、慌ただしい年の暮れでした。夕方になり、工房に出かけ正月準備をして帰って来ました。コロナに翻弄された一年でしたが、自分では今年は、本当にいろいろな事が出来た充実した一年でした。皆さんは、どのような一年だったでしょうか・・・今年一年、ブログをご覧いただき、本当にありがとうございました。来年も、また宜しくお願いします。今年最後に工房で撮影した鳥は、ルリビタキ・メスでした。幸せの、青い鳥である事を願っています。

2020/12/31

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三室狭の紅葉

　新見市・神郷油野にある、「三室狭」の紅葉を観てきました。4月下旬から５月上旬は、シャクナゲが見頃で、１０月下旬から１１月上旬は、紅葉が見頃となります。本来は、午前中から出かけると太陽の陽が、紅葉した木々にあたり紅葉の色も鮮やかなのですが、残念ながら予定が重なり、午後からでしか出かけられませんでした。それでも自然の紅葉は素晴らしく、数枚の写真で紹介しておきます。まだ、今週一週間程は楽しむ事が出来る様な感じですが、天気具合ではどうなるかは分かりません。観光客も少なく、のんびりと紅葉を独り占め出来る、まさに穴場の様な紅葉の名所でした。

2020/11/08

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吊るし柿3

10月13日に作った吊るし柿、ついに完成しました。今日は、一番大きい吊るし柿を一つ食べてみて、渋味が残らなければ全部取り込む事にして、試食してみました。食べてみた結果、硬さも丁度良くて甘さも十分、カビも全く無くて完璧な出来栄えでした。こんなに良い吊るし柿が出来た要因としては、まず知人からもらった西条柿の品質が本当に良かったという事と、天候に恵まれたという事が大きかったと思われます、毎回、コーヒーを飲むときに一つの吊るし柿を食べていますが、甘さも自然できつくなく、程よい甘さがコーヒーに非常に合います。取り込んだ吊るし柿は、小分けにして冷蔵庫に保存して、いつでも食べられるようにして置くと長期保存が可能です。こんなに上手く出来るのなら、もう少し沢山作ればよかった・・・と反省しています。でも、こればかりは素材と天気の関係もありますので、欲を出さない方が良いのかもしれません。今回は、大成功という事で、今年の吊るし柿の話しは終了したいと思います。

2020/10/30

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紅葉の季節

県北の紅葉は、まだ始まったばかりです。紅葉の森を歩いて来ました。まだ始まったばかりですが、カエデなど樹によっては、随分と紅葉の進んでいるものもありました。落ち葉を踏みしめて歩くのは、本当に気持ちの良いもので、どうしてこう感じるのかが不思議です。赤や黄色など、様々な自然の色が目を惹きます。天気は最高に良くて、陽当たりは半袖でも丁度いい位ですが、日陰に入ると風が冷たくて、何か羽織るものが必要です。落ち葉を拾いました。本当に綺麗で、毎回言うのですが自然の造形には感激します。身近では、柿の葉なども驚くほど綺麗で驚きます。この落ち葉は、乾燥剤などを入れて置くと何年でも色が変わりません。数年前に大山で拾った、ブナやカエデ・ナラ・モミジなどの落ち葉を今でも保管しています。何でもないものですが、未だに捨てられません。

2020/10/25

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吊るし柿2

西条柿を吊るしてから、十日が過ぎました。それまでに鳥の防御網を取り付けて、準備は万端、後は天気の良い日が続く事を祈るのみです。まんまるだった西條柿が、随分と萎んで段々と小さくなって来ました。もう食べられそうな感じの物もありますが、もう少しの辛抱です。幸いに柿を吊るしてから秋晴れが続き、心配していたカビも生えずに綺麗に乾いてきました。昔、母方の家の亡くなった祖母は、吊るし柿を作る名人で、その干し柿はとことん干して硬かったのを覚えています。もう少し待つと、最高の干し柿が出来そうですが、心配なのは天候だけです。今回は素材となる西条柿の出来が良かった事と、天候に比較的恵まれた事が、良い吊るし柿が出来た要因かも知れません。今から、取り込んで食べる事を、本当に楽しみにしています。

2020/10/23

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吊るし柿

知り合いから西條柿をもらいました。知り合いの父さんが、出荷を目的に植えられた西條柿でしたが、お父さんも亡くなり柿の価格も下がったために、何本も植えられた柿木は放置されて、その場所の草刈りだけ息子さんがしています。天気の良かった昨日、柿取りに出かけました。沢山ある柿木には、沢山の実が付いていましたが結構熟れている物もあり、それらは鳥達や動物達のエサとなるそうです。何と言っても、これは吊るし柿にすると最高品質の「西条柿」、本当に勿体無い話です。西条柿は、タテ長で側面には４条の溝があるのが特徴です。色はあまり濃くありませんが、緻密で硬さが丁度良く、１６世紀頃には干し柿として、武士の保存食として珍重されていたという資料が、残っているそうです。夜は、もらって来た柿の皮むき作業を、夜なべにしました。約50個を２時間ほどかけて剥きました。６～７個をヒモに結び完成ですが、今夜はここまでで作業終了です。朝は、沸騰したお湯に次々順番に５秒間ほど浸け、そうすると殺菌されカビが生えにくくなるそうです。その後、風通しの良い場所に柿同士が付かないように並べて、取りあえずは完成です。昨年は作らなかったので、一年ぶりか二年ぶりかはハッキリ覚えていませんが、吊るし柿が好きか嫌いかは別にしても、秋の風物詩としては見るだけでも気持ちの良いものです。これで、大体３週間ほど出来上がりとなります。上手く出来た場合いには報告すると思いますが、報告が無い場合は、失敗という事でご理解頂ければと思います。

2020/10/13

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今年の栗

今年は、栗が豊作です。反面、柿が不作ですが、これは場所によって違いがあるので、何とも言えませんが、私の周りではと言うことをお断りしておきます。工房では4〜5日前ぐらいから栗の実が落ち始めました。すでにイノシシかタヌキが、美味しい栗の実を食べに来ていて、落下した実を食べていました。まだ木に付いている物でも、口を開けている物は高枝切狭で落とし収穫しています。まだまだ沢山の実が付いていて熟れていない物もありますが、以前にも書きましたが、これからは動物達との競争になります。早速、今日収穫した栗は、むいで栗ご飯にしました。買っていたサンマも食卓に並び、まさに秋の味覚がそろった事になりました。これで、松茸の汁でもあれば最高なのでしょうが、まだ地元でも松茸が取れたという話は聞きませんので、これからなのかも知れません。秋には秋の食材が食べられるという事は、本当に幸せな事だとしみじみ感謝している所です。

2020/09/30

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秋の始まりの頃

残暑ですが９月になり、台風が次々にやって来て、季節は確実に進んでいます。今、私の周りを見渡し、この季節らしい風景を切り取って見ました。早い所では稲刈りが始まり、それに伴ってスズメ達も早朝から、田んぼの横に立っている柿木の上で、ウォーミングアップをしています。皆の前でスズメのリーダーが、熱中病についての注意などしているようでした。先日出かけた鳥取県・香取の牧場。広い広い放牧地では、本当に無数の赤とんぼが飛んでいて、秋が来たことを実感しました。９月に入っても、そんなことは全く関係なく、工房のカリンの木にとまったセミは、鳴き続けています。ここに来て、青空の下で爽やかに咲いているのは百日紅の花。誰に見られるでもなく、静かに鮮やかに咲いている姿が、私は大好きです。秋と言えば柿と栗。今年は、栗の実が例年よりも多いような気がします。栗の木の下の草刈りも終わり、これからはイノシシやタヌキ達と、栗の実の争奪戦となります。

2020/09/04

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夏野菜

長雨の為に、夏野菜の価格が高騰している様です。夏野菜は基本的に、水分やカルシュウムを豊富に含んでいるものが多く、夏バテや熱中症の予防解消に効果があると言われます。また、ビタミンを多く含み、夏に必要な栄養を手軽に撮れるのが特徴です。おばーさんの畑、夏野菜が見事に育っています。普通のトマトも育てていますが、食べ易いミニトマトも栽培しています。現在、日本のトマトは８０００種類ほどあるそうです。そのまま食べても美味しいですが、様々な料理にも使えて便利です。ピーマンは、一株から４０～５０個も収穫できる優れものです。油を入れて焼き、醤油でシンプルに食べる方法が一番好きですが、他にも沢山の美味しい料理があります。トマトもピーマンも、自然の色合いが素晴らしく美しいと、いつも感心してしまいます。最後はスイカ。これは夏野菜ではありませんが、夏の果物の代表格です。写真のスイカは小玉スイカ。小さなスイカで皮が薄いのが特徴で、１９５８年に初めて登場した品種ですが、冷蔵庫に入れやすい事や大玉に比べ価格も安い事から、最近では大玉より人気があるそうです。実は、もう一つ食べましたが、本当に甘くて美味しかったです。これから暑くなると、スイカの季節です。

2020/07/16

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紫陽花

梅雨真只中、毎日雨が降り続いていますが、梅雨時期の花と言えば紫陽花です。今、本当に綺麗に咲いています。葵の花も、てっぺん近くまで咲きましたので、もう直ぐ梅雨も終わり、初夏がやって来ます。

2020/07/03

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夏の風物詩　ホタル

本当に久々、ホタルを見に出かけました。場所は、真庭市下呰部（あざえ）にある「北房ホタル公園」。この日は朝から雨、夕方になつても止む気配はなく、ダメもとで出掛けてみました。今年はコロナの影響で、ここのホタルに関するイベントは全て中止、少し寂しい感じですが、人が少なく静かに見られるという点では良いのではと思いました。それででも８時頃に「ほたる公園」に着いた頃には雨も小降りとなり、時期と時間も良かったのか思いの他、沢山のホタルが飛んでいて、見に来て良かったと思いました。ここの備中川に架かる橋の上から、両側に広がる草原、そしてそれに続く小さな森。真っ黒な闇の中に無数のホタルが、時間帯によって場所や点滅具合を変えて乱舞する様子は、見ているうちに何とも言えない不思議な気持ちになってきます。この撮影は、高感度カメラを駆使して時間もかかりますので、今回は本当に下手なイラストでご勘弁下さい。大体、このような感じで小雨の中見ていました。ホタルには生活する為の森林の林床、カワニナなどを捕食するためのきれいな水のある川、これらの条件が揃わないと生息できないようです。この場所も、多くの人たちの努力によって、これらの環境が保護されている事に、本当に感謝です。ありがとうございました。

2020/06/13

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タニウツギとアサギマダラ

コロナが流行っても、季節は関係なく穏やかに流れていて、本当に安心します。県北の森に出かけて見ました。私の好きなタニウツギの花が咲き始めましたが、まだまだ蕾も多くてこれからという感じです。撮影したタニウツギは特に沢山開花しているもので、ほとんどの物は蕾が多く、これから花開くという感じです。タニウツギの花は、別名「田植え花」と呼ばれ、田植えの始まる季節に開花するようです。今は、田植えの時期も早まりましたが、昔は６月というのが田植えの本番だったので、タニウツギの花の満開も６月という事になります。そんなタニウツギの花の中を飛び回っていたのが、数はまだ少ないですがアサギマダラでした。アサギマダラもこれから、東南アジア方面より長距離を飛んで来る蝶で、偶然にも見る事が出来安心しました。カッコウの鳴き声も遠くで聞こえ、アカショウビンの鳴き声も聞こえて、梅雨の季節が本番を迎えようとしています。野鳥好きには本当に嬉しくなる、梅雨の訪れまじかの季節です。

2020/05/25

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八重桜

春の終わりと、夏の訪れを告げるとされる八重桜です。ソメイヨシノが散るのと同じ時期に、開花を始めるのが八重桜です。八重桜とは八重咲きになる桜の総称で、ヤマザクラやサトザクラが変化したものとされ、花弁の多さから丸くふんわりした感じになり、その見た目から「ボタン桜」とも呼ばれています。写真の八重桜は工房庭にあるもので、今年で植えられてから２４年になります。この木の隣には、２０年ほどのソメイヨシノが二本ありますが、やはりそれらが散ってから一斉に咲き始めました。工房の八重桜の今年の開花は４月１４日、ほぼ例年並みでした。多分、今週いっぱいは綺麗に咲いてくれていると思いますが、散るのも一時に散ってしまい、その辺り一面がピンクの花びらだらけになります。これで、今年の桜のシーズンは終わりとなります。

2020/04/20

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自然の贈り物　フキ

今年も沢山のフキが、工房庭の水路沿いに生えました。フキはキク科の多年草です。山野などのやや湿った場所によく自生していますが、どこにでもあるという物ではなく、同じように見えても場所や時期によっても、少しづつ違いがあるようです。私の所では、毎年同じ場所に生えますが、種類は茎の太さや色などから二種類あるようです。下の写真は、今年一回目にフキ採りをした時のものですが、ジクの下の部分が赤紫色でジクも太く、成長も早い本当に美味しい上物です。これの比べて、その後に成長してくるフキはジクも細く、色も薄い緑色一色となり最初の物に比べると品質が落ちます。そうは言っても、これらのフキは栽培しているものではなく自然に生えるもので、毎年同じように美味しい食材を提供してくれ、本当に感謝という言葉しかありません。フキ料理は数多くのレシピがあり、どのように料理しても大変美味しくいただけます。私は、フキ独特の香りが大好きです。食物としての栄養価も高く、ベータカロチン・ビタミンＢ１Ｂ２・カルシュム・カリウムなどが豊富で、食物繊維も多く便通にも良いという、先日紹介したタケノコと並んで、本当に春の自然からの贈り物なのです。

2020/04/19

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旬の食材　タケノコ

今年もタケノコが取れる季節になりました。タケノコの岡山県下最大の産地は真備町で、もう随分前にタケノコの収穫の話題がニュースで流れていましたが、高梁地域では今が旬と言う感じです。本当に爽やかな風が通り、気持ちの良い竹林です。竹林を探すと先だけが少しのぞいた、タケノコを見つける事が出来ました。まだ地中にもぐつた状態の物も多いですが、これぐらいのタケノコが一番美味しいそうです。タケノコは色々な料理に使えますが、一番は土佐煮かもしれません。おかずに良し、酒のツマミに良しと言うことはありません。もう暫くは、この美味しいタケノコ料理が味わえそうです。今年もタケノコ豊作を祈ります。

2020/04/15

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櫻のトンネル

多分、今年見た桜の中で、最高の景色ではなかったかと思います。場所は、あえて載せませんが、これだけの桜のトンネルにもかかわらず、見る人がほとんど居なかったことが本当に不思議です。この時に出合ったのは、数人の小さな女の子達と一匹の猫だけでした。猫も花見を楽しむのですね。

2020/04/04

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美甘　首切り峠の一本山桜

本当に見事です。真庭市美甘、１８１号線新庄川沿いにある通称「首切りトンネンルの一本山桜」幾度となくこの桜の横を通りますが、満開の時に通る事が出来るのは数年に数えるほどです。こんなにも見事な一本山桜ですが、残念な事に車を停めて見る事が出来ないために、多くの人がそのまま通り過ぎてしまいます。山桜なのですが花弁のピンク色が普通のものより濃くて、一際鮮やかな印象を見る者に与えます。地名の「首切り峠」には、何か深い言い伝えがありそうですが私は知りません、分かりましたら調べて又の機会にお知らせします。この辺りでは、醍醐桜が有名で毎年多くの見物人で賑わいますが、人知れず咲いている各地の一本桜にも魅力を感じます。ちなみに岡山県南の桜は、今日が満開なのでそうです。コロナウィルスの影響がなければ、多くの見物人で賑わう季節なのに今年は、櫻も人間も本当に不幸な花見の季節となりました。

2020/03/31

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工房サクラサク

工房庭のソメイヨシンノが、咲き始めました。一週間前位から山桜が急に咲き始めて、ここ数日で平地のソメイヨシノなどの桜も、だんだん咲いてきました。世間がコロナウィルスで大騒ぎの中でも、自然の営みはぶれる事はありません。今日は生憎の雨でしたが、しっとりと雨に濡れた桜の花びらや蕾も可憐で綺麗です。同じ種類の木でも、植えられている場所の陽当たりなどの関係で、開花が多い木もあります。アトリも枝に飛んで来て、花見を楽しんでいるような感じでした。花見に行っても見物制限されて、花見が出来ない多くの人に比べて、自分だけの桜が何本かある私は本当に幸せ者だと、つくづく思います。

2020/03/27

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山桜で花見

我が家の屋上から見える、愛宕山麓にある一本の山桜が、快晴の今日は満開状態。歩いて行くと３０分ぐらいで行けるだろうとカメラ片手に散歩感覚で出かけ、少し暑いぐらいの陽気でしたが、無事に山桜の場所までは２５分程で到着しました。この一本山桜は、高梁市街を見下ろす愛宕山の登り口にあり、遠目から見ると非常に目立っていますが訪れる人は少ないようです。実際訪れて見ると結構な巨木で、樹齢１００年は経っていると思われます。愛宕山の登り口にあたる為、こんなに立派な石の鳥居がありました。周りは高台で案外広く、高梁市街の駅から南半分が綺麗に見渡せます。それにしても、この山桜は綺麗で立派です。傍に普通の桜がありましたが、今は蕾が膨らんでいる状態でした。吉野桜などに比べると、花が小さく色も淡い感じで地味ですが、昔ながらの桜という感じがして私は好きです。短い時間の花見でしたが天気も最高に良くて、今年初めての花見が意外な場所で出来た事が本当に良かったです。

2020/03/21

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桜咲く

一週間ほど前に、知り合いの方から早咲きの桜の枝を頂きました。水切りをして大き目のかめに入れて外に出して置いたところ、ここの所の高温で満開になりました。サクラの名前は、ハッキリとは分かりません。小さな花で可愛らしく本当に綺麗です。まだまだ工房にある吉野桜は、蕾がようやく膨らんできたところです。櫻も種類によって、こんなにも開花する時期が違っている事に驚きます。コロナウイルスの話題ばかりで気持ちが塞ぎますが、サクラは綺麗に咲き始めました。

2020/03/14

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雨の紅梅

2月も今日で終わりです。今まで経験した事のない、コロナウイルスなるものが広がり、人々の生活も一変してしまいました。季節は例年よりも少し早いペースで進んでいます。今日雨の中、工房庭の紅梅ですが、ほぼ満開状態になりました。学校などもコロナウイルスのために休校となり、子供達も大人も外出する事も出来なくなっています。一体いつまで続くか分りませんが、体力も気力も本当に心配です。桜の咲く頃には、すべてが解決して平穏な毎日が送れる事を願わずにはおられません。

2020/02/29

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初詣

初詣は、倉敷市本町にある「阿智神社」に出掛けました。この神社には何回か参拝した事がありますが、初詣は初めてです。古代には「亀島」とか「鶴形山」などと呼ばれていたそうです。商店街方面から上がりました。忘れてしまいましたが、阿智神社入り口には私の好きな「えびす饅頭」があり、この日は物凄い行列で、待ち時間は30分から４０分以上でした。ここのご主人の仕事ぶりをじっくりと見ましたが、実に丁寧で何度も回して焼き、アンコなどがはみ出した部分は、一づつ丁寧に補修されていました。やはり職人技で、美味しいはずです。美観地区という観光地も近くのあるためか、参拝者は凄い数です。本殿の北側には、「阿智の藤」があり、これは日本一の大きさと古さだそうです。この藤は倉敷市の市花、そして天然記念物です。神社から見た倉敷美観地区辺りの街並み、瓦屋根が綺麗です。昔は、この辺りのほとんどが、海だったというのは驚きです。

2020/01/05

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謹賀新年

明けまして、おめでとうございます。暮れから正月は、慌ただしく過ごしていました。今年も、元気で頑張りたいと思いますので、宜しくお願いします。今年はネズミ歳。元旦に訪れた新見市唐松、小坂部川に架かる小坂部橋の欄干には何と、今年の干支にピッタリの俵に乗った可愛らしい、ネズミがおりました。どうしてネズミが欄干にいるのか調べてみましたが、ハッキリした事は分かりませんでした。ただ、この川の上流にある小坂部川ダムには、美穀湖(みよしこ)というダム湖があり、美穀村と言う美味しい穀物のとれる村があったそうです。その事から、穀物に関連してネズミの像が出来たのではないかと思われます。話しは変わりますが、去年の元旦には空振りだったヤマセミも、今年は嬉しい事に撮影出来て、まずまずの出だしとなりました。今年一年が、私にとっても皆さんにとっても、素晴らしい年となるように願うばかりです。

2020/01/02

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大晦日

今年も残り僅かとなりました。皆様にはどの様な一年でしたでしょうか。私個人で言えば、色々な事が出来た一年でした。春には台湾旅行二回目、多くの野鳥にも会うことが出来、各所も回り充実した台湾旅行になりました。5月から7月にかけては数回県北でのソロキャンプ、野鳥撮影も兼ねていましたが、本当に面白かったです。夏から秋にかけては,大山烏ヶ山から高清水トレイルまで、山歩きも沢山行くことが出来、山歩きに開眼しました。昔からやっている木工作業も、自分なりには充実していたように思います。大きな物は作れませんでしたが、子供のオモチャなどは沢山作れました。やってみると木工は、やはり奥が深くていいものです。保護猫活動にも参加させていただき、沢山の猫達を飼い主さんに渡すことも出来て、少しでも猫達の役に立てた事も良かったです。野鳥撮影は、ヤマセミ・アカショウビン・オオルリ・ルリビタキなどなど、多くの鳥を撮影出来て幸せでした。今日大晦日は、息子の友人が大きなブリとカワハギを持って来てくれて、とにかくビックリです。来年も、ぼちぼちやっていくつもりです。時々で結構ですので、時々ブログを覗いて見て下さい。今年、一年本当にありがとうございました。来年も宜しく、お願いします。良いお年をお迎えください。

2019/12/31

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大山の紅葉

今年、大山の紅葉も終わりです。毎年、気候変動が激しくて紅葉の時期を当てる事は難しく、何故かここ数年はぴったり最高の紅葉を見る事が出来ていません。今年もやや遅かったような感じですが、少し早い時期に見た時も葉が枯れて、茶色に変色している木も多くありました。所々には、写真のように綺麗に紅葉している木もありますが、それはカエデやモミジなどの種類に多く、その他の広葉樹などの葉は綺麗に紅葉しているものは少ないようです。大山の紅葉ポイント、鍵掛峠からの景色ですが、山裾の紅葉樹辺りが余り綺麗ではありません。山裾の辺りのナナカマドやナラ・ブナ・カエデなどが黄色や赤・オレンジ色などに見事に紅葉すると、在り来たりの言葉ですが、まさに自然の絨毯の様な光景です。そのような光景も、残念ながらここ数年は見られていません。

2019/11/11

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秋の味覚　りんご

自分の周りで見かけない光景なので、リンゴが沢山木に付いている光景を見ると本当に嬉しくなります。広島県庄原市、昔は比婆郡と呼ばれていた場所にあるリンゴ園です。中国山地の中、近くに帝釈峡、そして道後山などがあり標高は600メートル程で、リンゴの栽培には本当に適しています。道を走っていても所どころで、りんご園のたわわに実った、真っ赤なりんごを見る事が出来ます。秋を感じる、素晴らしい光景です。各所のりんご園では、リンゴ狩りが９月上旬から１１月中旬まで行われていて、りんごの品種によってもぎとり時期は違いますが、入園料は食べ放題で６００円位です。沢山食べることは出来ませんが、何種類かのりんごの食べ比べはなかなかできない体験で、面白いです。今回は時間が無くて、りんご園ではなくて道の駅で一袋・８個入・５５０円という小さい安い、りんご袋を買いました、あまり期待はしていませんでしたが、家に戻り皮をむいで食べてみると沢山蜜が入っていて、さっぱり美味しいりんごでした。秋になると私の周りでは、果物と言えば柿・栗・イチジク・などが身近ですが、日頃見る事のないリンゴは存在自体が私の憧れの果物です。工房の庭にも、取り切れないほどのリンゴの木があると、どんなに幸せだろうか・・・と、この時期にはいつも夢の様な事を考えます。

2019/11/10

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落ち葉

いよいよ紅葉が始まりました。以前、少し早めに柿の葉の葉っぱを紹介しましたが、今回は県北の森の落ち葉です。県北でも、紅葉は始まったばかりですが、落ち葉は急に増えています。そんな中でも、特に赤い葉は目を惹きます。中に黄色や緑色が入っていると一段と華やかになります。ホウの葉は大きくて、山道に落ちていても目立ちますが、色は茶色と本当に地味です。山道のいたる所に小さな山栗のイガが落ちていて、中から小栗がこぼれている場所が沢山ありました。多分、これら山栗はドングリなどと共に、森の中に住む獣達の貴重なタンパク源になっているのでしょう。これからは、日一日と紅葉も進み、紅葉見物の人達も増えてくる県北の森です。

2019/10/19

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初秋の県北

県北では、少しづつ秋が訪れていました。私の住む、県中部の高梁に比べると日中でも気温が随分と低く、長袖の上にも羽織るものが必要な県北です。特に天気の悪い日には、秋を通り越して冬の様な感じです。秋の風物詩、ススキは小雨と強風に耐えて、広い広い山際でなびいていました。ナナカマド　(ナナカマド属)紅葉と赤い実が美しい落葉高木ですが、葉っぱはまだ色づいていません。この葉っぱが、真っ赤に色づくと山全体の紅葉が見頃を迎えます。ナナカマドの名前の由来は諸説あるようで、主な説としては材が燃えにくく、七度窯に入れても燃え残るからと、上質の炭を造るために七日間、かまどで蒸し焼きにするため、という様な説が有力なようでが、本当のところは不明です。キバナアキギリ　(アキギリ属)花の形が桐の花を思わせるので、この名前が付いており山地の木陰に生えている多年草。群生することも多い花です。葉は対生していて縁に鋸歯があり、基が左右に三角状に張り出しているのが特徴です。キバナアキギリは目立たない地味な小さな花ですが、この季節ならではの貴重な花で、私達に小さな秋の訪れを教えてくれています。

2019/10/17

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甘柿

甘柿は、大体31品種程あるそうですが、昔から小ぶりの甘柿は子供達のおやつでした。我が家では今年、富有柿は不作でしたが、甘柿は豊作でした。逆に昨年は甘柿が不作で、富有柿が豊作という真逆な結果です。子供の時から、小ぶりな甘柿はいつも手の届く所にあり、丸かじり出来て甘く柿といえば甘柿でした。最近では、子供達もすっかり柿を食べなくなって、沢山実が付いたままになっている柿木を見かけますが、本当に寂しい限りです。甘柿を一つ取り、ズボンの横で拭いて、一口かじると昔懐かしい味が、口いっぱいに広がります。柿とかミカン・リンゴ・梨など食べるのに手間のかかる果物の需要が、特に若者の間で減ってきている事は、本当に寂しい事です。食べず嫌いと言うのも、結構多い様な気もするのですが・・・それだけ贅沢な時代と言えるのかも知れません。

2019/10/12

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柿の葉の紅葉

毎年、柿の葉の紅葉の鮮やかさに感激します。この葉っぱは、工房の入り口にある富有柿の物です。富有柿は、西日本を中心に栽培されている甘柿で、甘味が強く肉厚・果肉が柔らかいのが特徴です。国内では、一番生産量が多いそうです。私は知りませんでしたが、柿の葉には様々な効能があり、特に柿の葉茶には、ビタミン・クエルセチン・ルチン・ケンフェロールなどが含まれ、血圧を下げるなど様々な効果がある様です。柿を食べると風邪をひかないと言われて、昔から「柿が赤くなると、医者は青くなる」と言うことわざがあります。柿は英語で、パーシモン。しかし世界では、カキで充分に通用するそうです。

2019/10/09

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今年は栗が豊作

我が家では、例年になく栗が豊作です。昨年は全く実を付けず、栗の木の自体が茶色に枯れて、これでこの栗の木も駄目なのかと思っていました。ところが今年は木自体も生き生きとして、緑の葉っぱも繁り実も沢山つけました。昨年と何が違ったのか全く分かりませんが、本当に嬉しいかぎりです。今年は下草も綺麗に刈っているので、準備万端です。見事に大きくて、虫も入っていない良い栗は久しぶりです。私だけでなく、落ちている栗を狙っているのはタヌキで、今日も私が拾った後に来て食べていました。まだまだ沢山あるので、タヌキも今年は安心しているようです。栗には、ビタミンCが特に多く含まれていて、普通は熱に弱く、加熱すると成分が壊れますが、栗の実はデンプンに包まれているために、崩れることがないのだそうです。秋は朝晩の温度差で体調を崩しやすい季節です。こんな時に、ビタミンCを多く含んだ栗や柿を食べるのは、本当に理にかなっている事なのです。秋恒例、私の栗拾い柿取りは、もう少し続きます。

2019/09/30

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秋の始まり

野山で、これを見つけた時に季節を感じるものというのが、春夏秋冬色々ありますが、秋の始まりと言えばこれではないかと思います。栗の木の下を草刈りしている時に見つけました。まだ下に落ちているものは少ないですが、いくつかは落下していてイノシシなどの獣が食べた跡もありました。美味しいものは、動物達もよく知っています。花でいえば彼岸花。いつのまにかあらゆる所に一斉に咲いて驚かされます。それにしても、この花は御彼岸の頃がよく分かるものだと、いつも感心します。ツリフネソウです。今の時期、県北の湿地や流れのそばなどの、陽地に自生しているのを見かけます。赤紫色の横長の花が、帆掛け船を吊り下げて見える事から名前が付いています。ツリフネソウも県北では、いち早く秋を告げる花と言われています。

2019/09/25

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秋の空

秋本番。見上げると秋晴れの澄みきった空には、印象的な雲が広がっています。巻積雲(けんせきうん)は、秋の代表的な雲です。細かな雲の粒が沢山集まって出来ている雲です。空に小石をばら撒いているように見えます。「うろこ雲」とか「いわし雲」などとも呼ばれ、形が崩れ易く美しい姿を長く留めないのが特長です。他には、巻雲・巻層雲・高積雲など、10種類程があるようです。以前ブログで紹介した後に再び見ることが出来て、今回の写真の方が鮮明に撮れているものを載せておきます。9月19日に載せた、ヤマジノホトトギスです。もう一つは、9月11日に載せたオニヤンマです。

2019/09/23

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秋を彩るアケビ

野生のアケビが、ようやく熟れ始めました。昨年は、１０月８日にアケビを見に山に出かけて見ると、ほとんどのアケビは口を開いて中の果肉は落ちていたり、半分ぐらい茶色になったりしていて、ほぼ終わりに近づいていました。そんな訳で、今年は少し早いとは思いましたが出掛けて見ました。今年、今の野生のアケビはこんな具合です。やはりまだ緑色で熟れていない物がほとんどですが、全体に小ぶりで数は、昨年より少ないように思います。しかし、写真のように綺麗に色づているものもあり、場所によっての栄養や日差しの関係なのかも知れません。この様子だと、一番の食べごろは９月２５日前後ではないかと思われます。アケビを漢字で書くと「通草」という字を当てます。その理由はアケビのツルを折り、片方の端から息を吹き込むと、もう片方に空気が通りぬける事から「通草」と呼ばれるそうです。ツルは非常に丈夫で、ザルやカゴなどの材料として、昔から生活の中に生かされています。日本でアケビの一大産地は山形県で、「秋のお彼岸には祖先の霊が、アケビの船に乗って帰って来る」という言い伝えも残っていて、仏壇にはアケビが供えられるそうです。秋のお彼岸と言えば、少し前からもう彼岸花が姿を現していました。

2019/09/17

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