カテゴリ:中学受験目指して
2回目のクラス変更があったが、なんとか落ちずに済んだ。
ボロボロだと思っていたカリテだったが公開が足を引っ張らずに終われたので、校内での順位もほぼ変動せず上位。 (灘特の子の成績は含まれていないので、上位とも言い切れないが) 「あの成績で維持できるとは…」 これが親2人の率直な印象。 見れば各クラス人数も増えており、この2ヶ月ほどで塾生が随分増えたことがわかる。 甘く見積もれば実質上げた、とも言えなくはない。 しかし、先週末のカリテの結果がアレである。 嬉しさと不安が半分ずつ… 長男自身はクラス維持という現実を、複雑な気持ちで受け止めている様子。 「お母さ~ん、僕また頑張るから…」 語尾の弱さに自信のなさは表れ、言うだけ大将の目には入塾のころの光はない。 「『頑張る』って、それだけ言うのは駄目って言うてたでしょう?」 我が家では問題に直面している時に、漠然と『頑張る』と口にするのは禁止事項だ。 禁止は大げさかもしれないが、ともかく『頑張る』ではなく『何をやるのか』を明らかにするように互いの会話を修正することが多い。(大人も子供も) 「頑張らなくていいから、何をするのか決めようよ。出来ることをさ。」 例によって、おやつタイムを利用しカリテの反省会をする。 (何回目だ…たまには祝勝会とかやってみたい…) オレオと牛乳…ほぼ緊張感とは程遠いアイテムを前に話を聞く。 「まずは評価3、おめでとうございます♪」 母、勝利投手へのヒーローインタビューのごとくマイク(を持ったふうな手)を向ける。 「う~、勘弁してよ~(笑)」 「今回の勝因についてお聞かせください♪」 「……」 おもむろにオレオを2枚のビスケットに分解し、クリームをすくいながら言う。 「全然、頭に入らへんねん。覚えられへんねん。頭満杯や。」 「結構、勉強時間とってるやんね。でも前(ロクにやってない時)より悪いね。」 「前はせえへんでも覚えれるし、わかるしで楽たったのに…」 「まぁ、そこまで言うほども良くなかったけどね(笑)」 「自分で天才ちゃうか、ってちょっと思ってたのに…」 母、一応場の雰囲気作りのためコケる。 夫と予想していた『入塾嬉しの確立変動の終了説』が当たっていたことに感動しつつ… とにかくココからが自分が休みなく出せる力の試しどころだ、基本を大事に、本科テキストを中心にコツコツやろう、と決めた。 「大丈夫よ。元の頭のよさで差がついているんじゃない。今はまだ『やった』子が勝てる時期やねんよ。」 もう一回仕切り直し!また階段上ればいいじゃん! お母さんもお父さんも、それから妹も(多分)、昇るキミを後押しするよ… 面白半分、問う。 「んで、どこ行きたい?」 「灘。」 ………大将、今日も健在。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中学受験目指して] カテゴリの最新記事
|
|