カテゴリ:中学受験目指して
カリテ直前の今週は祝日と卒業式で2日学校はお休み。残りの3日もお昼までで、恐ろしいほど時間に余裕があった。
意欲に満ち満ちた母は、長男の扁平尻をバンバン叩いて『今回のカリテ、どこまでやれるか』の人体実験をするつもりでいた。 全国的にみて小学生はみはこのタイムスケジュールなわけで、平均点も高かろう。 少々の頑張りでは太刀打ちなど出来ないのだから、それならばとことんやろうというわけである。 して、その本番を明日に控えた今日。 母は悟りの境地に達した気がしている。 受験は子供がするもの 勉強は本人がしてこそ 今週、母は流行遅れの胃腸風邪をひいてしまった。 テスト前なのに、公開初日『ナイトミュージアム』を見た罰だろうか。 卑しくバイキングのはしごなどしたせいだろうか。 計画を立てあれこれ指示するつもりが、殆ど「長男におまかせ!」になってしまった。 頼みの綱(強度は、こよりレベル)の夫も休日出勤で頼れなかった。 野放しには出来まいと、ソファから見張るも我が口から出る言葉は 「頑張り~よ~・・・ウプッ」 「集中~してるぅ~・・・フハァ~」 普段の勢いも、威圧感も無かったのだった。 昨晩辺りから完全復活の母。 えっちらおっちらと、長男の勉強の成果をチェックしながら気付く。 ああ、この人は鬼の居ぬ間に洗濯してたのね。と。 虚ろな母の出した、ギリギリの指示程度の頑張りしか確認できなかった。 「長男……君には自主性というものは無いのかね?」 「何かさ~まだまだ時間あると思ったら嬉しくて♪」 「…時間あったの、君だけじゃないんだけど。」 「しもた…忘れとった…」 とりあえず先週、前回の反省から理社を頑張っていた分だけは大丈夫と言う。 結局、母の見張った範囲じゃないか。君ひとりの頑張りは自信にならないのか? それとも、自信を持ってよいほど頑張っていない自覚があるのか? 今から頑張れ!ご褒美はコンビニ弁当だ!!…って、ここ数日で食べ飽きているのに発奮材料になるわけがない。 鬼に金棒。 母の応援が『金棒』になるようにあれこれ考えても、それを持つ長男が『鬼』でなければ意味が無い。 青白く貧弱な鬼でなく、金棒無しでも力のある鬼が持つから金棒にも意味がある。 彼が筋骨隆々とした鬼になる日は来るのだろうか。 『健康優良児にチューチュー』 こんな状態は今回限り…だといいが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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