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2006年08月07日
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カテゴリ:生活
この夏一番暑い日に
私たちの朗読を聞きに多くの人が教会に集まってきた。

私もそうだけれど、クリスチャンでもなければ
地元の教会には足を入れたこともない人たちが
駐車場も遠いのに集まってきてくれる。

リハーサルの時力が入りすぎて、先生に再三注意を受けた。
逃げ出したくなる心境。
でも、そんなことは言っていられない。
ここまで来たらやるしかない。

やがてハンドベルの音
ヴァイオリンの生演奏が始まり静かに朗読会が始まった。

緊張が高まる。

私の朗読は”藤原てい”の「草いきれの思い出」

私は朗読しているとき
何を考えていたのだろうか・・・。

あの時は多分、私は「藤原てい」になりきっていた。
3人の子どもを連れて北朝鮮の地から必死に逃げて
死にものぐるいで子ども達を守って・・・・

その思いが聞いている人の心に響いて欲しいと思っていた。

すすり泣きが聞こえた。
その時私は日本へ帰り着いたような気がした。

すべての朗読が終わった後は全員による「慟哭」
私の朗読箇所はあまりに切ない

原爆より3日目、我が家の焼け跡に呆然と立ちました

めぐりめぐって訪ね当てたら
まだ灰があつうて
やかんをひろうて戻りました
でこぼこのやかんになっておりました

やかんよ 聞かしてくれ
親しい人の消息を

やかんがいとしゅうて
むしょうにむしょうに
さすっておりました



何年か前に映画「シン レッド ライン」を見た。

日本兵とアメリカ兵が戦う場面で私は嗚咽した。
どうしようもない怒りと悲しみがわき上がってきた。

同じ人間なのに、家に帰ればみんな家族が待っているのに
みんな幸せになる権利があるのになぜ殺し合わ無くてはいけないの。

みんなわかっているはずなのに
そんなこと、みんな分かっているはずなのに
愚かな人間は、同じ事を繰り返す。

私たちの朗読はほんとに小さな小さな声だけれど
聞きに来てくれた人たちは
みんな同じ思いで聞いてくれたのだと思う。

地球上から戦争が無くなる気配は無い。
それどころか今はとても危険な状態だと思う。

私たちの子ども達を、その子ども達を
何とか守ってやらなくてはと
私たち母親は真剣に考えていかなくてはと思う。










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最終更新日  2006年08月07日 15時19分23秒
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