クリスマスにキリスト教について考えよう。
■もともと、ヨーロッパの文化や建築、インテリアが好きでしたが、「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでから、少し考え方が広がりました。キリストを神とあがめる考え方と、そう思わない異端者に対する迫害の歴史が、「今のキリスト教」を形成しているんだなあって。■また絵画・美術にしても、キリスト教の啓蒙を中心に発展し、それがようやくルネッサンスから、しだいに人間を対象として描くようになったとか。つまり繰り返し描かれたということは、それ自体に「キリストを神とする」という考え方を広めるという目的があったということですね。■荘厳なゴシック様式の教会にしても、その中のステンドグラスにしても、庶民を「特別な空間」で神秘的な気持ちにし、字の読めない人々にキリスト教を宣伝するために、ステンドグラスが発達した・・・。こう考えると、ただ美しいものを見ていた美術鑑賞から、幅が広がりますね。■キリスト教の世界を勉強する書籍