2006/06/12(月)20:11
どんな母も
保育園は素晴らしい、とそのことばかり書くと、読むたび暗~い気持ちに
なってしまう方もいることと思います。
意志を持って、預けない選択をしている人もいることでしょう。
預けたくても、どうしたらよいの?と思っている人もいるでしょう。
以前の私のように。
早寝早起き、毎日10時には外遊び、生活リズムが作れる。
保育園の長所だけど、こんなこと、自分でやっている母もいるはずです。
(私にはできなかったのだけど…。)
保育園では、片手間でなく、しっかり向き合ってくれる保育士さんがいる。
確かにそのとおりです。プロの仕事です。
でも働いていると、お迎え後、夕食の支度や明日の準備に追われた母が
ついつい殺気立って片手間にしか相手できないってこともあると思うのです。
一緒にいる時間が少ないうえ、母はいつも片手間。早く早くと急かしてばかり…。
そういうこともあるでしょう。
ずっと子と過ごす母だけが片手間に子の相手をしているわけではない。
心持の問題だと思うのです。
働く母も、学ぶ母も、子と向き合う母も、皆頑張っている。
誰もが自信をなくしたり、不安になったり、子の成長に喜んだりしているのだ。
保育園というのは、そんな母の助けをしてくれるところ。
預けられている子がカワイソウなんてことはありません。
同様に、母子が一緒にいることを選択した母の子も、カワイソウではないでしょう。
預けていないからと言って責められる事など何もなく、私には尊敬に値します。
線引きをしたり、対立したり、批判することなどないと思っています。
どちらも自分の意思なら、楽しんで輝けばよいと思うのです。
願わくば、どちらの母にも助けの手や眼があると良いのだけど。