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高知県立美術館で開催中の「モネの愛した浮世絵展」を見に来ましたよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「モネの愛した浮世絵展」 高知新聞創刊105周年・RKC高知放送開局55周年、日仏交流150周年記念事業として11月22日から「モネの愛した浮世絵展」を開催します。印象派の画家たちに多大な影響を与えた日本の浮世絵は、数多く海外に渡り、クロード・モネも収集しました。本展はそのモネ自身が収集した浮世絵のすべてを、日本に里帰りさせて公開します。3大浮世絵師といわれる喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重の作品が大半を占めており、また、すべてのコレクション約200点が日本で展示されるのは今回が初めて。それも高知のみでの開催となります。 そういう事なのです。 これは見たい!と前売り券まで買って楽しみにしていたのですよ。 実際にフランスの家に飾られて鑑賞されていた物なので、色あせた物が沢山ありました。 展示品の最初の辺りはセピア色のみの浮世絵だったので、色は入ってないのかと思ってたんですけど褪せたんですね。 遊女を描かれたコレクションが沢山あったので、これで色が残っていたらさぞ綺麗だっただろうな…と思う物も何点も。 でも褪せた物ほど、お気に入りの証でしょうか? 日のはいる窓辺に飾って鑑賞するのを楽しんでいたんでしょうね。 遊女の着物の図柄を見るのも楽しかったです。 ファッション雑誌的な要素もあったので、その時の流行りや新作の着物の柄だったりするんでしょうかね。 伊勢海老がバ――ンと描かれているものも。い、伊勢海老? 褪せたものも多いですけど、色が鮮やかに残っているものも多くあるのです。 色が残っているものは美しいですよ。 時々浮世絵についての解釈や解説が横についているものがあるんですが、 「髪の生え際などは精巧な彫りの技術がうかがえる…」みたいに書いているのがあって これ彫り?この細さ? あぁ!そうだよね!浮世絵って木版刷りなんだよな!と改めて認識。 確かにその浮世絵の美人画の髪の生え際は一本一本細い筆で書かれているみたい。 精巧すぎるだろ。浮世絵師ってすごいな! 線が滑らかで細かいのでなんとなく木版刷りって事を忘れて見てしまってましたよ。 約200点展示されているので見ごたえは充分あります。 充分すぎて終わりの方は若干見疲れてしまったほどです。 1月まで展示会があるので会期中にもう一度見に行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.07 22:54:52
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