ACL準決勝で柏レイソル敗退
2013ACLでは唯一日本のクラブで決勝Tまで勝ち残って、準決勝まで進んだ柏レイソルでしたが、中国の広州恒大に、2試合合計スコア1-8と大敗し、Jクラブは今季もACL制覇はなりませんでした。柏の今季の戦い方を見ると、ACLを獲ることにかなり注視したように思います。しかし、最後はアジアで最も「金満」クラブになりつつある広州恒大の、高額年俸でも知られる前線の3人の選手に、撃沈させられました。浦和がGLを戦った時も、ムリキ&コンカ&バリオスと前線の3人が脅威で、ホーム&アウェイでも、この3人にはかなりやられましたが、バリオス→エケウソンに変わった決勝Tでも、柏はDFがこの選手たちに圧倒されました。Jリーグが、リーグ・カップ戦×2・ACLと、日程が過密化し、ACLに出場したクラブには、柏のようにACLにかなりの勢力を傾けた戦法を取るか、広島のようにACLはGLから捨ててリーグに最初から特化するか、「どのカップを獲るか」の取捨選択を迫られているように思えます。日本のJリーグは「10億円」の収入の為にリーグ戦のレギュレーションを変更し、中国の1クラブの外国籍選手の年俸は「11億円」であることに、国内リーグの日中の関係の逆転に隔世の思いです。07年当時の浦和は、強力な外国籍選手と日本代表級の選手が融合し、ACLを制しましたが、それから数年で、浦和もACLの予選勝ち抜けにも苦戦するようになってしまいました。柏はACL準決勝のホームとアウェイの間に組まれた、リーグ戦の日程の順延をJリーグに申請したそうですが、却下されています。JリーグがACLを重要視していない現状と、金銭的に強力なクラブの出現が困難な状況では、日本のクラブのACL制覇は当分無理だと残念ですが諦めざるを得ません。リーグのレギュレーションの変更は「迅速に」対応できる、優秀な組織を有するJリーグの本部が、ACLを勝ち抜けられるクラブの育成や支援にも注力していただきたいと思います。