2007/06/28(木)10:42
昨日は振替学習日
月木に行っている学研教室ですが、月2回ばかり予備日(休んだ人用の振替学習や、保護者の方との面談、参加希望者の面談やテストなど用)を設けています。
とは言え、お休みする人は少ないので、殆ど予備日に用事が入ることはないのですが、
昨日は4人学習に来ました。
1人は先週のお休みをカバーするための振替、
2人は今日の勉強をお休みするので振替、
1人は、理解しないまま進もうとするので、マンツーマンでちょっと補講的な意味合いで。
この最後の子は、マルをもらう要領をつかむことに必死になっているので、
勉強を理解しよう、という気持ちがあまり見られないのが残念。
(多分、学校でもどうにかやり過ごしているのだろうし、
少し前まで通っていた塾が、答えだけ合っていればいいところだったそうで
プロセスや理解は全く重要だと思っていないようなんです。)
例えばくり上がりの筆算で間違えたら、
”多分ここは繰り上げなくて良かったんだろう”という推測で、繰上げたところを直す。
文章問題で、ひき算の式を書いて間違えたら
”じゃ、たし算にしておこう”という予測を持つ。
たまたまマルになったときも、
「あってたね。よく出来たね。何で繰り上げたか説明してくれる?」と私が言うと、
「じゃ、繰り上げない。」
‥‥それじゃ、いくらやっても勉強にならないよ。
‥ということで、
本来ならしないことなのですが、
私から保護者の方にご相談して、まずは1回マンツーマンで1時間勉強しませんか?
というお誘いをしたんです。
本人は嫌がるかな、と思ったら、予想に反してニコニコで頑張ってました。
(他の子がいないから)人前で間違いを注意されることもないし、
私が何回も同じこと(繰り下げひき算の意味)を説明していたら、
段々と私の口調をまねしながら行うようになり、ほんの少し分かったようだったし。
やっぱり出来ると楽しいですからね、勉強は。
ま、そうは言っても教室で1回やっただけでは
また同じミスを繰り返すんでしょうけど、
いつの日か”理屈がきちんと分かると間違えなくなる”ことに
本人が気付いてくれれば、きっとそこから成長していけると思うので、
何度でもプロセス、考え方を繰り返し説明していこうと思います。
昨日は他の子も集中して頑張っていたし、
この子も満足して帰って行ったから、、まずまず良い振替学習日でした。
さて、今日の準備に取り掛かります。