ののじの田舎の散歩道

2008/02/13(水)20:12

悲しいかった3連休

  みなさんこの前の3連休いかがでしたか?オイラはといいますと 横浜にいる叔母が亡くなり お葬式の3連休でしたで 行ってきましたよ横浜は本牧までなんかね~ このブログをはじめてから 浦和の伯母が亡くなり後を追うようにその息子(オイラの従兄弟)が亡くなり次の年には嫁の母親が亡くなり そして今年は早々に横浜の叔母でしょなんか身内がパタパタと逝ってしまって どうしたこでしょうまあ そういう歳といばそうなんでしょうが ちょっくらナーバスなオイラであります さて 行きは良い良い 帰りは何とかと言いますまさにこの連休ハマリました少し空気が冷たい東京から横浜まで 夜は冷えると思い 黒いダウンコートを被り 防寒よろしく 香典はいつもの黒いセカンドポーチに 数珠はポケットに押し込み ハンカチは持ったし お財布も大丈夫!大丈夫!そして桜木町から本牧までタクシーに乗ってゆうゆうまだ時間があるどうしたこでしょうオイラにしてはめずらしく時間に余裕がある そこへ姪から「ののニィ どこにいるのよ? みんな待ってるよ」「早くおいで!」と電話が入るまったく 姪のくせに嫁の様に小うるさい早く結婚しろと急き立てておるのですがなかなか結婚式にはののニィが歌を唄ってあげると言っておるのですもちろんサザエさんは唄いません 言っときますがドラえもんも唄いませんからリクエストだけはやめてくださいそして斎場に着くとどこもそうなんでしょうが 親戚だらけ右を向いても 左を見ても親戚だらけおぉぉ~ 久しぶり!! こういう時じゃないとみんなに会えないんだもんなーと懐かしがりながら心のどこかで今場所をわきまえないとな という葛藤が入り混じっており親戚への挨拶もそこそこに叔母に会いに行きました「昔はよくいじめてくれたよねー 叔母さん・・・・」アホな男の目から一すじ二すじの涙「また 叔母さんのツッコミをかわしかわし一杯やりたかったな・・・」棺の中の叔母の顔はとても小さかった癌だったそうです もうあちこちに転移していて 治療といえば痛み止めだけ・・・64歳まだまだ早いと思いました  みなさんごめんね 変な話で    「御導師の入場です」のアナウンスに一同お辞儀をして 坊さんを迎える  顔をあげると        「ムッ!?・・・・」なんか坊主の顔が変?どぉ~~見てもボクサー顔 殴られすぎてまゆ毛が薄く目の上が盛り上っているしどぉ~しても紫の袈裟が ガウンに見えてしまうしかもスポーツ刈りのモヒカンだもん一瞬ツボにはまりかけた イヤイヤあれはあれで立派な坊主だよ 実はすごい人だったりして 自分に言い聞かせ乗り切ろうと必死になりましたでもねいい声でお経をあげるのですよ坊主には驚きましたが 長い長いお経も終わり (ほんと長い 長すぎるって苦行ですよね)食事会 ビール片手に従兄弟同士幼い頃の話に盛り上っていました何処からか おぉー雪が降り始めたよとの声窓から外を見るといつのまにやら外は真っ白そういえば叔母の戒名には春の雪って文字が入っていたよねぇーなんかドラマテック 叔母が雪を降らせたのかもなんて誰かが言ておりましたたしかにね~ そうかも・・・・「じゃぁ オイラはそろそろ帰るわ 電車が止まったら大変だし」「では 明日の告別式で」 と席を立ち斎場のドアを開けたら信じられないほどの横殴りの雪!黒いダウンコートが一瞬で真っ白目も開けられない痛いほどの横殴りの雪  「叔母さん!雪降らせすぎ!!」こういう時にかぎってタクシーが捕まらずやっと見かけたタクシーは反対車線か乗車中おーい! おーい!止まってくれぇェェ~泣きそうになりながら ようやくタクシーに乗ったときの安堵感車の中の暖かいこと 鼻水まで出ましたわ駅に着きタクシーを降り やれやれ これからまた電車で長旅かと切符を買おうとポケットから財布を出した時気づいた「バッグが無い!!」  オォ~ マイガッ! タ、タクシーの中に忘れたー!!  ひえぇぇぇ~あわてて 今降りたタクシーをさがすも もうそこには居なくて 右往左往どこ?どこいった今のタクシーあの横殴りの雪の中タクシーの色すら覚えていないバッグの中には携帯と何か入用があるのではと気をきかして ヘ、ヘソクリを入れておりましただぁ~そ、そ、そうだ 今オイラの携帯を鳴らせば運転手さん気づいてくれるかもと公衆電話へ駆け込み 電話をかける呼び出し音がしばらくつづき 留守番電話サービスへ??あっ!! お経の時マナーモードにしたままだったぁーうっう、う、 しかたなく 近くの交番へ涙涙の遺失届けを出しにいきました(若いおまわりさんでしたがすごく同情していただいて ありがたかったです)   翌日 昨日の嵐のような雪と悪夢がウソの様なキレイな青空でした涙涙の告別式も滞りなく終わり また食事会も終わりなごり惜しそうに親戚連中とも別れましたが 心ここにあらず・・・・・翌日我が家に帰り 一つため息嫁が「お疲れさま」といってくれるも イマイチなるようになるさ! 気晴らしにヒマそうなようへいさんを誘う「どーよ ようへいさん 祝お正月割引 涙、涙の大出血瀕死の大サービスで買ったヘリコプターを初フライトさせに行かない?」「おとうさん 今日初フライトだね」うれしそうなようへいさん意気揚々よ二人で二機のヘリを飛ばす思った以上に快適に空に舞うヘリコプター 夕日にむかって飛んでいく(オイラのバッグ・・・ 携帯・・・ ヘソクリ・・・ はぁぁ~)おとうさん! おとうさん! ストップ!!ストップ!! 戻って!戻って!ハッと我に返り レバーを操作するも帰ってこず「これ どうすればもどってくるの?」ようへいさん 「しらないよ!」飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで回って回って回って回ってという間に森へ墜落なにやら薄暗くなりつつある夕方 森へ捜索中ようへいさん 「なんか飛ばしているより 探しているほうが長いよね」チクッとようへいさんの嫌味が飛んでくる夕方親子二人で木の上を見てまわっている通りがかりのジョギング中のお兄ちゃんまでつられて木の上を見る「おとうさん森を越して道路まで飛んで行ったんじゃない」というようへいさんありえる! 最後の望みを託して隣の公園へそこでコントローラーでヘリを動かしてみる近くならプロペラが動いて音がするはずすると カサカサッ  「おとうさん!聞こえた今の音!」おぉーたしかに!音のするほうへ行くと公園の木の上でカサカサと動いているよじ登ってみると ありました ありました マイハニィーよかった よかった 何事もあきらめてはいけません・・・・・・・・見事生還 五体満足ならいいと・・・・・  あぁ 無残な姿のマイハニィー・・・・・・ 今日はお友達のお世話になります  一つ積んではヘリのため。 二つ積んでは携帯のため・・・・・・・あぁぁまた崩れるぅぅ~ お母さんオイラのバックどこに行ってしまったんでしょうほら いつも持っているあの黒いバック・・・・・・・・・・・・・・ 

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