アクアリウムの製作(ネイチャー、激安編)
アクアリウムっていう言葉が出来ましたが、人それぞれ解釈は違うようでして、お金をかけて、ショップに展示できそうなインテリアのように仕上げてみる人もいれば、生き物を最低限の設備で飼うことを想定している人もいるみたいです。アクアリウムとは何なのか?ということはさておき、やってみるといいです。子供の教育、大人のためにもとても勉強になります。さてここでは、アクアリウムの製作(ネイチャー、激安編)ということですので、まず、投資して失敗した場合のダメージは少なく済みます。しかし、「激安」というだけあって、それはそれで何かが必要になってきます。初めてやってみると、失敗します。必ず失敗しますので気にしないことです。何度も失敗しているうちに出来るようになります。これが勉強です。さて、必要なものですが、まずは、水槽 水槽 水槽 水槽なんといっても、水槽です。といってもなんなので、私の場合の設置例です。ここで重要なのが、各手順と時期です。とりあえずは一気にやってしまって問題ないです。「場所えらび」・窓辺で、南側の直射日光のような強い光ではなく、やわらかい日差し があたるような場所を探しましょう。カーテンなどで調整してもいいと 思います。 何cmの設置スペースが確保できるか計りましょう。「水槽台の用意」・床の上に置いてもよいですが、窓の位置が高い場合などは、あわせて おけるような台を用意しましょう。 台は天板が平らで歪んだりしていないものにしましょう。水槽は重い です。 ガラスなので天板があまり歪んでいると割れてしまうことがあります。「必要なものの購入」【購入したもの】値段は目安です。・水槽(30cmオールガラス、ふちなし水槽)(1200円)×4・富士砂(20L)(400円)×1・赤玉土(20L)(400円)×1・川砂(15L))(400円)×1・エアーポンプ(排出量1L/分)(1000円)×1・エアーチューブ(スリムタイプ)(150円)×4・バケツ(100円)×1・水換え用ポンプ(800円)×1 もしくは、灯油ポンプ(100円)で代用します。必要なものはそれぞれのおき場所により異なると思います。私は120cmのスペースがあったので、水槽を4つ買っています。(砂や土も好みで選んでください。)120cm水槽を買いたかったのですが、なんといっても「激安」が重要なので、30cm×4にしています。エアーストーンは買いませんでした。石ころに針金でチューブをそのまま結び付けて沈めています。スリムチューブというのは「水作」が出しているエアーチューブです。見た目がほとんど目だ立たないのでこれにしています。また、分岐コックを使わずに4分岐しています。これは激安というのもありますが、分岐コックは圧力がかかると結構、空気が漏れます。このスリムチューブを4つも分岐すると相当圧力がかかりますので、自分で自己融着テープとビニールテープでなんとか、分岐させていきました。コック(調節レバー)の付いていない分岐器具を使えば楽だと思います。分岐した場合、圧力がかかるので、エアーポンプも排出量というのだけが目安ではなく、排出圧力が多少あったほうが良いと思います。一番安いエアーポンプでは2分岐でエアーは出ませんでした。また、分岐した場合、それぞれのエアーの出具合をチューブを折り曲げて針金で結び調整しています。さて、次は水槽の設置です。「砂利のセット」・砂利や土をバケツで水洗いします。何度か洗って濁りがマシになる までは洗いましょう。5回も水を入れ替えればよいと思います。 砂利を好きな量入れて水を入れてください。起伏に富んだ形でも 面白いと思います。 砂を使う場合はあまり厚く敷かないことをお勧めします。 砂は目が細かいので水の流れがなくなり、汚れた状態になりやすい ためです。(富士砂、赤玉土はお勧め!)「水を入れる」・水を入れてください。水道水をそのままで構いません。エアーポンプ を作動させた時に泡がはじけて、周りに水が飛ぶかもしれませんので 水位は調節してください。 また、地震のときにこぼれないように注意しましょう。「石などをレイアウトする」・醍醐味の1つになるレイアウトですが、庭やその辺から拾ってきた石を 使って、砂利を土留めのようにして起伏のあるレイアウトが作れます。 *平石で石垣を作り、富士砂で20cmの山を作りました。「苔を敷く」・苔は光さえあれば、水中でも生きていけます。(水中化) 激安なので庭やその辺に生えている苔を剥がしてきて、水洗い後、 砂利のうえに敷き詰めます。スナゴケという種類がもっともメジャー に見つけられると思います。 1ヶ月もすれば、毛糸のように伸びてくるでしょう。「エアーポンプ作動」・エアーポンプを作動させます。水が飛び散らないように空気量を弱めに 調節しましょう。また、ポンプが振動して困る場合には、どこかから か吊り下げるようにすると静かになります。「塩を入れる」・海水塩を0.1%~0.2%くらい入れておきます。こうすることに より水が腐りにくくなります。塩を入れると電気を通すので、電化製品 にかからないように注意しましょう 数日で水の濁りはとれると思います。「様子を見ながら水を替える」・水が腐っている、匂いがする、などの状態になった時には水を替えましょう。 一度そのような状態になることで、水中に微生物(細菌、バクテリア)が 発生して、水をキレイにする力が働きはじめますのでこの状態がとても 大事です。このまま1ヶ月くらい、続けて見てください。1ヶ月間、待てましたでしょうか?まだ1ヶ月経っていないですか。せめて3週間は我慢してください。ちょうどその頃に合うように、飼う魚を検討してみては如何でしょうか?「魚の検討」・ヒーターがない状態でも飼える魚を検討します。(室温:15度~30度)・水槽サイズ、設備の中で飼える魚を検討します。 候補の例としては、以下のようなものがいるかと思います。 (低温に強く、白点病になりにくいというのが望ましいです。調べて みてください。) 日本のメダカ、金魚、タナゴ、外国産の卵生メダカ、グッピー、ベタなど。 その時は知りませんでしたが、日本のメダカも品種改良をして様々な色や 形を持つものも売られています。インターネット通販でしたが、 ヒカリメダカ、シロメダカ、クロメダカなど何十種類も売っています。 次回は挑戦したいですが、安めの品種であればお勧めだと思います。 結局、私は以下のようなものを買いました。「必要なものの購入」【購入したもの】値段は目安です。・レッドラムズホーン(5匹セット)(600円)・魚(アフィオセミオン・オーストレリー・オレンジ)(1ペア) (2600円)・乾燥赤虫(200円)×1・カルキ(塩素)抜き剤(ハイポ)(100円)×1・10cm鍋(100円)×1鍋は、水換えの時に静かに新しい水を入れられるように買いました。アフィオセミオン・オーストレリー・オレンジこれは、卵生メダカという種類の外国のメダカの色を改良固定したものです。卵生メダカには、結構低水温に耐えるものも居るので、脱初心者の私はその時に色々調べました。アフリカや南米などに生息し、年魚と非年魚という区別があり、アフィオセミオン属や、ノソブランキウス属などの仲間がいて、、、、、詳しくは「日本卵生メダカ倶楽部」さんに書いてありますので参考にしてください。とにかく、色彩が豊かで魅力的です。値段は結構するのでいきなり飼うのはどうかと思いましたが、種類によっては意外と丈夫なようです。参考商品です。 アクアリウムに必要なものはcharmさんで買いました。