18－色彩（5）

人は目で物を見ているだけでなく　皮膚でも見ています 皮膚呼吸があるように　皮膚は光と色を見ているのです たとえば　目隠しして右背後から光を当てると　光の方向へ姿勢が動きます 日焼けも光へのメラニン生成の反応です 目から入ってくる太陽光線は　視力のためだけでなく 脳の下垂体、松果体の働きや　 視床下部一帯の働きを刺激する事実が明らかになっています 下垂体、松果体　視床下部一帯は内分泌系 およびホルモンの生成をコントロールしますので 光エネルギーは人間の生態の生理作用にも大きく影響を及ぼしています 心身のバランスをとっています ですから太陽光線は健康と美容にも影響をあたえています 太陽光線にはすべての色の要素が含まれています 白はスペクトル色を含んだ光を通します 風邪のときなどは　白い綿の下着がよく　飲み物も白湯が良いのです 白湯を三杯飲み　布団に包まっていると汗が出ます 汗が出たら体をふいて　また綿の白い下着に着替え　白湯を飲む 早い人では　一晩で風邪の症状はよくなります また発熱も体内の毒素排出作用の一つですから 余計な物を飲むより　白湯を飲んで汗を出すようにすると 熱は自然に下がります　体は本来そのような仕組みになっているのです 最近は　西洋医学の医者の中にも　風邪のときは　薬を飲んだりするよりも 三日寝れば治ると言っている医者もいるようです 黒は　光を通さず　吸収するため　健康にも良くありません 一日にせめて一時間は　太陽の光を浴びるほうが健康に良いのです それも　ガラス越しではなく　直接日光を浴びるのがいいのです また黒い服を着ているとシワが増えたり老化を早めます 日本人は　老年者で　黒っぽい　地味な色を着る人が多いのですが 老年になるほど　ピンク色など明るい　色を着るほうが良いのです ピンク色の服を着たり　ピンク色を見たりしていると 肌も生き生きとし　若返り効果があります 欧米では　カラーブリージングという方法も　人気があるようです 実際にピンク色のカラーブリージングで 加齢によるシミ　シワ　肌のたるみ　など解消している人もいます 経済的ですから身近な色の効果　一度試す価値があるかもしれませんね 色に影響されるのは着ている本人だけではありません 周りの人々にも　影響を与えています その人達も色を見て　色の作用で影響を受けるのですから 周りの人や自分のためにも　色の効果を使ってみましょう 色を意識すると毎日が楽しくなります 色の効果がわかるようになると　 毎日が楽しく健康で快適な生活になっていくことでしょう ★いつも読んでくださってありがとうございます(^O^)／ ＊＊＊　おすすめの本です＊＊＊ ストレスのない生活の本棚