テーマ:今日のこと★☆(104000)
カテゴリ:西洋史関連(雑記)
七時起床、朝食をとり身支度したのち邦語文献を読み進めました。ジャック・ル・ゴフ『中世とは何か』。今、今日読んだところをぱらぱらと読み返したのですが、「あっ、こういうこと書いていたっけ…」忘れてます。恐ろしいことです。読んでいるときは、とても興味深く思いながら読んでいて、集中もしているはずなのですが…。
『マリア』も読み進めました。 九時に図書館へ、英語論文を読み進め、日本語にすれば「女性の助言者としての説教師」という論文を読了しました。ジョヴァンニ・ドミニチという説教師の説教に基づいて論じられます。今日は、「主婦と母」「未亡人と売春婦」「聴衆と見物人」(どう違うのでしょうか…。説教の対象となっている聴衆と、対象ではないけれどその場にいる見物人、ということでしょうか。もとはListners and Spectatorsですが)「結論」の節を読みました。 興味深かったのが、教会は売春を許していた、というのです。アウグスティヌス(354-430。ヒッポの司教。『神の国』などを著しました。高校世界史でもでてきます)は、売春を、姦通や同性愛よりも、男性の性的衝動を解決するのにふさわしいものだと考えていたそうです。 この論文を読み終えたおかげで、楽しみにしていたMuessigの論文(諸身分への説教を扱ったもの)にとりかかりました。 夕食後、きりのいいところまでこれを読もうとしたのですが、右のページで新しい節になる、というところまできて「斬るビル」がしたくなり、30分くらいゲームして、その後手が疲れたので『主任がゆく!』3巻を読み進め…。でも、なんとか節の切れ目までは読みました。 また、J.-C. Schmittの「中世の自殺」も読み進めました。今日読んだところは、自殺が何月に多いか、何曜日に多いか、ということを書いていました。約一時間で1ページ(1ページあたりの行数が多いので…)のペース。まあまあかな、というところですね。レジュメをつけながら読んでいますし(レジュメをつけなければもっと速いでしょうが、フランス語は読み返すのが大変ですので…)。 今日の勉強はこんなところで。寝る前に、『異端審問』を読み進めるかもしれませんが。 あとは今日買った漫画などをのんびり読もうと思うので、『四十六番目の密室』の感想をアップするのはいつになるやら…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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