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2008.10.01
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カテゴリ:おでかけ
 27-28の土日と、大学時分の同期が遊びにきてくれたので、同期のリクエストもあり瀬戸内海の直島に行ってきました。同期がかなり調べてきてくれていたので、お任せしてかえって私の方がぶらぶらさせてもらった感じでしたが…。「芸術の島」として有名のようです。
 まずはフェリーで直島へ。宮の浦港では、赤カボチャが迎えてくれます。船をおりてすぐの建物ではちょっとした絵画の展示があり(直島ののれんのある家を描いた風景画などが展示されています)、さすが芸術の島とテンションが高くなります。広場の赤カボチャも楽しんできました。


 自転車を借りて、宿に荷物を置きに行ってから、家プロジェクトを楽しみに行くことにします。鑑賞チケットによれば、古い家屋を改修して、アーティストが家の空間そのものを作品化するというプロジェクトです。チケットを買って、6箇所の家プロジェクトをまわってきました。

 まずは、角屋へ。一室に水を張って、そこに無数のデジタル数字がめまぐるしく移り変わっています。同期の案内によれば、島の方々がその数字の移り変わる速さを考えたそうです。なので、ものすごいスピードで移り変わる数字もあれば、ゆっくりゆっくりと移り変わる数字もあり。幻想的な風景でした。

 次に、護王神社へ。あんまり私の好みでは…。庭にいた巨大なクモが印象的でした。なにやら、やたらクモを見た旅でした…。

 3番目は、南寺へ。ここはすごかったです。8人ずつでしたか、10人ずつでしたか、係員の方に、数名ずつ順番に建物の中に案内されます。建物の中はまったくの闇。左手を壁にあてながら歩き、ベンチに誘導されます。目を開いていてもまったく何も見えなくて、自分の手を目の前にかざしても見ることができません。…が、5分ほど経つと、前方が明るくなってきます。係員さんが、全員が前方が明るくなったことを確認して、前の方に動いてくださいと案内してくれます。立ち上がり歩くと、人の姿も見えるようになっていて、なんだか安心感がありました。 …この空間が、作品です。

 次は、たしか碁会所へ。彫刻の花びらが素敵です。

 5番目は、たしか石橋へ。庭に石橋がおいてあります。ここの建物の中でも、幻想的な空間が味わえます。

 そして最後が、はいしゃ。家がエキセントリックな空間になっていました。


 その後は、自転車でしばらく移動して、屋外アートを見て回りました。こちらはもうなんというか前衛的なものばかりで、私にはなんとも…。割とシュールレアリスムやあのあたりの絵画作品は好きなのですが、どうも私は立体よりも平面の方が好きなようです。

 そんなこんなで一日目は民宿に戻ってゆっくり休息。私にとってはかなり久々にアウトドアな一日でした。

   *

 二日目は、私の疲れもありバスで地中美術館へ。美術館が地中にあり、館自体がアートという美術館です。この美術館の建築をした建築家・安藤忠雄さんは、有名な方のようですね。
 美術館自体が安藤忠雄さんの作品として、中には3人のアーティストの作品しかありません。クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3人です。 …が、すべてが空間を活かしたアートになっています(あるいは、モネについては、絵画を活かす空間となっています)。
 ジェームズ・タレルの、「オープン・フィールド」は8人ずつその空間に案内されて、その空間を体験するという作品ですが、一日目の南寺と同じくらいわくわくしました。…実は、南寺も安藤忠雄さんとタレルが手がけた趣向のようです。
 ウォルター・デ・マリアの空間は圧巻です。美術館に入る前にパンフレットをもらい、それにも紹介されているのですが、まったくその映像を知らずに見ることができたら、もっと感動したんだろうと思いました。パンフで見ていても感動でしたから。

 地中美術館を堪能して、お昼をとったりしてから、直島をあとにしました。

 泊まりがけの旅行自体が2~3年ぶりで、まずは旅行それ自体が楽しかったです。同じく同期と遊ぶのも3年ぶりくらいなので、懐かしく、いろんな話で盛り上がりました。
 それはとまれ直島の旅をふりかえってみると、良い島だなぁの一言。島の方々が親切で話し好きで、人とのふれあいも楽しめました。
 アートの方は、地中美術館がかなり良かったです。今回は、もう一つ有名な島の美術館、ベネッセ・ハウス・ミュージアムには行けませんでしたが、私は近場なのでまたの機会に行ってみたいと思います。





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Last updated  2008.10.02 06:35:36
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 Re:直島旅行記(10/01)   torezu さん
楽しい旅行だったようで、良かったですね。w
日記を拝見するだけで、何だか情景が浮かんでくるようでした。
直島という場所は聞いたことがなかったのですが、美術館が地中にあるなんて素敵ですね。w
シュールレアリズムの画家と時計というフレーズから、サルバドル・ダリの「記憶の固執」が思い浮かびました。屋外アートというのも見てみたいものです。
旅をすると心地よい疲れに包まれる感じがするかと思います。2日間の旅、お疲れ様でした。w (2008.10.02 17:15:18)

 torezuさんへ   のぽねこ さん
コメントありがとうございます。

本当は島の写真でもアップしたいのですが、デジカメも持っていませんし、携帯でもほとんど撮らなかったので、文章だけにしました。それでも情景が浮かんでくると言っていただけて嬉しいです。

ダリの絵は好きです。屋外アートは、たとえるならピカソのキュビズム作品を立体で表現したようなオブジェがあったり…。そちらはぴんとこなかったのですが、幾何学的なオブジェもあって、そういう作品は割合楽しめました。

穏やかな旅になって良かったです。

あらためて、あたたかいコメントをありがとうございました。 (2008.10.02 18:35:50)

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