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のぽねこミステリ館

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2015.02.14
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高田郁『八朔の雪 みをつくし料理帖』
~ハルキ文庫、2009年~


 舞台は、1810年代の江戸。料理人、澪さんが活躍するシリーズ第1作です。

 故郷、大阪で洪水により両親を亡くし、奉公先の女将・ご寮さんとともに、江戸にやってきた澪さんは、縁あって「つる家」で働くこととなりました。
 上方で好まれる味と江戸で好まれる味の違いになかなかなじめない澪さんですが、いろんな人のアドバイスを受けて、徐々に江戸で好まれる味の料理を作れるようになっていきます。
 小松原さま、医者の源斉先生、芳さん(ご寮さん)、「つる家」の大将種市さんと、素敵な人々に恵まれる澪さんですが、しかし両親を亡くしたエピソードはもちろん、江戸にきてからも辛いことは続きます。さらに、芳さん、近所でよくしてくれるおりょうさん・伊佐三さん夫妻に太一くんと、それぞれに悲しい問題を抱えています。
 汚い手で「つる家」に挑んでくる「登龍楼」など、いやな気持ちになることもしばしばですが、それでも、澪さんのひたむきでまっすぐな姿勢に、希望がもてます。

 本書の収録作は次のとおりです。
「狐のご祝儀―ぴりから鰹田麩」
「八朔の雪―ひんやり心太」
「初星―とろとろ茶碗蒸し」
「夜半の梅―ほっこり酒粕汁」






Last updated  2015.02.14 12:27:28
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