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のぽねこミステリ館

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2015.04.11
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高田郁『残月 みをつくし料理帖』
~ハルキ文庫、2013年~

 料理人・澪さんが活躍するシリーズ第8弾です。
 シリーズは全10冊、そろそろ終盤となってきました。今まで、とにかく辛い事件や出来事が起きていますが、本作では、今までに比べるとずっと、物語が良い方向に進んでいきます。
 それでは、今回も文字色反転で。

(ここから)
 又次の初盆のための料理に、何か…。澪さんは、高野豆腐(江戸の氷豆腐)を使おうと考えますが、なかなか江戸の人の口にあうものができません。試行錯誤の末、たどりついた味は…。
 しのぶさんが夫婦でつる家を訪れたときには、しのぶさんから、芳さんの息子、佐兵衛の居所の手掛かりがつかめます。詳細を知る様子のしのぶさんのもとを訪れた澪さんは、佐兵衛さんが抱える事情を知ります。佐兵衛さんは、母に会うためにつる家を訪れるのでしょうか。
 またある日。登龍楼の店主、采女宗馬から呼び出された澪さんは、宗馬から、登龍楼にこないかと言われます。激怒し、自分を引き抜くには四千両と啖呵を切った澪さんに、宗馬は賭を提案します。自分を納得させる料理を作れば、四千両を払うというのです。そこで、澪さんが考えた料理は?
 坂村堂さんは、父で一柳の店主・柳悟さんに、なんとか謝りたい、親孝行したいと考えていました。ある人物の結婚式で、それが果たせるかと思ったものの、口論の末、柳悟さんは倒れてしまいます。佐兵衛さんのことで恩を受けた芳さんは、柳悟さんの看病を依頼され、承諾し、そして…。
(ここまで)

 本作では、ふきちゃんも下足番から料理人見習いへと、仕事がかわります。りうさんが看板娘(!?)をつとめるのですが、これがまた良い感じで、ほのぼのします。
 最初にも書きましたが、物語は明るい方へ向かい始めました。残すところあと2冊、残りの物語も大切に味わいながら読み進めたいです。
 本書の収録作は次のとおりです。

「残月―かの人の面影膳」
「彼岸まで―慰め海苔巻」
「みくじは吉―麗し鼈甲珠」
「寒中の麦―心ゆるす葛湯」






Last updated  2015.04.11 14:23:18
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