カテゴリ:本の感想(な行の作家)
二階堂黎人『人狼城の恐怖 第三部 探偵編』 ~講談社ノベルス、1998年~ 『人狼城の恐怖』第三部、いよいよ蘭子さん黎人さん義兄妹の登場です。 それでは簡単に内容紹介と感想を。 ――― 1970年(昭和45年)。蘭子は、ドイツで起こった集団失踪事件という新聞の小さな記事に目をとめ、知り合いの記者に詳細の報告を依頼する。 時を同じくして、蘭子たちは《キリスト教会館》に呼ばれ、フランス行きを依頼されることとなる。 1971年(昭和46年)。蘭子たちは、ドイツで起こった集団失踪事件の詳細を描く記録を目にする(『第一部 ドイツ編』)。到底信じられないような事件にますます引き込まれながら、彼らはヨーロッパへ出発する。 現地では、さらにフランスで起きた事件も知ることとなる。そして、謎に包まれた人狼城へと近づいていく。 ――― 事件関係者が次第に浮き彫りになってくるなか、カギを握る人々が謎の死を遂げていたりと、第一部第二部だけでは事件が終わっていなかったことにもわくわくしながら読み進めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.24 13:53:26
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