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2016.03.30
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高田崇史『QED 式の密室』
~講談社ノベルス、2002年~


桑原崇さん、棚旗奈々さん、小松崎良平さんのトリオが活躍するQEDシリーズ第5弾です。
それでは、簡単に内容紹介と感想を。

―――
 桑原崇と小松崎良平の出会いのエピソード…。
 ある日、食堂で食事をしていた桑原は、同級生の弓削に声をかけられる。さらに、小松崎もそこを通りがかり、桑原たちは弓削が生まれる前に、彼の祖父母に起こった事件について話を聞く。
 密室状態のなか、弓削の祖父が殺されていた。部屋の目の前で電話をしていた祖母は、警察の取り調べに対して、人は誰も見ていないと答えた。状況からして祖父の自殺と片付けられた事件だが、弓削自身は殺人と考えていた。陰陽師をしていた祖父の弟子になろうとした人間が、式を使って祖父を殺したのではないか……。
 そして、安倍晴明たち陰陽師や式神の正体が明かされる。
―――

 これは面白かったです。講談社ノベルス20周年で刊行された「密室本」の形態で、ページ数も少ないですが、中身はとても充実しています。
 久々の再読だったのですが、途中でなんとなく真相を思い出して、薄ら寒い気持ちになりました。

さて、久々に引用を。
でも、熊つ崎。『雑草』という名前の草はないんだよ」(128頁)






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Last updated  2016.03.30 22:15:48
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