カテゴリ:本の感想(た行の作家)
高田崇史『QED 龍馬暗殺』 ~講談社ノベルス、2004年~ QEDシリーズ第7弾です。 それでは、簡単に内容紹介と感想を。 ――― 学会のため高知に行くことになった奈々は、龍馬フリークの妹・沙織とともに旅行に出かけた。大学の後輩と合流し、二日目は彼女の実家のある、山奥の村を訪れた。しかし、台風が直撃し、村は孤立状態に。合流した崇とともに、坂本龍馬にまつわる謎について語る中、村では事件が起こる。刺殺、そして首つり……。村に漂う異様な雰囲気の正体とは。そして、坂本龍馬暗殺の黒幕は誰なのか? ――― 西洋史を専攻していながら、日本史に疎いというあるまじき状況なので、幕末~明治維新の細かい人物像はほぼ知らない状況で読みましたが、龍馬暗殺の真犯人に諸説あるというだけでも面白かったです。そして、崇さんが提示する真相も、やはり説得力があるように感じながら読みました。 連続する事件の解決も興味深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.06 22:26:04
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