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のぽねこミステリ館

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2020.02.08
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青崎有吾『図書館の殺人』

~創元推理文庫、2018年~

 

 風ヶ丘高校の部室に住み着いている裏染天馬さんが活躍するシリーズ第4弾(長編としては第3作)です。

 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

 

―――

 早番で図書館に出勤した那須は、本をしまい忘れたと同時に出勤してきた同僚の上橋に出会う。二人が図書館に入ると、閉めたはずのドアが開いているなどの異変があり、また上橋が置いていた本もなくなっていた。二人が2階の確認に行くと、よく図書館を利用していた青年が、血を流して死んでいた。彼のそばには、「く」と読める、血で書かれたメッセージがあり、また、本の表紙のキャラクターにも、血で○が付けられていた。

   *

 裏染天馬は、警察からの要請で、アドバイザーとして事件の捜査に関わることになる。

 また、被害者の男性は、天馬の同学年の図書委員、城峰有紗のいとこだった。天馬は有紗にも状況を確認しながら、真相に迫っていく。

―――

 

 これは面白かったです。

 ミステリ好きの刑事、白戸さんの部下、梅頭刑事が初登場です。歯に衣着せぬ物言いや、独特の男性のタイプなど、楽しいキャラクターです。

 ​『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』​と続けて読んだこともあり、針宮さんの変化や、裏染さんへのとある協力も楽しく読みました。

 袴田柚乃さんと友人たちのすれ違いトークも絶妙で、シリアスなシーンと笑えるシーンのバランスがよく、飽きることなく読み進められます。

 さて、事件の方は、ダイイングメッセージはあるものの、死者が何を伝えようとしたかは分かりようがないという裏染さんの発言もあり(これは全く同感)、残された手がかりから丹念に真相にたどり着く過程にわくわくしながら読みました。

 これは面白かったです。

 

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Last updated  2020.02.08 23:08:08
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