カテゴリ:西洋史関連(日本語書籍)
ジャン・ピエール・ルゲ(井上泰男訳)『中世の道』 (2020.11.06読了) ・西洋史関連(邦訳書)一覧へお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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3月も2週間が過ぎましたね。そろそろ本格的に春の気配がやってくる、けれども例年のようにウキウキした気分にもなれない中、心の平穏は読書によって取り戻すしかなさそうです。
さてタイトルの「中世の道」の「道」が、騎士道とかそんな抽象的な「生き方」を示すのではなく、まさしく交通インフラとしての「道」だということに興味を惹かれました。 日本でも、芦原義信「街並みの美学」という名著がありますが、まさに建築家・都市計画家としての視点も含めて、西洋中世の往来の景観を記述した本は、現代との比較の意味でも、面白そうですね。 amazonで安価な古書が入手できそうなので、早速注文してみました。 今回も興味深い本のご紹介をありがとうございます。 (2021.03.12 16:33:06)
コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつも関連する文献をご紹介いただき、勉強になっています。 本書の原著の刊行は約40年前になるので、アップデートできる内容もあると思われますが、制度史的観点だけでなく生活に密着した観点からの叙述も豊富で、興味深い一冊でした。 (2021.03.14 12:50:23) |
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