西尾維新『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』
~講談社ノベルス、2005年~
戯言シリーズ最終作です。
以下、過去の記事をほぼ再録。
友との「別れ」、狐面の男の賭け、橙色と赤色の対決。「ぼく」のまわりでいろんなことがあったわけですし、これからもずっと続いていくようですが、「ぼく」はずいぶんかっこいいと思いました。本名を名乗るときも伏せ字で、結局、本編で「ぼく」の名前は明かされません。
中巻に伏線(?)がでてきて、本書のカバーイラストからもうかがえるのですが、そのあたりの事情がふれられないままの描写というのは、素敵でした。
デビュー作『クビキリサイクル』から『ヒトクイマジカル』までは、ミステリと呼べる要素もありましたが、『ネコソギラジカル』(上・中・下)はそういう枠を超えた物語になっています。
記事を書けていないこともあって20年以上ぶりに、戯言シリーズを読み返してみましたが、あらためて楽しめました。
(2026.03.12再読)
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