森博嗣『ηなのに夢のよう』
~講談社ノベルス、2007年~
Gシリーズ第6弾。
冒頭の登場人物表から明らかですが、今回はVシリーズとXシリーズとのリンクが楽しめます。
それでは、簡単に内容紹介と感想を。
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西之園萌絵、N大学大学院D2
10メートルを超える木の枝でぶらさがっている死体が発見される。
同級生の雨宮純に事件のことを聞いた加部谷恵美は、二人で現場を見に行った。すると、現場のそばに、「ηなのに夢のよう」と書かれたハチマキのようなものが落ちているのを発見する。
山吹たちとも現場を見に行くと、現場近くに「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬も発見された。
一連の事件との関係を気にしていた矢先、ボートでしか行けない島での首吊り、さらには反町愛のアパートのベランダでの首吊りと、事件は続き…。
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以下、文字色反転しておきます。
(ここから)これまでのGシリーズ作品でも、事件の謎がすっきりしないまま終わる作品がありましたが、本作はいよいよすっきりしないまま終わってしまいます。
が、物語は転換点を迎えます。
公安の沓掛さんから真賀田博士の研究施設の見学に誘われる瀬在丸紅子さん。
椙田さんと赤柳さんの再会(?)。
そして西之園さんは、W大学に助手として声をかけられたため、国枝先生から博士論文を仕上げるよう指導を受けます。(ここまで)
こうして、Vシリーズ、Xシリーズともリンクし、これからの物語の行方がますます気になる1冊です。
(2026.05.17再読)
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