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カテゴリ:フランス社会
報道ですでにご存知かと思いますが、フランスの次期大統領が決まりました。
事前の予想通り、社会党のフランソワ・オランド氏に決定です。 投票率は約80%。 得票率はオランド氏51.56%、サルコジ氏48.44%。 私には得票率がかなり接戦だったように思えますが、ニコラは離されすぎだー、と言ってました。 フランスは法律上20時まで報道規制がひかれていましたが、スイスやベルギーのフランス語メディアではすでにオランド当選確実が報道されていたし、各政党の大規模集会をつなぐ生中継では、社会党の支持者が集まるバスチーユ広場には急遽特設ステージと巨大スクリーンが登場。一方、サルコジ氏のUMP党支持者が集まるはずのコンコルド広場には観光客しかおらず・・・。 結果発表の前に、結果はある程度わかっちゃいました。 15日には17年ぶりの社会党政権発足です。 選挙から政権交代まで早い気がしますが・・・こんなものなんでしょうか? EUで合意済みの財政対策の見直し、失業対策のための公務員増員、ガソリンの値段(税金)の介入etc。 大きな政策をみるだけで、私にはえっ?と思えるものが多いのですが・・・。 ようやく少しは安定していたEU経済に影響を与えないことを祈るのみ。 財政赤字もどんどん増えるんでしょうね。 富裕層への課税を増やすといっていますが、彼の言う「富裕層」には「中間層」もばっちり入っているようで・・・。 タダでさえ税金が高いのに、これ以上あがったらどうしよう・・ 色んな援助を受けれる低所得者層でもなく、増税にブーブーいいながらも潤沢な資産がある超リッチ層でもなく、がんばって働いて普通の生活をしている中間層が影響をこうむるのは、どこの先進国でも逃れられないものなのでしょうか・・・ 5年間、社会党政権のお手並み拝見です。 写真は社会党支持者が集まったバスチーユ広場。(ロイター通信より) すごい人ですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年05月07日 19時39分07秒
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